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日本はイタリアの1カ月後を追っている

イタリア、外出禁止から24日目。封鎖当時ミラノ市内はまるでゴーストタウンかの様に静まり返り、世界の終わりのように感じたかもしれません。でも私は、3週間も経てば、今の生活にも慣れて来ています。これからは、失業の不安との戦いになるでしょう。

イタリアでは、物流に若干遅れが出ているみたいです。アマゾンも生活必需品の配送を優先し、嗜好品はアマゾンプライムでも遅れが発生していると聞きます。

日本は4月2日の段階で、2495人の感染者数。ちょうどイタリアの3月4日の状態。
イタリアは感染者が
3月8日 6387人でミラノ封鎖。
3月10日 8514人でイタリア全土の封鎖 に至りました。
今の日本はイタリアの約1ヶ月遅れぐらいでしょうか。

日本政府は、ここ1週間が勝負であり、また「フランスがやっているようなロックダウンが(日本で)できるのかといえば、それはできない」と答えています。

諸外国を見れば、感染者は増え続ける一方で、日本だけが感染拡大を防げるとは思えませんし、今後増え続ければ日本も欧州の様な大胆な閉鎖に至るでしょう。

また、コロナショックの水面下で各国の覇権争いが行われているのも事実です。敗戦国である日本は、戦勝国からの圧力もすり抜けていかなければなりません。彼らは、日本にぬくぬくと経済活動を続けさせてくれるのでしょうか。

個人的には、感染拡大は防げるとは思えないので、ロックダウンする前提で準備をする必要があるかと思います。

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イタリア新聞 La Repubblica より

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