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ちょっとした相談先があると解決できちゃうことが多いんだけどね

「ちょっと聞きたい」
「ちょっと言いたい」
それがなかなか難しいこの頃。
まあ、職場にもよると思うのだけど、余分なことしゃべるな、って空気のとこ、結構多かったり、若い人の方が話しかけられるの嫌がってチャットにしてくれって言うとかもある。改まって相談…っていうのもねってなる。
「仕事の話はしますよ」
うん、それほぼ確認とか指示を仰ぐとか、ようは業務連絡みたいなことだったりしない?
それじゃないんだよ。

私に相談してくださる方の「これどうしましょう?」という内容について
「…それ、上司か誰かに聞いてみました?」と問い返すことがよくある。
そうすると
「聞いてません。忙しそうで聞きにくくて」とか「こんなこと聞いていいんでしょうか」とか「自分でまず考えてから聞けって言われそうで」とか、そんな答えが返ってくる。
私に聞いてくれるのはもちろんよいのだが、それ、なんなら立ち話3分で終わるようなことだったりする(私が答えるには状況を聞かないといけないので10分くらいはかかるけど・笑)。

上司に聞けなくても、同僚、先輩にちょっと聞いたら済みそうな話も多い。

仕事じゃなくても、
「…で、こんな風に考えちゃうのって私がおかしいんですか」という話もよくあって、答えが「そりゃ大変でしたよねえ」で済むこともある(笑)。

もちろんそういう入り口から入って、もっともっと深いお話が出てくることは通常モードなのだが、それはそれとして、冒頭のいくつかの悩みというやつは、ちょっとした相談先をもっと気軽に使えたらいいのに、ということが多い。その結果相当ぐるぐる遠回りしたり、無駄に心を痛めたり、ってしている人が多い。
そもそも解決しなくていいような、ちょっと口から吐き出したら済んじゃうようなこともその中にたくさんある。

私はたまに自分のことを「バーチャル上司」なんて言い方をしてきた。
なんて図々しいんだと思うけれど(笑)、心情的にはほんとそうなんだよね。そこにはキャリア心理学的なもの、カウンセリング技法っぽいもの(それぞれ深いし全部知ってるわけではない&得意不得意もある)、じゃないものがたくさん含まれている。
なので、ときにカウンセラーとかコンサルタントっていうより、「隣の先輩」「世話好きな親戚」になってることもあるよね(笑)。

ある程度継続的に(毎月)話を聞いているクライアントさんがいて、そこではよく「職場でこういうことがあって、こんな風に迷って今どう考えたらいいかわからなくて」という「今」の話が出てくる。そういう方にとってはきっと、このちょっとした相談が重要なんだろう。そして同時にその人にとっては「これは人に相談していいことなんだ」という感覚がなかったってことも多い。

みんなものすごく一人で考えちゃっている。
重くて深刻でにっちもさっちも行かなくなってから相談する、のではなくて、ちょっとしたささやかな、でも小骨が引っかかってるみたいなときに、人に相談するってことが出来ると楽なんだけどな。
それをまず、上手く聞けないのなら、どのくらいのものをどう相談していいかわからないのなら、まずはそのことを相談に来てくれていいのにな、と思う。「どう聞いたらいいよ」「こんなふうに切り分けてみたら聞きやすいよ」なんていう「相談のお作法」もお伝えできるから。

そうそう、
今読んでいる本「ふつうの相談」が面白い。精神分析などがご専門の心理士さんの本なのだが、ああ、私がやっているのはこの中の「このあたりをうろうろとしていること」なんだなあ、とわかって妙に納得したとこ。


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