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6.10 壁打ちの会 #007 村上さん 3回目【前編】

こんにちは。
WORLD CAFE by まちの企画室
チームA副部長のシバタです。

今回は、壁打ちの会Newメンバーエントリー#007 村上侑希さん(以下、ゆきさん)の紹介と壁打ちの会 3回目の内容ご紹介します。

壁打ちの会とはメンター(壁打ち相手)である丸山部長が
これまでの数々の事業を成功に導いた経験に基づいて作成された
「mmm (Maruyama Marketing Method)」に沿って展開されます。

「mmm」の1つである事業プランシートをエントリー者が埋め、初めは荒削りでも数ヶ月に渡り壁打ちを行い完成させる事で、事業構築の根幹となる基礎部分を固め、現実的な事業実現へと伴走すると言うもです。

そして、本編に入る前に前回の内容はこちら☟☟

そして、ココから本編に入りますが、
まずはゆきさんの資料からです。
それでは早速どうぞ~



【丸山部長、参加された応援者からの助言、質問】
丸山部長:
目的フェーズで、前回、前々回と結構時間を使ったと思います。一回目経て2回目があって、「そのまま進んで良いのか?」という思いもあって、色々な人の意見を聞いて、整理がついたというところだと思うのですが、ゆきさん自身もしっくり来ているかと思うのですが、本当の最終的には「子供たちの心を育み幸せになってもらう」という事で、ただプロセスや、やり方やアプローチのこだわりとして、そのためには「親、ママパパの心を満たす」というところがないと、というのがゆきさんの強いこだわりだったと思います。
それを今回「無くした」という事ではなくて、目的達成のところで、「手段手法入れよう」といった整理の仕方、その気づきは今回に置いて大きかったのではないかなぁと思います。

それで言うと、「目的フェーズ」は一旦クリアしたという事で良いのではないかと思います。その上で「戦略フェーズ」が大事になってくるかと思います。
ココで戦略フェーズを一旦整理すると、「誰に(WHO)」「何を(WHAT)」の部分ですね。
あるいは、ターゲットと提供価値というような、これを決めていくようなことが戦略フェーズになっていきます。
その後に、あるのが「手段手法」を考える戦術フェーズですね。

戦略フェーズに大事な概念としては、「選択」と「集中」なんです。
目的は一つに当然ながら、決めてしまった後に、戦略フェーズは一つから二つ、なるべく変更なしということなのですが、色々と沢山ここでやろうとしてしまうと、バラバラしちゃって危険だよね、という事なんです。
一個なら一個、せいぜい二個だよ。三個はないよ。ぐらいな感じ。
それが、「選択と集中」という概念で、「やる事を絞っていこうよ」というスタンスです。
「目的を達成するため」の「誰に」「何を」の部分で、明確にするための大事な概念なんです。
ついでにその後の、戦術フェーズの話をすると、たくさん色々あって良いし、失敗からの気づきもあって良いと思うんです。いろいろなやり方を試す感じでも良いし、考え方もいろいろあって良いよ。という事ですね。
戦略フェーズはそうはいかない、「目的」に向かっての「舵切る」ような感じなので、一旦引き返そうとかやっぱり変えようという事ができないのが戦術フェーズです。
なので、そういう意識の下で、この場で話して行こうかなぁと思います。

まずは、ターゲットの話で、まずはここで決めておきたいのが、メソッド的には、広い意味での広域ターゲットをとらえていきたいのと、その中で広域ターゲットの中にあるコアターゲットは誰なんだ、というのを意識して、イメージをしながら行きましょうというのがあります。
子育て世代の親子という、広域ターゲットのポイントとしては「お客様になり得る」という人で良いと思うんです。逆にお客様になり得ない人もいて、ゆきさんのプロデュースするものにお金を払って見ることはない人達もいて、そして、一方払う人もいる。その線引きは意識して生きたのですが、当然ながら、こういうエンタメ事業とかショービジネスと言われる、ライブ、コンサートの中で言うと例えば音楽とかダンスとかミュージカルとか、音楽の中でもいろいろなジャンルがあって、ロックとか、K-Popとか、興業の中にもいろいろあって、コンサートライブ企画制作の中でも、エンターテイメントの中でも、そこにチケット代が設定されていて、SS席が10,000円で、S席が8,000円でという、自分も大きい市場の中にいるんだみたいな意識も必要なんです。その大きい市場の中でもどの辺にいるのかのポジショニングを意識することも大事で、先ほどのメソッドの②のフレームワーク市場分析とか戦況分析とかがこの後出てくるのですが、その中でポジショニングマップというものがあって、大きいエンターテイメント市場の中で、自分はどこにいるんだ。みたいなことを把握することが重要なんです。
当然ながら、いまゆきさんがイメージしている、ファミリーコンサートの自主企画製作がnico't momsも含めてのミュージカルコンテンツは皆さん想像しているかと思うのですが、そのジャンルの中でもおそらく本格的なもので言うと、劇団四季とか宝塚とか、そういうような人たちもポジションのどこかにいるだろうし、村上侑希プロディース会社はその中のどこにいるのか、そういうイメージかなと。
そんなこんなでゆきさんのイメージとしての広域ターゲットは「子育て世代」という設定をしたので、まぁ半分くらいは良いのでないかなぁと思うのですが、大きい市場の中でどこら辺がターゲットなのか、みたいなのが加わっても良いのかなぁと思いますね。
こういう市場のこういう人たちをターゲットにします。みたいな感じ。
広域ターゲットは狭めなくていいんです。とらえておけばいいだけで。「お客様となり得る人たち」くらいの感覚での設定なので。
それで大事なのが、その中の「市場」が大きい海だと思ってもらって、その大きい海のなかのピンポイントで「この島」みたいなのが広域ターゲット。コアターゲットはその「島の中の人」みたいな、「点」にしたときに、コアターゲットは一番そのビジネスをやっていくうえでど真ん中、中心でとらえていきたい、そんなターゲットなんです。
なので、色々な言い方はあるのですが、例えば「ロイヤルカスタマー」といか言ったりするのもココですね。ロイヤルカスタマーは「優良顧客」という意味なのですが、つまりどういう事でしょう?

ゆきさん:
ロイヤルカスタマー、、、凄く沢山利用してくれる、お客様。。。?

丸山さん:
合ってます合ってます。
なので、まぁいろいろな世界のロイヤルカスタマーという表現で言うと、例えばヘビーユーザーみたいな人とか、超リピーターさん。コアなリピーターさん。その辺が、まさに「コアターゲット」という事ですね。
加えて言うと、マーケティングの世界で言うところの「ロイヤルカスタマーの存在」ってどういうことかというと、その事業の例えば100%が売り上げだったとしてその中の広域ターゲットの割合というのは100%の15%くらいなんです。コアターゲットを除いた広域ターゲットが売上100%中の15%くらいを占めていると言われています。この話は売り上げの話なので、このターゲットの中でもゆきさんの興行に一度もお金を払ったことがないという方は入っていないんです。つまり何が言いたいかと言うと、コアターゲットと言われる人たちが85%を占めるんです。実は、その事業とかそのブランド、商品を支えているのは一部のふと客だという事です。熱狂的な一部のファンが、そのサービスのリピートをし続けていたり、高単価なものを購入してくれていたり、これはいろんなジャンルにおいて、そうなんです。
それゆえに、コアターゲットの設定って、メチャメチャ大事なんです。ずれてしまうと、目的や戦略の部分にもずれが生じるという事なので、致命的になるんです。そういう意味でも、「コアターゲット」ってどういう人なのか、メチャメチャ考え抜いて、しっかり設定するという事がとても大切なんです。
その上で、ゆきさんがターゲットに設定しているのは、
①育児がマンネリ化している親
②気軽に子供と特別な日を過ごしたい親
まぁ「親」という事が一つのポイントかなぁと思いますが。

ゆきさん:
そうですね。。。ここの書き方もちょっと悩んでいます。

丸山部長:
そうですねぇ。ちょっとこの場合どう表現することが良いのかなぁというのもありますが、一旦、ココの人たちがゆきさんの85%を占めるお客様になるという事ですよね。それでいいかどうか、、、という
後で皆様の意見も聞いていくのですが、前提そんなところですね。

で、コアターゲットを決めた上で、そのコアターゲットにゆきさんがお金を十分に払ってくれる提供価値、価値を提供する必要があるのですが、ここで一旦、そのコアターゲットが抱えている課題感を考えてみようというのがワンクッションあって、その後に提供価値なんですね。
なので、コアターゲットがずれていないことが重要だし、ずれていないちゃんと捕らえられたコアターゲットの、コアターゲットを想像した時に、何に不満を感じていたり、何の課題を持っているのか、まずはそれを捉えていく必要がある。できれば、それをダイレクトに解消できる価値をゆきさんが提供できればいいよね、そんな話です。

なので、このストーリーの流れで、仮にコアターゲットに課題がなかったとするじゃないですか。そうするとビジネスにならないと思ってもらった方が良くて、ビジネスというのは、やはり何かを解消するという事が大事なんです。その人が持つ、既存のサービスや競合の何かに満足しきっているのであれば、「それでいいや」とそっちに流れてしまうんですよね。
それだけだと、なかなか解消できていないというところを見つけるのがビジネスセンスとして大事なんですよね。なので、ここでいう「課題感」。コアターゲットとセットで、コアターゲットが抱える課題感を見つけることが大事です。

もう一度、ゆきさんの言うコアターゲットを見て見ると、、、

①は解像度高くて、良い表現かとおもうのですが、親が抱えている共通の課題感とかそういう事だと思います。
この辺を皆さんで考えていきたいなぁと思います。
この次のページでゆきさんがそんなコアターゲットに対してどんな価値を、提供できるのかというところですね。
ココではきれいに「この課題を解決します」となれば良いかなぁとおもいます。

おそらく、ゆきさんも誰しもここで「今できること」と書きたがると思うんです。自分の身の丈で考えてしまうというか、、そこはビジネスにおいてで言うと、少し背伸びして良いんです。そこに本当の解決が見えたときには、そこを目標として「自分が成長してできるようになれば良いんだ」とか、「私一人だと難しいけど、仲間といっしょだったらクリアできるんじゃないか」とかそういう風に考えることが大切なんです。
あんまり突拍子もなさすぎると、「それは現実的に無理なんじゃないか」という事になるけど、ちょっとだけ背伸びして「本当はこの課題感持っている人の解決法はこれだよね」という発想を、自分が現在持っている能力とか、自分が今できる事以上の事を考えていいんじゃないかなぁというのが、提供価値なんです。
ゆきさんのビジネスは今始まったばかりなので、「今がんばったらできる事」ではなくて、「これからできるようになる事」として考える必要があるんです。
というところですかね、本日の本題は。

では、そんなこんなで、ターゲットあたりから決めていきましょうか。
目的はあくまで最終は「子供たちの笑顔の為に」という事になったんです。あとは「エンターテイメントを通してという」そこはゆきさんの想いとしてはブレないんです。
色んな世の中のアプローチってあるんだけど、ゆきさんのアプローチは「エンターテイメントを通して」という事は決まったんです。
という上での、ターゲット、コアターゲットは皆さんどう思いますか?という事を聞いてみましょう。

ほっちょさん:
こないだ見に行ったのですが、ハコ、できる場所はいろいろできる事があると思うのですが、そういう風に考えるとターゲットも決まるのではないでしょうか?

かおりさん:
自分の中の咀嚼力が足りないので、整理したいのですが、ターゲットは広域の親子で、その中のコアターゲットが「マンネリ化した親」課題感を抱えた親、その先にある目的にあるのが「子供達の笑顔」であって、今言っているターゲットで目的を果たすという事で合っていますか?

丸山部長:
そうです。

かおりさん:
それは置いときつつ、思ったことを言うと、コアターゲットの中の優良顧客というのが、ビジネスの上での利益を得るうえでの優良顧客であると思うのですが、それがイコール親なのかなぁという疑問が私の中に湧いていて、、、
例えば、「体験格差」という問題がひとつあって、「夏休みとか色々行かせたいけど、お金がないので、旅行も行かせられない」という課題があって、そういう格差をいろんな企業が取り組んで、NPOに支援をして、そういう格差を減らしていこうといった活動があったりするんですが、その場合はターゲットは親ではなくて、そういう課題感を持っている企業が「優良顧客」になり得て、自分たちの福利厚生にしたりとかあるのかなぁと思ったり、あとは、イコール子供がいる親だけなのか、というとそういうわけではなくて、例えば妊活して、なかなかうまくいかなくて、でも子供たちの幸せを願っている親は沢山いるので、そういう親も含まれるのかなぁと思ったりしました。
ターゲットとしてはすごくいいなぁと思ったので、その先にもう少し広がって、アタックしてく場所がいくつかあるだろうなぁと思って、伝えてみました。

ゆきさん:
「体験格差」は私もなくしたいなぁと思っていて、スライドには書いていないけど、入院している子供達にもにもどうにかして提供したいと思っていますし、あとは乳児院とかの子供達にも見てもらいたいという思いもすごくあります。
そこもどうにか、上の目標とかもあるんですよね。

かおりさん:
それで言うと、企業だけじゃなくて、区役所とか行政にも力を入れていく必要があると伝えれば、川崎市とタッグを組んだりとか、そういうのはあるかなぁと。

ゆきさん:
ありがとございます。

丸山部長:
今の意見、良い意見だなぁと思ったので少し差し込むと、今あげられた人たち、ジャンルとしていくつかいたと思いますが、ゆきさんのビジネスで言うと、ステークホルダーとか、ターゲットの話ではなくて、ビジネスを回していくために関係していく人たちだと思うんですよね。
行政とか企業とかで言うと、ターゲット話というよりは、ステークホルダーに属されるのかなぁっていうのと、あとは、ゆきさんさ今言った、入院している子供達とか、普通の親子と同じようなそういう機会がない子たちという人たちも実はターゲットになり得るとか、格差でというので、経済的なのか何かしらの理由で少しそういう機会が少ないという人達へという思いがあるのであれば、それを書きだすのは必要なのですが、その上でコアターゲットを設定する上で、序列が必要で、一番狙っていきたい層で言うと、ビジネスの性質として「入院している子たち」が一番というビジネスもあると思うんです。ビジネスの性質としてね。それはそれで素敵だと思うのですが、ビジネスとして狭まってしまうところはありますよね。難しいところだと思うのですが、「そういう人たちは利益になりにくいから切ろう」という事ではなくて、「切る」という事ではないんだけど、正し、メインではないという序列をつける。厳しい話かもしれないけど、そういう事をしていくのも経営者としての仕事なんです。それを3番目に置いています、4番目に置いていますみたいなことは必要だと思うのですが、、、
今、パッと出たターゲットの種類で言うと、とらえていくべきだなとは思うのですが、①なのか、②なのか、もしくは③④なのか、、、
そういう風に考えていく事も大事かなぁと思います。

ゆきさん:
私自身もその思いはありまして、
もう一つ付け加えると、障がいがあるお子さん、お子さんに対してのコンサートを広げたいという目標もあります。
現在、障がいを持った子にダンスを教えているのですが、「こんなに笑顔ではつらつと動いている姿って〇年ぶりに見ました」という声を頂いたりするので、それだけエンタメの力ってすごいんだなぁと感じていて、そういうエンタメが好きな障がいのある子がいる親御さんから、普通のコンサートに行くと、「動いちゃダメ」とか「しゃべっちゃダメ」とかそういうのがあってなかなかいけないから、こういう場があってうれしい。という意見もあるので、すぐにではないけど、そういう風にも広げたいと思っています。

丸山部長:
それで言うと、ハンディキャップを抱えた子供達、、、、障がいだけではなくて、、例えば親がいない事か、死別だけではなくて、離婚で居ないとか、色々な事情がある子供達も、なんとなくですが、普通にエンタメに触れる回数も限界がある場合がありますよね。あとは、経済的な理由で、、さっきの格差の話とかも含めて、、何でしょうね、何かしらハンデを抱えるみたいな、今のゆきさんの話から考えると②番目くらいにあっても良いかもしれないですよね。
そこはちなみに、①と②は似ているんですよね。
そうすると、①と合体させてもいい気もしますよね。そしてさらに言うと、①のターゲットの表現に提供価値も含まれている気がしていて、、、ターゲットというか、、、要は「こういう人に、こういう提供価値を与えたい」と。そうだとね。「戦略は絞ろう」とか「シンプルに」という意味でも、一つなら一つで良いかなぁと思うし、あるいは、今言ったハンデの抱える子たちというのはゆきさんがスライドに挙げているターゲットの①と②と全然違うと思うんです。そのハンデの子たちを②に掲げるのすごくいいと思うんですよね。

ゆきさん:
なるほど、、、なんかいいですね。すごく広がりました。

丸山部長:
この話って、基本的にチケットなどを買う人がこの場合だととらえるべき話なんだけど、直接見る人とか、直接該当しないかもしれない親子とかも、ゆきさんのビジネスにおいてすごく重要なのかもしれないなぁと思いました。
その辺は戦術論の話でももう少し深く話できたらいいかなぁと思いました。

少し質問の仕方を変えますが、やはりコアターゲットが大事だというところで言うと、ゆきさんのやろうとしているビジネスにおいて、今ゆきさんがとらえたいコアターゲットというのが、結構本当に、この辺でも日本全国的に見ても、よくあるというか、多くいる親子の事を指していると思うんです。
「育児がマンネリ化している親子」というのが、子を持つ親だとしたら、「うちも」「うちもそう」みたいなのがあるのかもしれない。
何が言いたいかと言うと、Youtubeをずっと見てたりとか、子供にあまり良いエンタメ体験をさせてあげられていなくて、Disneyとか劇団四季とかはハードルが高いので、ちょっとした休日くらいだと、遠出もできないし、そういう機会も少ないよね、じゃあどうなっているかというと、都会にいる親子で言うと、あまり自然のある遊び、「キャンプでも行こうか」とかもちょっとハードルが高かったりとか、そうすると、皆さんどんな日々ですか、どういう親子ライフですか?みたいなところで言うと、現実は厳しくて、子供うるさいから、とりあえずSwitchかスマホでも見ててもらって、そうすると静かになるから、大体そうしています。みたいな、、、
そういう場合もあると思うんです。頭ではわかっていると思うんです。ゲームとかYoutubeとかじゃなくて、もっと教育とかもっと違う機会を子供と一緒に共有したい。という思いがあるのですが、なかなかそんな日々はない。というのが結構あると思うんです。そこに対して、ゆきさんがその課題感に対して解決できる価値が提供できればそこはすごくいいなぁと思っていて、
コアターゲットとして、そういう風に設定しているゆきさんですが、他に何かそういうターゲット設定の提案とかあればと思うのですが、いかがでしょうか?

水野さん:
少し理解していなくて、的外れな事を言ってしまったら申し訳ないのですが、ゆきさんのインスタとか改めて見させてもらったりしていて、、、
ちょっとだけ、辛口になってしまうのですが、劇団四季って私も何度か行ったことはあるのですが、正直に言ってしまうと、「心底楽しい」と思ったことはなくて、でも行きたくなっていたのはブランドだからであって、劇団四季に行っている私が素晴らしい、という理由でいくのですが、、
やはりブランド価値があるので、大人はわからないですが、純粋に楽しんでいる人たちって意外と少ないのかもしれないなぁと思うのですが、
そうすると、劇団四季みたいなものを安く体験できるっていうのに、本当に行きたい親はどれくらいいるのかなぁと思うんですよ。
要は、ブランド価値自体は下がるわけじゃないですか。劇団四季よりは。
私みたいな下世話な人間は、「劇団四季に行っている」というプライドが満たせられないと感じてしまう。
で、逆に、ピョーロランドの方が、私も楽しかった経験がありますし、友人も楽しかったと言っている人がいたし、そうすると、ピョーロランド的なものを身近に体験できるという方が、子供も楽しめると思うし、そっち側に寄せた方が良いのかぁと感じてしまいました。

ゆきさん:
劇団四季と言ってしまっているのは、「元、劇団四季」ってつけないと集客にならなかった経験がありまして、「元劇団四季ママたちが送る~コンサート!」ってつけた方が明らかに集客の方が明らかに上で、それを付けないと赤字になるくらいの集客になってしまうから、苦肉の策というか、集客の為に「元劇団四季ママたち」とつけているだけであって、なので、堂なんでしょう。

丸山部長:
うーん、、、、今話のベクトルがいくつかあると思うのですが、そもそもで言うと今水野さんが挙げた話が、「劇団四季」がたまたま水野さん自身が心底楽しめなかったという話があって、どちらかと言うと、親心としてそういう興行、エンタメに対して言うと、そういう心境なのではないか、ミュージカルに対して前提がある気がしたのですが、、、

水野さん:
劇団四季には子供を連れていきたい親がたくさんいると思うのですが、それよりライトなものに連れていきたい、、という、、、

丸山部長:
そうなんですよ。そこをまさに整理したいのですが、、、
まずは劇団四季で言うと、俺の意見ですが、2タイプいると思うんですよ。劇団四季はクオリティは最高級なので、大人でも楽しめるような「本物
」を見せてくるので、、、ファンは大人のファンもいる。
ただ、水野さんは好きじゃないというだけなのかなぁというだけであって、、、
でも一方、水野さんのように、親としてみたいモノではないけど、劇団四季のように本物を子供たちに見せたいという思いの親もいて、そこを両方取れているのは劇団四季だと思うんです。
で、四季がそうだったとして、ゆきさんがやろうとしていることは「親向けなのか、子供向けなのか」そういう話もあると思うんです。なので、劇団四季と同じことをやろうとしているのではなくて、そもそも、ただ、売りとして「元劇団四季」というのが箔が付くので、そういうだと使っているよという話なんです。
大事なのは、ゆきさんがやろうとしているエンタメは目的の話にもつながるのですが、企画の内容がどこ向けなの?という事で、そこにずれが生じてはいけないので、その時に劇団四季と同じような事をやろうとしているのか、それとも全然違う企画をやろうとしているのか、そこはまだ触れていなかったので、改めて聞いてみようと思うのですが、、、
というところで、ようやくベクトルがそろうと思うのですが。

ちなみに、企画はどのような事をやろうとしているのでしょうか?

ゆきさん:
企画は、劇団四季と同じような事をやろうとしているわけではなくて、今動いているnico't momsが「本物」のエンターテイメントをもっと身近に見せれるようなファミリーコンサートを目指しているのですが、そこは基本的にはブレないかなぁと思います。
それ一本でいくわけではないので、「気軽に見れるテーマパークショー」みたいなのも考えているので、、、だから手段手法なので、1つだけじゃなくていいんですよね?戦術フェーズの沢山あってOK、変えてもOKというところの一つに「劇団四季ママたちが送るファミリーコンサート」がある。その一個のコンテンツなだけであって、他にもアプローチしたい、その「テーマパークショーが身近に見れるよ」とか、「パレードがあるよ」とか「楽器演奏が楽しくエンタメとして見れるよ」とか、色々考えていきたい中の一つという感じですね。

丸山部長:
まぁ、その企画内容のジャンルはいろいろ考えていこう。ということですよね。

かおりさん:
一つ意見いいですか?
水野さんみたいな意見の人ってきっと一定数いて、そういう人たちの心を以下につかむかによって、広域ターゲットに広がっていくかと思うので、その劇団四季ではなくて、ピョーロランドが良いと思った理由を、改めて聞きたいなぁと思ったのと、
その劇団四季で払っている12,000円の価値と、ゆきさんに払う3,000円の価値は、色々な軸で見ると結構似ているんじゃないかなと思うので、価格的な価値と、得られる読後感みたいな終わった後の感覚って似ているのではないかなぁと私は思います。
なので、劇団四季じゃなくてピューロランドが良いと思った理由を聞きたいなぁと思いました。

水野さん:
そうですね、、、、
まず、劇団四季と比べると、圧倒的に安いというのがあって、他のそういうコンテンツからしたら、ちょっと高いなぁと思っています。
ピューロランドはあえてこの言葉を使わせてもらうと、「本物」ではない「偽物」のエンタメだと思うんです。結局はキャラクターショーが好きなだけであって、それを身近で子供たちが体験出来て、そういうのは達が喜ぶだろうな。という。
キャラクターの世界を身近に感じられる、体験できる。
子どもが行きたい行きたいといって、親がお金を払う姿というのが想像できるというところですかね。

ゆきさん:
子どもが行きたがる、というところから、親もつれていきたがる。みたいな感じですかね?

応援者さん:
すごくまとまっていて、凄いなぁと思って見てました。
僕が思うに、子供って勝手に幸せになっていくと思うんですね。その目的のところで「幸せになってもらう」とあるかと思うのですが、ココの部分ってもっと掘り下げれるのはないかと思っていて、「幸せってどういう状態ですかね?」というところを掘り下げるともっとターゲットが具体的になってくるのかなぁと思っていて、逆に反対軸で、どうなってほしくないのかなぁと言うところも見ていくと、「こうはなってほしくない」というのがあったり、その辺をもう少し掘り下げると良いのかなぁと思うのと、
決済権は結局親が持っているので、子供の事はあまり考えなくていいのかなぁと僕は思っていて、まずは、保育園に営業をかけてしまって、保育園に行ってやる。現状の提案している、ビジネスだと土日稼働だと思うんです。
収益構造で考えると、平日稼働を考えると「保育園に行ってしまえばいいよね」というのが一つ。
ターゲットの「育児がマンネリ化している親」で言うと、②と違うかなと思うので、まぁ手段の話になるのですが、その育児がマンネリ化している親用のコンテンツを土日どっちかでやって、最後の方に出ていた「団員募集」でそこの人たちを巻き込むと、収益構造で考えると、現実味を帯びてくるのかなぁと思って見ていました。

ゆきさん:
そうですね。。。。えっと、、どっちから言おうかな 笑
まずは、保育園への出張コンサートというのはもう既に考えていて、それと主催コンサートを一緒に考えてしまうと、事業が二つ同時に進行しているような感じになって、ターゲットもブレブレになるんです。今は一旦、自分たちが企画してやる主催コンサートを進めるための話として、コアターゲットの話をしているんです。

かなこさん:
私も聞いていて、ターゲットが「育児にマンネリ化している親」でYoutubeとかを見せてしまっていて、という親だと思うのですが、私はもともとミュージカルのようなエンターテイメントが好きなので、連れていきたいと思うのですが、体感でママ友とかに「ニコット見に行こ」と話しても結構反応が薄い。なので「世の中の人たちって、こんなにも腰が重いんだ。じゃあいこいこ~みたいなエンタメに対しても、興味のある人たちばかりじゃないんだなぁ」っていうのを感じていて、だからこそ、Youtubeとかゲームにもよしとしちゃっている人が、何を見て見に行こうと思うのかなぁとそういうところが心配というか、、、
チラシとかを見たところで、アクションが起きないのではないかなぁという心配を感じました。

ゆきさん:
なるほど、、、

丸山部長:
自分自身はコアターゲットだとおもいましたか?

かなこさん:
思いました。

丸山部長:
そういうちょっと、子育て世代の親子であり、子育てのマンネリ化、ちょっとそこのこれで良いのか、、、みたいな、、、

かなこさん:
それで言うと、私は見るとすごくリフレッシュするし、楽しいと感じるけど、一緒にいる主人は先ほどの水野さんみたいにちょっと引いた感じはある。

ゆきさん:
パパはね、、、私もどうしたらいいのかわからないなぁという思いはあります。

丸山部長:
だから本当、そこをもっと紐解いていく事がこのビジネスは重要だなぁと思いますよね。。。

シバタ:
私からも一言、、、、

丸山部長:
ちなみに、コアターゲットになりますか?

シバタ:
なり得るかな思います、、一応エンタメは好きなので、、、、

丸山部長:
あ、ちなみに「エンタメ好き」はコアターゲットじゃなくなったんですよ。そこもゆきさんの前回から整理されて、、、前はそこは言っていたのですが、、、

ゆきさん:
単純に、すぐに来てくれそうな人だったからなんです。そういう理由でコアターゲットにしていたのですが、もっとライトに来て欲しいと思っていて、支援センターのちょっとしたイベントに行きます、みたいな、、、
イベントを探している人たちにも来て欲しいなぁと思うのですが、、、

シバタ:
それで言うと、今の私はコアターゲットではないかもしれないです。
マンネリ化は感じていなくて、むしろスケジュールに追われていて、、、
常に連れまわしている状況なので、、、
なのですが、少し昔を振り返ると、やっぱりマンネリ化していて、行く場所がないなぁという時期はありました。それがどういう時期だったかと言うと、前回の話にも出ていた、0歳から1歳の間、、、いわゆる、職場復帰するようなおかあさんだったら、0歳の間は社会から離脱というほどでもないですが、少し離れて子供と向き合ってみたいな時期を過ごすので、そういう時期は私もいわゆる「マンネリ化」していて、「あー次なにしよー」みたいなのが、休日だけではなくて平日も起こっていました。
先ほど、「ゆきさんのビジネスは休日がメインだ」とおっしゃられていたかと思うのですが、、、そのターゲットで0歳~6年生の子を持つ親であれば、0歳~が含まれるのであれば、平日に稼働というのは全然あり得るなと思っていたし、そこは日々何かイベントを探して、「何かないか」と捜し歩いていたなぁと言ったことがあります。
プラスして、私は水野さんとは逆で、劇団四季でメチャメチャ感動した人なので、「こういう人もいるよ」という一例でとらえて欲しいなと思うのですが、私はもともとディズニーがめちゃめちゃ好きで、映画上映されていない話もDVD借りてみるくらいディズニーには助けられたなぁと思っていて、それを、劇団四季で、リアルで、この重力がある中で、あのファンタジーをどう再現するのか、、という、そのワクワク感がめちゃめちゃあって。
それで実際見に行くと「うわぁ、こんなに細部にまでこだわって!!頑張ったねぇ!こんなに良いものを見せてくれてありがとう」という、元のストーリーとか制作背景とか知っているからこそ楽しめたよみたいなパターンもありました。
それが、ゆきさんがやろうとしているところでどう反映されるのかがわからないのですが、もともとストーリーとか脚本とかあるわけではなくて、、というところからするとどうなるのかなぁ、と思っているのですが、
でも私も一度だけゆきさんのパフォーマンスを見させてもらったことがあって、その時はタダで屋外で見させてもらって「こんなクオリティの高いパフォーマンスがただで見れるなんて」と思った印象はあります。
まとまりがなくなってしまったのですが、今「元劇団四季」として謳っていて、でもいつかその「元劇団四季」がネックになる日が来て、手放さないといけなくなる日が来るのかなぁと思ったりとか、でも一定のクオリティが担保されていれば、こういう母親は育児にマンネリ化していて、手あたり次第に探しているので、見に行くよ、といことが言いたかったです。

かなこさん:
0歳から6年生を、というところで言うと、小学生はちょっと、、、という感じもしますが、、、

ゆきさん:
そこも、手段手法で分けていこうかなぁと思っていて、nico't momsでいうと0歳~高くても小学校2年生かなぁと思っていて、、けどそれをいろんな企画として広めたいので、0歳から6年生までが一つの作品ですべて網羅するというよりは、「これは0歳向きだね」とか「これは6年生まで楽しめそうだね」とか分けて考えていきたいなぁとは思っています。

かなこさん:
今の話をきいて、私もいろいろイベントをやっていく中で、コロナが明けて、イベントが多い。本当に毎週どっかしらでイベントやっていて、1年前、2年前と反応が違うなぁと思っていて、それだけ沢山イベントをやっている中で、「それでも行きたい」と思ってもらうって結構大変だなぁと私は日々感じています。

水野さん:
丸山さんとかなこさんとシバタさんの話をきいて、少し私のさっき言ったことを翻すようですが、「ピューロランド方向」といったのですが、「劇団四季方向」もありなのかなぁと思いました。やはりかなこさんの旦那さんとか私みたいに劇団四季が理解できない人こそ、本物のエンターテイメントの本物感をわかりやすくしてくれたらいいなぁと思っていて、それは何かというと、権利的にできるかわからないですが、やはりライオンキングとかそういうものがお安い値段で「元劇団四季の方が演じる」となると、それは男親的にも見たいなぁとか子供もつれていきたいなぁと思いました。

ゆきさん:
ちょっとディスカッションになってしましますが、、、それだったら、本物の劇団四季を見せてあげたくなりますね~笑

丸山部長:
目的とか、ターゲット話なんですよね。まさにそれが。
パパである、水野さんの為にやる話なのかとか、そもそも親をどう満足させるかとか、満足のポイントみたいなのが、本物っぽいエンタメを見ることによる親として、エンタメ見たいとか、エンタメ見るという事が、そもそもそこなのか?みたいな。そうじゃなくて、親の事は良くない?みたいな意見もあると思うんです。企画としてね。「俺ちゃんと子育てできている」一番の心の満足感だったりするわけじゃないですか。逆に言うと、ここの課題感として「ちゃんとできていないなぁ」というのがフラストレーションだったリするわけじゃないですか。そこの解決が「本物のエンタメを見て、親もリフレッシュできればいいか」というとそうではないというと、特にパパ。でもママもそうなんじゃない?とは思いますよね。でも子供が楽しそうにしていたら、親としては良かったと思うし、連れてきてよかったなという満足感も得れると思うんです。
そこを変に、親のツボを押さえなくていいのではないかなあと思うんです。
そこの議論が、水野さんの「親としてどう見たらいいのか」という話になっている気がしているのですが、「四季」とかそういう方向性、そこの議論じゃなくない?と思うんですよね。


というところで、今回はここまでとさせて頂きます~

続きは、また後編で。

以上副部長シバタでした~

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