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5.13 壁打ちの会 #007 村上さん 2回目【後編】

WORLD CAFE by まちの企画室
チームA副部長のシバタです。
今回は、前回に引き続き、壁打ちの会Newメンバー
エントリー#007 村上侑希さん(以下、ゆきさん)の紹介と壁打ちの会 2回目の内容の後半をご紹介します。

壁打ちの会とは
メンター(壁打ち相手)である丸山部長が
これまでの数々の事業を成功に導いた経験に
基づいて作成された「mmm (Maruyama Marketing Method)」に沿って展開されます。
「mmm」の1つである事業プランシートをエントリー者が埋め、初めは荒削りでも数ヶ月に渡り壁打ちを行い完成させる事で、事業構築の根幹となる基礎部分を固め、現実的な事業実現へと伴走すると言うもです。

そして、本編に入る前に前回の内容はこちら⇓⇓

それでは早速本編へとどうぞ~


丸山部長:
まぁ目的「ゴール設定」なので、
最初のゆきさんの説明よりはシンプルになっている気がします。
俺が思うに、ゆきさんの中で「ザ、子供エンターテイメント」みたいなのがあって、それにはなりたくないという思いが全手にあるのかなぁと思うのですが。
それが自分の中でいろんな解釈が進んで、こういう表現になったのかなぁと。
まぁでも、親子とか、子供の笑顔を目的にしていないわけではなくて、むしろ最終的にはそこを目指してはいるんだけど、直球で子供の笑顔を取りに行くのではなくて、そこに深さがあって、そのために親をという思いが雪さんの中でずっとこだわりとしてあって、そこを含めて、目的として、表現として、どう設定するかという事だと思います。

ゆきさん:
「親子」というのがシンプル且つ、自分の中でスッと入っている感覚はあります。
前に発表した時に、「子供、そしてママやパパの笑顔に」といった遠回しで複雑な解釈で事業目的を発表したのですが、そこをシンプルに「親子」とするのが良いのかなぁと感じています。

丸山部長:
良いのではないでしょうか?
エンターテイメントを通してという事が一番大事ですよね。
「エンターテイメントを通して親子を笑顔にする事業」
がいい例だと思います。
それが、大枠として進めましょうか。

ゆきさん:
はい、凄くしっくりきます。
ありがとうございます。

丸山部長:
じゃあ、言葉を考えるとして、、、
では、目的が決まりました!!笑

会場:わぁ!(拍手)

丸山部長:
そして、次は、「誰に何を」フェーズですね。
誰に「Who」何を「What 提供価値」の話です。
「誰に」は先ほど決まった目的から出やすいかなぁと思うのですが、そこから少しお金の話もします。
要は。結局事業なので、「誰にお金を払ってもらうか」を考えていかなければいけないのですが、理念とかビジョンで言うと、逆にお金のにおいがしなくても良いのですが、純粋に「こういう世界にしたい」とか、現代社会がこうなっているから、こういうものを届けたいとか、こういう事を変えたいとか、こういう思いがあるからこういう事やりたいとか、それがまず目的フェーズであるんですよ。
そこから今度、少しビジネスの要素を入れて考えていく必要があって、夢物語になってしまってもなので、じゃあ具体的に、そんな目的を設定した雪さんは、誰に何を売るんですか?そして、その「誰」は「何」を買うのですか?という事を考えないといけないんです。
まさにターゲットと提供価値「WHO」と「WHAT」の関係性、ココを戦略フェーズと呼んでいるのですが、
ここでいうWHOターゲットは誰ですか?

ゆきさん:
ママやパパ、子育て世代のママやパパです。
来てもらうのは「親子」ですかね。
そして、子供の年齢は乳幼児と呼ばれる、0歳から6歳の幼稚園までの子たち、で進めているのですが、将来的には小学生も視野に入れています。

丸山部長:
一旦それが、ターゲットだとして、そのターゲットに提供する価値は何ですか?

ゆきさん:
えっと、、、価値ですよね。

丸山部長:
じゃあ、それを一言にまとめて欲しいんですよね。
1,2個の、、、1個目なになに、2個目なになに、、、、みたいな
簡単に言ってもらっても良いですか?

ゆきさん:
簡単に。。。!!

丸山部長:
ターゲットはなんとなくわかるかと思うのですが、そのターゲットに対しての価値なので、、、これですよ!みたいな

ゆきさん:
私は、、、本物レベルの質の高いパフォーマンスを気軽に楽しめる、、、というところかなぁと思います。

丸山部長:
そのターゲットとの結びつきは何ですか?
ターゲットがこういう設定なのでこういう提供価値という事が大切だと思うんですよ。

ゆきさん:
本物のレベルの質の高いパフォーマンスというのはお金を払って、半日かけて、見に行かないといけないというハードルの高さがあるイメージがあるのと、子供においても乳幼児の子たちは気軽に楽しめない。病気の子たちもその会場までいけない。障がいのある方も配慮が必要だったりとか、なかなか気軽に行けない。あとは価格も高すぎるから、所得の関係で本物のエンターテイメントに触れられない、、、という、そのエンタメ格差をなくしたい、ので、ターゲットの方はエンタメを気軽に楽しめない方たちかなぁとそこを結び付けたいなぁと思っています。

丸山部長:
はい、一旦そんなところですかね。
ちょっと、ターゲットもだし、提供価値もなのですが、若干ふんわりしているんですよね。
基本的には、メインとなるターゲット①に対しての提供価値、サブ的なターゲット②に対しての提供価値はコレ、みたいな感じの方が、シンプルにまとまると思います。
そうなった時に、目的は先ほど決まったので、そこと直結しないといけないですよね。

広域ターゲットと、コアターゲットという言葉があって、広域ターゲットは言葉の通り広くお客様になりるターゲットで、その中でもコアターゲットというのはど真ん中。「この人に届けたい」そういうコアターゲット。①、②くらいを考えていくとすると、そういう方向で考えていくとすると、だいぶん広域なんですよね。「子育て世代のママ、パパ」という事で言うと、、
これは一旦広域でいいかなぁと思うのですが、じゃあ、コアターゲットを考えようとなった時に、具体的にどういう人を想像しますか?

ゆきさん:
私は、エンタメが好きなママたちなのかなぁと、、、、

丸山部長:
なるほど、、、、、
ちょっと、「あ、そうなんだぁ!」と思いました笑
そこら辺ですかね、
そこの人たちがコアっぽいのですが、この事業でちゃんととらえておくべきコアをメチャメチャ見ていくとか、ちゃんと見ていくとか、他の人たちは差し置いても、この人たちはちゃんと見ていく。
広域の「子育て世代のママパパ」ここはいっぱいいるじゃないですか。そのなかのコアが「エンタメ好き」それでいいのかどうか。。。

ゆきさん:
リフレッシュがしたい。。。

丸山部長:
なるほど、
「リフレッシュがしたい!」そっちの方がピンと来るね。
なにかもうすこしないですか?

広域のターゲット自体の中に「ターゲットじゃない」という人たちも含まれてくるんです。大きい市場がまずあって、その中ではターゲットじゃない人たちばかりなんです。その中から大きいマルで「広域ターゲット」と設定して、その中で「コアターゲット」を小さいマルで設定して、それは一個でも良いし、せいぜい2個、3個あってもいい。ある程度具体的に絞ってる具体的な話ですと、特にこういうフレームワークをするときの話ですね。

で、話は戻りますが、ゆきさんがさっき言った「エンタメ好き」という話が出たじゃないですか。それとか「リフレッシュしたい」とか言う話も出たかとおもうのですが、それがいい例なのですが、ターゲットと提供価値の関係性が必ず密接な関係がありまして、ここで一番大事なのが、そのターゲットは何を抱えて生きているのか、というところですよね。
そのターゲットが抱える「課題」といったところですかね。
もしくは別の言い方だと「PAIN(痛み)」といった言葉が使われますけど、どんなペインをもって生きていますか。そのペインをこの事業を通して解決していくのか、というところですね。
基本的にビジネスというのは、その人のPAINを取り除く事だったり、お金を払ってでもターゲットとなる人がそのPAINを取り除きたいという思いがる。そういう関係性があるんです。
なので、「リフレッシュしたい。」というところで言うと、「リフレッシュできていない」といいPAINがあるわけじゃないですか。
その子育てをしながらの余暇とか、エンタメに対しての向き合い方とかの中に、先ほどの田村さんの話でもありましたが、苦痛だったりするわけですよ。
でも子供の為には、子供が楽しむところに連れて行ってあげたいし、見せてあげたいし、要は自分を殺しているわけですよね。それってまさに「PAIN」ですよね。これをゆきさんは言っているんですよね?「そんなんじゃぁだめなんだ!そんなんじゃ、親どころか子も笑顔じゃなくなってしまうよ」とというそこに警報を鳴らしたいわけですよね。そのストーリーはすごく良くて、そのコアターゲットに対してどういう提供価値をというところを線場に置いた方がよくて、、、
そして一旦戻ると、目的が、「エンターテイメントを通してこういう親子を笑顔にする」そういう事業です、そうするとそのターゲット、「こういう親子」は誰ですか?となった時に、そのコアターゲットは誰ですか??

ゆきさん:
えっとですね、、、
色々、ちょこちょこ出てくるのですが、、、笑
えっと、子育てにリフレッシュできていない、ママやパパだったリ、あとは、子供と一緒にイベントに参加したいママやパパ。。。
というところが浮かびました。。。

丸山部長:
はい。
そこがコアターゲットです。
まぁ、、、要は、「リフレッシュができていない」という痛みを持った親子というところですかね?

ゆきさん:
そうですね。

丸山部長:
そこの目的がはっきりしてきた上で、一番の痛みはここなんじゃないかと。あるいは、ゆきさんのその事業の方向性で行くのであれば、コアターゲットはここにした方が良いのではないか、、、とか。
そういう意見聞いてみたいですね。

チェリーさん:
いわゆるエンターテイメントの仕事していると、0歳~3歳をターゲットとして仕事をすることがほぼほぼないんですね。そういう小さいお子さんって、それを見ているようで見ていなかったり、振り付けとかも、自発的に何かをすることが難しいので、その世界で言うと4歳~9歳が一番下の年齢なんですよ。なので、ぼくが考えるんだったら、4歳~9歳のお子さんを持つ親御さん?に絞る。そうすると、じょじょに物心ついて、ストーリーも若干わかってくるし、面白い振り付けはは面白いと思ってくれると思うし、親とも一緒に見てられるし、とういう事んです。それで、その辺の子が面白がってくれると、伝わる。それより下に持って行っちゃうと、お遊戯に近い感じになって成立しづらくなってしまう。「乳幼児」て書いているのがちょっと気になっていて、、、、

丸山部長:
そもそも「乳幼児」って何歳から何歳までの事を言っているの?

ゆきさん:
0歳から小学校入る前までですね。

丸山部長:
それってなんでなの?

ゆきさん:
親のリフレッシュの為です。
0歳の子にアプローチできる事って結構あって、0歳児に5感を刺激することってとても大切で、今は0歳からのダンスって結構流行っていて、ただ、非日常的な場所に行って、普段聞いていない音楽を聴いて、普段見ないものを見て、普段一緒にいないお客さんといる事を感じてもらって、そういう風に5感を刺激することが脳育に良いというのも教育法として注目されています。というのと、そういう時期って一番育児に煮詰まっている時期で、そのママたちが出ていける場所ってとても限られているし、都心に行くにも一苦労だし、身近な場所でそういう本物の芸術に触れる事が子供にも良いし、ママにとってそういう場所とかって必要だなぁと私自身が母になって、感じました。ので、乳幼児にしております。

チェリーさん:
そうすると、さっきのターゲットの話で、コアが4歳からとかで、サブが0歳からとか。。。。両方メインなんでしょうけど、要はショーの中身を考えるうえで、0歳を考えるというよりは、4歳~9歳とお父さんお母さんが一緒に楽しめるようなショーにして、行けば、0歳~3歳の子も一緒にみてなんとなく、身体動かしたり、楽しんでもらえたり、、、と思っていて、
ショーをそれで作っちゃうと、結構汎用性がなくなってしまって、上のターゲットに届かないのかなぁと、、、

ゆきさん:
そうですね、、、、
そう思うとターゲットは子供じゃないのかも、、、という気がしてきました。。。

丸山部長:
結構ね、今大事な議論をしていました。
これ、結構大事な議論なんですよ。
なんて言ったらいいのかなぁ。。。。

目的は先ほど決まったのですが、ゆきさんの若干その前の事で固まっているんですよ。親子の前の段階の今日のプレゼンでその事を感じているので、、、ゆきさんの想いがあって、
チェリーさんはチェリーさんでビジネスとして考えたときに、というような感じのターゲット設定話をしているかと思うのですが、ぶれない目的が大事なんですよね、その目的は「親子が」目的になっていて、その解像度がまだ定まっていないんですよね。
その解像度をはっきり明確にするのがターゲット提供価値の話だと思うのですが、ちょうどいい話が出ましたね。

そこがどういう人に向けた何なのか、というのを、、、決めるのことそれが、戦略のフェーズなのですが、誰向けのこういうショーにしようよという事でチェリーさんのアプローチは、「ちょっとまって、それやりたいんだっけ?どうなんだっけ?」というのが前提的に必要なんです。そこが、甲だったらこういう風に設定したいよね。みたいな順番な気がするのですが、そもそもそこのターゲットが、「親子を笑顔にする」の「親子」というのは、親子ってめちゃめちゃ広いかと思うのですが、その中でゆきさんがとらえる「親子」というのは、、、こういう人たち、その中で、更に狭めて、ど真ん中はこういう人たちなんです。その人たちはこういう痛みを持っているんです。それに対して、こういう価値を提供するんです。まぁそういう文脈なんですが、、、それが、まずはやはり大事ですよねという話ですよね。
チェリーさんの話はさらに、今の話をもう少し解像度を上げましょうという話を上乗せすると、特に今回は親子の「子」の方が年齢幅がポイントになってくる世代なので、チェリーさんはそこを指摘したのだと思うのですが、そのさらに言うと、なんで4歳から9歳、逆に0歳から6歳なのかというところがPAINにつながるんです。
要はその年齢自体で言うと、デモグラフィック分析になってきて、年齢、性別、国籍などでターゲットを切る事を言うのですが、例えば、飲食店とか化粧品とか、映画とか、ドラマとかのターゲットが何歳から何歳までの女性をターゲットとした、とか今青春を走っている学生に向けた、というものをでもクラフィっく情報といって、現代はサイコグラフィックと言って、サイコ「心理」なのですが、その人の趣味趣向とか、思考とか、タイプ特性などを分析してセグメントしたのがサイコグラフィックと言われていて、
最近だとよく言われているのが、単純に「美味しい」お店というのだけでなくて、その先に地球環境に良い食材を使っていた李、社会貢献性とかそういうお店に「投票する」直接的ではないけど、間接的にそのお店を通して社会貢献する。そういう感覚で選んでいる。そういうのが消費のプライオリティが高いタイプの人がいる。そういうのって、そういうタイプの人がいる。
それって、年齢で切れなくて、例えば、「この人が使っている化粧品ってここかここだよね」一方「こっちの安くてうまいを言っている人の化粧品って選ばないはずだ」と。
服もそうだし。。見ているデータとかもそこの属性を考えると見えてくるのではないかと思うんですよね。そんなような時代だったリしませんか?
それで分析するターゲットはサイコグラフィック。
ただ、今回の親子の中の年齢想定をするというのはデモグラフィックっぽいのですが、それは大事で、大事なんですが、そこに「年齢」というものに着目するのではなくて、「なんでそこに年齢を見ているか」というもう一歩解像度を上げたときに背景に着目する必要がある。
「この年齢の親ってこうだよね」「ここの年齢に入った親はこういうところに憤りとか、不自由さとか不満とかストレスとかを感じているよね」という仮説を立てることが大切なんです。
そこをコアターゲットに設定しています。という事を言えるようになると良いかなぁというところです。

チェリーさん:
僕が言いたかったことがわかりにくかったかもしれないのですが、「アンパンマンくらいですか?ドラえもんくらいですか?それともいないいないばぁくらいですか?」となったらという話なんですよね、4歳から9歳ってアンパンマンくらいなんですよね。でもアンパンマンってあかちゃんも「アンパンマン」って言葉でなんとなく言えたりとか、アニメも見てるのでそういう意味ではターゲットに入るのですが、アンパンマンのメインターゲットって4歳~9歳くらいの子供、9歳くらいだと卒業し始めるかもしれないけど、なので、アンパンマンくらいをメインターゲットにしたらそこに入ってくるのではないかなぁ、、、という風に思いました。

ゆきさん:
なるほど、そうですね。

丸山部長:
そうだとしたときに、もう一歩踏み込む必要があって、なんでそこに向けたのか、広がるからというよりは「なんでそこが良いのか」という事ですよね。

チェリーさん:
そうすると、子供も喜ぶし、親も見ててなんとなく楽しいのでお金を払おう、と思う。自分がリフレッシュされたいからお金を払おうというより、子供が楽しんでるし、その間自分も少しだけ楽になりたいからという事があると思うんです。そのターゲットをそういう風に親子で設定しつつ、お金払う人がいたからそうターゲット設定されているんじゃないかなぁと感じているのですが、、、

応援者さま:
コアターゲットの話をすると、先ほど「子育てに煮詰まっている親子」という話をされていたかと思うのですが、「子育てに煮詰まっているってどういう事」って「なぜ」「なぜ」をいくつも繰り返して分析していくと、辿りゆくんじゃないかなぁと思っていて、今もともとある、コアを大きく変えようという話じゃなくて、凄く具体的にしていこうという話だと思うので、「子育てに煮詰まっている」ってどういう状態で、どういう人なのか気になりました。

丸山部長:
まさに今決めたいのはその問いなんですよ。

ゆきさん:
私が考えているのは、「育児にマンネリ化したママたち」毎日行くところと言ったら公園くらいしかなくて、イベントがある時に来たら、普段見れないパフォーマンスが見れる。

応援者さん:
そこは、なんでマンネリ化してるんですか?

ゆきさん:
毎日同じことの繰り返しというのと、都心に行きたくても遠出するのも大変だから。。。

丸山部長:
0歳~6歳児のお母さんという事ですよね。

応援者さん:
敷居が高いその敷居というのは。
実際子連れのイベントをやって運営していて思うのは、これくらいの場所とか、これくらいのスペースで0歳から3歳の子連れママを集客しても来れるんですよ。屋外のイベントに関しては、がっつり子守してくれる人を付けて預ける。という事をすると満足度が高いです。
みたいのに子供が泣いて見れないという事が発生すると、満足度が下がってしまいます。
あとは金額ですよね。できるだけ高くはしたくはないかと思うのですが、満足度も上げて、出演者やその他携わる裏方の方々へもきちんと支払えてとなると、、という感じですよね。

丸山部長:
価格設定とかは、次フェーズの戦略戦術なんですよね。
一旦、ゆきさんの今までやってきている事も脳裏にあるのですが、一旦ゆきさんへの先入観の半分くらいは捨てちゃっていいと思うんですよね。
とりあえずみんなで共有したいのが、ゆきさんはこの場でとりあえず目的は設定しました。という事なんですよね。
さっき言っていたターゲットの年齢0歳~6歳というのも一旦捨てていいかもしれないですね。
また戻ってきても良いのですが。
そもそもどういう親子に対して、どういった物をというね。。。。
一旦ターゲットの話で言うと、さっき言った通り、「どんな親子」子供寄りにならなくていいと思うんですよね。
「こういった親子」というのは。。。

めぐみさん:
ゆきさんが「Nico't momsじゃなくてもコンサートに行きたいけどいけない」というジレンマを抱えてる人がいるとしたらそれはどういたジレンマですか?さっきのサイコグラフィックで良いともうのですが、どういうメンタルの状態でどういうジレンマを抱えているのか。。。
そこの人に来て欲しい!というのが突き刺さるのかなぁと思うので。。。

ゆきさん:
めっちゃ突き刺して言うと、
本当は劇団四季のように大きい劇場に行きたいけどいけない親子というところです。
正直、子供を預けてしまえば親だけは行けたりするのですが、そうではなくて「親子で」というところなんですよね。

丸山部長:
そもそも、子供NGなんだ。

ゆきさん:
3歳からしか行けないんですよ。しかも3歳からでも結構厳しくて、アリーナ席で見て少し動いたりが出てきたら、「親子観劇室で見てください」と言われて連れていかれて、そこでも結構騒いでしまうと、「ロビーから見てくださいと言われて、、、」しかもそれを1席13,000円とかかかって、子供でも8,000円とかかかって…

丸山部長:
原体験としてそこも含んで、ターゲット設定としてそこを設定したくなるのもわからなくもないが、、、
もう少しそこがどういう親子を向けたビジネスなのか…という
これからビジネスとしてやっていこうと考えたときに「この人たちを救いたい」「この人たちの為になる事をやっていくんだ」という事が大切だったりしますよね…

そこのコアターゲットが決めると、目的が決まって、カシャンとセットされて、ターゲットもカシャンと決まるってくるとそこからブレにくくなります。そういう意味で。ただ、それが一つがじゃなくても良い。

チェリーさん:
子どもがいない時にエンターテイメントを見ていたことがあって、それも見たいけど、、、という人の方が軸足にあるんですね。

ゆきさん:
そうですね。。。実体験で言うとそっちがあるのですが、でもその人たちを軸にしたいわけではないです。

応援者さん:
孤独なママ…というかそっちですよね。ママ友とか…もできればとか。

ゆきさん:
育児にマンネリ化したママですかね。

丸山部長:
劇団四季とか、ピンポイントじゃないところで言うと、エンタメって幅人いと思うんですよ、ショーとかもだし、コンサートとか、ダンスとかもだし、映画もそうだと思うんですよ。そういう幅広くみてエンタメで考えた時に、劇団四季がやっている「ミュージカル」に特定しなくても良いという事ですよね?

ゆきさん:
そうです。
それで言うと、、、、パフォーマンス。
ダンスでもいいし、歌だけとかでも良いし、楽器演奏でも良いし、、、

丸山部長:
遊園地、、、に行くような楽しみ方ですか?
それとかキャンプとか、、、そういうのも広く言うとエンタメに入ってくるかと思うのですが、そこまで行くと少し違う?

ゆきさん:
そうですね、、、少し違います。

丸山部長:
そうするとなんでしょうね?
あるいは、そういう子育て世代のお母さんが煮詰まっているって、たまには息抜きとかしている??けどみたいな、どういうところに行っているのか?
例えば、先ほど田村先生がおっしゃられていたような、鉄道の映画を1時間半見るみたいな。それって、完全に子供の為に振り切っていますよね。でも、ゆきさんのポイントは「親子で」というところで、親子で楽しみたい。
そこには何があって、何のジャンルなのか。アウトプットとして、何なのか。

めぐみさん:
ベビーシアター。。。
私が行ったことあるのは、「総じて芸術だよね」という印象を受けました。アートがある空間を楽しむような。。
逆に0歳~1、2歳とすごく縛られていました。

丸山部長:
ワークショップ的なものではないという事ですよね。どちらかというと、ショーで、こちらから見せて感動させる感じですよね。作品とか、ショーを見せる。

ちなみに、一番参考にしているものはなにかあるのですか?
劇団四季でもないという事ですよね?ゆきさんが目指すジャンルとして一番近いのはどういうものなんでしょうか?

ひろこさん:
おかあさんといっしょ?
大人も楽しめる内容が含まれつつ、メインは子供が楽しめる内容になっている。。。感じ。

丸山部長:
おかあさんといっしょって具体的にどんな事しているんでしたっけ?

ひろこさん:
歌もあるし、、、、歌が頭に残るんですよね、、、

丸山部長:
皆さんそこは同意なんですか?
「おかあさんといっしょ」に近いと、、、
シルクドソレイユとかでもないんですよね。

応援者さん:
少し違うかもしれないのですが、
たまプラーザの東急の上で「ナイトシアター」やっているんですけど、
そこで、ミニオンズみたいな子供も楽しめるのですが、大人も楽しめる。みたいな。ものを提供しつつ、飲み物も飲めるし、それを見ている子供たちは大声で感想を言えるんです。みんなで一緒に「イエーイ!!」みたいに大声出せるんです。そういう動きはなんとなく、似ているのかなぁと思いました。

丸山部長:
じゃあ、意外と、、、「コレ」という当てはまる既存のモデルがないんですかね?

ゆきさん:
なんとなくなんですけど、
私の中で、テーマパークのショーが近いのかなぁと、最近自分で感じています。

丸山部長:
テーマパークの中のショーだけということですね、、、
なるほど。
それと劇団四季との違いは楽しみ方にあるんですか?
やってるクオリティとかやっている内容は近いものがあると思うのですが、、、

ゆきさん:
四季の方が大人向け?
ファミリーコンサートもあるので、一概には言えないのですが、劇団四季はきっとターゲット層は小学生より上になってくるかと思います。
子どもで言うと。。。

丸山部長:
では、劇団四季が子供でも少し上だとすると、、ゆきさんが目指すターゲット層向けの何かはありそうじゃないですか??

ゆきさん:
演奏とか、ジャンルは少し違うのですが、プロのオーケストラの方が、動物の着ぐるみとかを着て、アート性にあふれていてあまり子供っぽくない着ぐるみなのですが、そういうのを着て、実力のある奏者たちが、クオリティの高い演奏をする。というのがイメージにも近いかもしれないです。

丸山部長:
ちなみに、ゆきさんがやろうとしていることはミュージカルですか?
提供しようとしているスタイルは、、、、

ゆきさん:
あ、ミュージカルはやりたいのですが、ミュージカルだけではないです。

丸山部長:
だけではないとしたら、例えば、どんな、、、

ゆきさん:
歌、歌とダンスがある、、、けど、ストーリーはもう少し単純で複雑性はないものですかね、、、、
例えば、「お誕生日」をテーマにして、「お誕生日のお祝いでケーキを作ろう!そのためにはお買い物に行かなきゃ!!持ち物はあれ持って、靴はいて、さあお買い物へレッツゴー!」みたいな。。。伝わりますかね? 笑

丸山部長:
参加型?、、、みたいな、、、

応援者さん:
リトミックとか、テアトリックとかですかね、、、

丸山部長:
そんなこんなで、色々出ましたけど、、、
コアターゲットはとても大事ですよね。
今一度、聞き直しますが、「目的を達成するために、一番ど真ん中にいる人は誰ですか?」というところなんですよね。

ゆきさん:
私の中では、やはり育児にリフレッシュをしたいママ。。。
というところだと思うんですよね。
子どもを預けるのではなくて、一緒に共有したい。と思っているママ。。。

丸山部長:
、、、、なぜなら、どんな背景がその親子にはあって。。。
みたいな。
その親子の何を解決したいですか?

ゆきさん:
日常の繰り返し、育児のマンネリ化から、、、、どういう、、、

ひろこさん:
ゆきさんが考えている日常が、多分今のゆきさんの生活がベースになっている気がして、例えば、もう少し子供の年齢が上がったとしても、同じように感じたりするのかなぁ?と思っていたりしているのですが、
例えば、「子供と一緒に出掛けたい」という親子がいたとして、今は小さい子を今育てているから、そこが基準になっているかもしれないのですが、例えば、小学生とか中学生とか感じている親子もあって、その人たちが感じている「煮詰まっている」もいろんな種類があると思うので、ゆきさんが考える「同じ日常の繰り返し」とか「煮詰まっている」というのが、どのあたりなのかなぁ。というのを感じました。
そして、ゆきさんが現在感じているものがあると思うから、子育てしていて、常に小さいこと一緒、電車に乗るのも大変とか背景が思い浮かぶのですが、もう少し広く見ると、どこまででも見れるのかなぁと。

丸山部長:
ひろこさん自身も小さいお子さんがいらっしゃるかと思うので、ターゲットに入ってくるかなぁと思うのですが、ひろこさんは煮詰まっていたことってあるりますか?

ひろこさん:
私自身は2人子供育てていて、すぐに保育園に預けることができたので、四六時中ずーーーっと子供と一緒という、状況ではなかったので、そういう感覚が少しわかりずらいかもしれません。コロナで預けれなかった時があったのですが、その時はその時で、「一緒に入れる!」と思って楽しんでいました。
年齢が上がってくると、やはり行動範囲とかも広がって、ちょっと元気な2人なので、煮詰まる事はあると言えばあります。私個人的な事で言うと、9歳とかになると、それくらいの年齢だと親と出かけたくなかったなぁと思います。ただ、「良い芸術が見れるよ」とか言われると、「じゃあ行こうかなぁ」と思ったりしていました。

めぐみさん:
私もすごく煮詰まっていた気がします。
バリバリ、正社員で働いていた人にとって、育休ということ自体、急に働かなくなって、急に子供と二人になって、そういう状況が急に訪れるんです。それが、ママ友ができようとも、週1でママ友と会おうとも、週6は同じ日常をたどるんです。そんな中、何か参加できるものはないか、と探し始めるんです。そういう方向け、「親子で何かに参加したい」という方にとっては良いと思います。
私は子供が2歳になってから保育園に預けたので、2年くらい子供といっしょの時間があって、毎日同じことの繰り返しで、煮詰まってくるという感覚はありました。

丸山部長:
その「煮詰まる」年齢で言うと、何歳から何歳くらいまでなの?

めぐみさん:
0歳から預けるまでの2歳までですかね。
預けたとしても、毎週土日の予定どうしようというのが訪れるんですよ。

丸山部長:
ゆきさんが言う煮詰まるってそういう状態のことですか?

ゆきさん:
そうです。

丸山部長:
そういう状況で、あまり要はエンタメはいけてないんですか?

めぐみさん:
遊園地とかは行くのですが、毎回行けるわけではないし、
毎週土日は訪れるので、それが近くで、もともとプロで活躍されていたのが近い環境で、、というのがあれば見に行くと思います。
しかもゆきさんがやろうとされていることはお客さんとの距離感も近いのも魅力的で、それが素敵だなぁと思っています。
煮詰まっているという話に戻ると、今は子供は5歳ですが、0歳の育休の時も毎日何しようとなっていたし、5歳になっても毎週毎週土日なにしようってなっているし、来年小学生になったらなったで、自分たちで友達と遊びに行ったりとかするので、

丸山部長:
そこが知りたいのですが、その母親として、子供が小学校何年生くらいになると解消されるのか、、、

めぐみさん:
まだ、体験したことないので、わからない部分はあるのですが、やはり小学生に上がって新しいお友達ができて、学童とかに行くと、保育園で親が関わっていたところが手が離れていって、親が予定していた予定と別の予定を自分たちで作ってくるのかな?と思ったりしていて、「明日遊びに行ってくるー!」みたいな、なので、小1、2がギリギリ一緒に楽しめるかなぁという印象でした。

丸山部長:
すごく、今解像度高く聞けたのですが、そこのターゲットってほぼ、親のストレスに向けたターゲット設定というか、大体6歳~7歳くらいですよね。
なので親が、子供と行きたいとかあるのですが、親のPAINですよね。「また来週どうしよう」みたいな、「また土日がやってくる」みたいな、あとはそこに向けていいかどうかですよね。そこに向けるんだったらそうだし、そうすると、作品作りとか「HOW」の部分もそうだし…
そこを、ゆきさんがどう設定するかどうかなんですよね。村上侑希事業としてどこに向けていくのか。そうすると、「そうなのね」ってなるし。
それが良いかどうかですよね。

しばた:
私も、子育てする一児の母として、感じたことを言うと、「煮詰まる」というワードに対して、スケジュールを埋めるという事は確かに小さなストレスではありますが、それとはもう少しマインドの部分で言うと、先ほどおっしゃられていた、今まで正社員で働いてきていろいろな人と接してきてた人が、いきなり子供が生まれて、1対1で対峙して、言葉も話せない、何も通じない、何を訴えているのかもわからない、というまだ人として未熟な子供達と向き合うにはわからないことが多すぎる、そこでいろいろな負の感情が生まれて、例えばコミュニティーに行ったとして、何か言われた一言がすっごく気なったりとか、それってお母さんのメンタル的な問題かと思うと、そこでゆきさんのターゲット設定がお母さん向けなのか、子供向けなのか、でた分コンテンツが変わってくると思うんですよ。お母さん向けだと例えば託児サービスを用意した方が良いとか、、、

ゆきさん:
そうなんですよ、、、、その辺は前半でメチャメチャ話し合って、ターゲットは「親子」というところに決めようとなったんですよね。。。。

丸山部長:
難しい設定なんですけどね、、、
なんか、これまでの話を経てで行くと、、親の為の、、、なのかもしれないですよね。
これがただのビジネス的なフレームワークをしていくと見えてこなかったのかもしれないですけど、結果、そこのママさんを救いたいという思いが強いのかなぁと思ったというか。。。

ゆきさん:
笑、、、、そうですよね、、、、

丸山部長:
まぁそれが事業として良いかとか、あとは事業として成り立つかとかあるんだけど、、、、

ゆきさん:
かといって、親子を笑顔をしたいというところから、「親」だけをみてというところも違っていて、子供も一緒に行って、子供がつまらなそうにしているとか「帰りたい」とか言うとそれはそれで、親にとってもストレスで、子供も一緒に親も楽しめるというのが親の満足度も子供の満足度も満たされるというところを考えると、やはり親子かなぁ、、、と

丸山部長:
そうですよね。。。
その乳幼児とか、それくらいの時期が子育て苦労の一つのピークだとして、そういう人たちを命名してほしいんですよ。「こういう親子」みたいな 笑

ゆきさん:
それが難しいですね、、、、笑

丸山部長:
その「こうゆう親子」に共感を呼んでほしいんですよね。「あ、自分もだ。。」とか「わかる。。。」とかそういう共感されるようなネーミングが大事で、「そういう人たちに私はこういう思いで届けます」という事を言って行って欲しい、「私たちはこういう親子の事をこういう風に読んでいます。その人たちを幸せにします」みたいな。というネーミング。

ゆきさん:
ネーミング。。。難しい

丸山部長:
まぁそこは宿題でも良いですよね。これまでの話をまとめて。。。

例えば、「子ども食堂」ってワードがさみしい子供的な印象がついていた李でネガティブだよね、みたいな話があって、最近「子ども食堂」って名前を変えて「まちの親子食堂」とかに変えようという話とかが合って、
それをビジネスの話に置き換えると、そのターゲットが自分を卑下する感じだとダメで、とはいえちゃんと自分だという事がわかってほしくて、結構深いですよね。いづれにせよどこかで決めた方が良いですよね。
大事なのが、それが見えてくると、さっきで言うと小学校3年生以上の親というところで言うと子育ての段階が変わってくるフェーズだと思うんですよ。そこではないという風にしちゃっていいんじゃないんですかね。
今の段階では。ど真ん中に私の価値を届けたい人、、

ゆきさん:
乳幼児。。。。?

丸山部長:
それはデモグラ的な表現なので、もっと解像度上げて欲しいんですよ。
それだけで言うと、年齢で縛ると、多分ゆきさんが見ている人以外の人もいるわけですよ。子供も含まれる場合年齢も入ってくるのはある程度、仕方のないことなのですが、解像度を上げて、具体的にはどういう人をイメージしているのか、とか年齢以外の話で、そしてそこが共感を呼んで欲しいです。
「あ、わたしか!!」みたいな。それが宿題ですかね。ターゲット話の。
下手したら、そこが決まった時に起こる事として、目的にそこの名前が行きます。だから「エンターテイメントを通して親子を笑顔にする」という目的で設定している「親子」というのがとても抽象的で幅広いので、そこをもっと的を絞って「こういう状態の親子です」そのための事業です。
というのを入れると、このターゲットが目的に昇華するというパターンもあります。で、そこまでで言うと、まぁ考えとか、想いの話で、こういう背景があってこういう思いがあった、こういう世代の親子がいてこの親子のママさんは日々こうだった、そういうのかあって、なかなかこういうところに行けない。そういう人たちを救いたいんです。と言っているだけの人もいるじゃないですか。そこで事業として大事なのが、そんな目的を達成する、あるいはそういうターゲットとかコアターゲットにゆきさんがどんな価値を提供するか、というWhat話ですね。先ほど出た話でもあるのですが、何を提供するのですか?簡単に

ゆきさん:
簡単に言うと、気軽に親子で本物のエンターテイメントを見れて、それを通じて、、、、日々の、、育児のリフレッシュ、、、、笑

まとめれないです。。。笑

丸山部長:
そこがさらなる課題ですね。
まずは先ほどのおさらいで言うと、考え方の話はそのターゲットが抱えている課題、それを解決します。という事が提供価値になる。そういったときに、なので「本物のエンターテイメント」ってもしかしたら「How」話ですよね。「本物のエンターテイメント」を求めている人たちはもっと言うと何なのか。要は、さっきの「煮詰まっている」とか「リフレッシュができていない」とかの痛み、課題があるわけですよね。それを救う事が、できたらそれが価値じゃないですか。
その辺をオリジナリティを入れると、という事と、ここは背伸びして良くて、今はその価値が提供できなくていいです。そのコアターゲットが一番これが欲しいよね、というものを理解していて、それが今自分の能力とか、自分の今のチームの能力とかは関係なくて、目指したいところはここだというのがわかる事が大事。

ゆきさん:
うーーーん、、、何でしょう。

丸山部長:
ココは説明している、私自身もどういったら伝わるかなぁというくらい、解釈が難しい話でもありますよね。
まぁ例えばなのですが、飲食店だからといって、お料理がおいしいから行くんだとか、コスパが良いから行くんだとか、そういう話ではないんです。それは前提なんだけど、ただ、このお店のファンである理由は、このお店はこういう理念だからそこに賛同しているんです。みたいな。ここの料理を食べるという事が、こういう事だと思っていて、「美味しい」以上にこういうことを感じさせてくれるから、みたいな。ビフォーアフターで食べた後にこういう気持ちになれる!みたいな。そこも一つの提供価値で、もちろん味も提供価値なんだけど、味とかっていう以上にお金を払っている理由ってそこにあると思うんですよね。言語化まではできていないかもしれないですが、そこに突き動かされて、食事だけじゃなくて日々の消費をしていると思っていて、そういう話だと思っていて、、エンタメはエンタメでそれを見に行く価値というのをどの部分でみんな本能的に満たされていて、何を満たすのか。というのが提供価値。

錦織さん:
先ほど、リフレッシュの話で気になったのが、どの程度のリフレッシュを求めているのかなぁと気になっていて、例えば遊び場を提供して、子供は思いっきり遊んでいて、お母さんは近くでスマホを触っている。それもお母さんにとって一つのリフレッシュだと思うんです。けど、これまでの一連の話を聞いていて、本格的なショーを見て大人もあー愉しかった!ってなると、子供はついていけなくなるし、そこの程度のバランスが難しいなぁと思っているのですが、今のところその辺はどう考えてらっしゃるのですか?

ゆきさん:
それが、もうね。。。。笑
親も楽しめて、子供も楽しめるレベルというのを求めたいなぁと思っています。それは子供の年齢によっても内容は変わってくるかと思うのですが、いっても1歳や2歳くらいでも芸術って理解してもらえると思っていて、子供と一緒にいて、自分だけ楽しんでいても不思議とリフレッシュにならないんですよね。。。。
子どもが楽しんでいる笑顔を見て、自分も楽しめる。。。

丸山部長:
そこをもう少し説明してもらうとすると、例えば親子で感動する、とか、親と子で一体となって楽しむという事だと思うのですが、例えばなのでも良いし、「こういうものが重要だよね」みたいなものでもいいのですが、、
何をもって親子で楽しめるというのか、、、

ゆきさん:
それぞれ、「あーたのしかったねーーー」ってお互いから言葉として出ればいいかなぁと思っているのですが。。。

しばた:
例えば、先ほど、おっしゃられていた、ディズニーランドのショーみたいなものっておっしゃられていたかと思うのですが、あそこまで親子とで同時レベルで楽しめるって相当な事だと思うんですよ。それって、キャラクターの依存性だったりとか、空間の作り込み方とか、それがあって大人も楽しめる。そして楽しい音楽もなっているし、楽しい動きしているから子供も楽しめる、あそこのレベルとかって、資金力とか、歴史とかストーリー性とかあってというところかなと私は思っていて、ゆきさんが親と子がどのレベルで楽しめるを求めているのかがわからないですが、例えば子供向けのショーを見に行った時に、私の場合はですが、自分が「わぁ!メチャメチャ感動した!すっごい良かった」というのはそこまでなくて、でも子供が楽しそうだから「あー良かったねぇ^^」という感じなんですね。それをよしとするのか、それともディズニーレベルの親も感動!子供も感動!を求めるのかでも違うかと思うのですが、、、

丸山部長:
そういう話で良くて、ディズニーはまぁまぁ行き過ぎているかと思いきや、そこを紐解くとみたいなことで言うと、ディズニーは何で親と子が一緒に感動できるのかとかを見たときに、キャラクターの依存性とか、ストーリー性とか、資金力とか、演出がすごいとか、そもそも個のパフォーマンスが高いとかそれをもってすればゆきさんが言っている親子のリフレッシュだったり、親としても良いエンタメ見れたね!とかしかもそれは子供も一緒に行くことで一緒に楽しめるとか。そのからくりを紐解くとこういう事なんだなぁという、、
ディズニーって誰しも頂点とみていると思うのですが、今でも大人が行っても楽しめると思うのですが、まぁあそこはショーだけじゃないので、そうのもあるかもしれないですが、ショーだけでもそれに近いわけですよね。

ゆきさん:
そうですね、ショーで言うと近いのですが、
ディズニーについては、丸一日かけて子供と行くという抵抗感としんどさ、そして、お金もかかるし、子供と行こうと思ったらこの辺から行くと泊まりで行かないと十分に遊べない。更に待ち時間も長い。というストレスを取るために、もう少し気軽に楽しめるところを作りたいという思いがあって、でもレベルはディズニーランドのショーを目指したい。という

丸山部長:
今のを整理すると、見てた時に感動とかはディズニーのそれが参考になるけど、劇団四季とかもそうだと思うけど、そこまでに行くいろんなコスト、精神的な面も含めて、ディズニーまで小さい子を連れていくという事に対して、親の心理的な負担も結構あって、みたいなのがあるから、そういう得たい部分ととはいえ感がディズニーでもあるという事なんですかね?
まぁそれを踏まえて、もっと気軽にもっと身近に、そういう感動と届けられたら、最終的に提供したい価値になるのではないかという事はストーリーとしてはすごくいいなぁと思ったんですよね。

後はその、ディズニーレベルでのクオリティーで親子で楽しめるとか、親子で感動するとか、というのがこれまた表現として何なのか。もう少し解像度を上げて何なのか。
意味合いとして間違っていなければ、そういう話なのですか?

ゆきさん:
そうです。

かわさきさん:
ディズニーレベルのよみうりランド。みたいな??

ゆきさん:
よみうりランド、、、、うーーんもう少し身近で、「支援センター」くらい身近が良いです。

丸山部長:
そんなこんな、意見をもらって、どうですか??

ゆきさん:
私のやりたい思いは皆さんの意見も私の考えも踏まえた上で筋は通っているのですが、、、それをターゲットとか、目的とか、そういう言葉にするのが、、、、

めぐみさん:
ご近所ブロードウェイとか、、、、隣のブロードウェイとか

会場:
あぁ~~~!

丸山部長:
事業名に近いですよね。でもイメージしやすいですよね。

じゃあ、こういうのを経て経て、ゆきさんがまたまとめてくると思うので、そんなこんなでイメージがついてきたかと思うのですが、手段手法で一番メインでやっていく具体的な事業モデルとしては、主催の自主企画のイベントというかコンサート企画をやって、行くという事はそれはそれでぶれないですか?それは、収入的にもそれが軸になってきますか?エンタメとかって3か年とか5か年で考えた方が良くて、1年に数本すごく大きいコンサートを言うと、そこで300~500万とかを稼ぐ!みたいな感じですかね。
ビジネス的に言うとイメージはどんな感じですか?

ゆきさん:
私のイメージでは、自分が主催コンサートを企画していくというところで、ミュージカルっぽかったり、楽器の演奏だったり、アートでミュージカルみたいなワークショップ型もありで、そういう小さめな企画を何個かやっていって、年に1回その企画を集めたようなコンサートを大きい舞台で800人とか入るような舞台でやっていきたいです。

丸山部長:
じゃあ、まぁこういう一貫性が大事なんです。
もう少しいろいろ考える必要はありますが、村上侑希エンターテイメントをみんなでわかってもらう必要があって、「こういう思いで、こういう人たちに向けてやります!」みたいなのがあって、何個かアプローチあるんだけど、全部が理念に向かっていて、集大成として1年に1回やって、普段は3つくらいのアプローチをチョコチョコやりますよ~みたいな感じですかね。


と、この会はこんな感じで終了しました。

一つ一つ着実に決まっていくゆきさん。
どのようなエンターテイメントが出来上がるのかが楽しみですね~♪

それではまた、
以上、副部長シバタでした~

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