#537 日常の大切さ

十七世紀のフランスの文学者ラ・ロシュフーコーは、「われわれの気分が穏やかであるか荒れるかは、生涯の重大事によってよりも、むしろ毎日起きるこまごましたことの運びが、思わしく行くか行かないかによって左右される」といっています。自らの心の平穏や幸福を願うならば、日常の些細なことに対して美意識を忘れずに行動すべきでしょう。

『すぐに結果を求めない生き方』

ハレの日ばかりを意識し、
ケを大事にしない。

これでは成果も出ないし、
心も落ち着くはずがない。

ハレとは特別な日をさし、
ケとは普通の日常的な生活を意味する。

数年前の私がまさにそうだった。
特別な日ばかりに目が行っていた。
心が落ち着かなかった。

その結果、特別な日もボロボロだった。

そこでようやく、
日常生活こそが大事だと気がついた。

日常生活の習慣を見直してから、
少しずつ心が落ち着くようになってきた。

特別な日も日常も同じ1日。
日常がしっかりしてこそ、
特別な日が輝く。