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#752 コントロール

私たちを最も強力に支配する主人は、なんと言っても外的環境だ。そのような支配力をもつ要素は数知れない。それらの要素のいずれかを意のままに動かせる人物がいれば、その人物は私たちのことも意のままに動かせる。私たちが何かを愛したり、嫌ったり、恐れたりするとき、そうした感情の対象を支配する人物(や環境)は、必然的に私たちを支配することになる。だから、自分で動かせないものに対して強い欲求をいだくことは、避けたほうがよい。近づくことすら避けるべきだ。さもないと、奴隷のような隷属状態に陥る。自分で自由にできないものに大きな価値を見いだしたり、不安定で予測不能なものに執着したりすると、どうしてもそのような結果を招く。
エピクテトス

パッションパラドックス

自分でコントロール
できることに目を向け、
自分でコントロール
できないことには目を向けない。

頭ではわかっているが、
なかなか割り切ることができない。

他人の行動や思考は
コントロールできないのに、
ついつい動かそうとしてしまう。

アドラー心理学でいう課題の分離だ。
自分の課題と他者の課題を明確に区別する。

自分の課題については向き合うが、
他人の課題には立ち入らない。

このルールを破るから人間関係が
うまくいかなくなる。

コントロールできることに
目を向けよう。
それが幸せへの近道だ。

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