見出し画像

#620 厳しいルール

心理学には、「どうにでもなれ効果」という、面白い名前の用語があります。トロント大学のジャネット・ポリヴィが最初に使った用語なのですが、あまりに厳しいルールを自分に課すと、ほんの少しつまずいただけで、「もうどうにでもなれ」と、すべてのルールを投げ出してしまおうとするのですよ。

面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本

どうにでもなれ効果。

厳しいルールを設定し、
達成出来なかった瞬間に全てを投げ出す。

やる気に頼るルールは破られやすい。

10日で5キロのダイエット。
最初は頑張るが、
3日ぐらいであきらめが出てくる。
7日後にはダイエットしていたことすら
忘れてしまう。

大切なことは、
実現可能な目標を立てること。
ルールも甘くてよい。
徐々にハードルを高くしていく。

人間はそんなに簡単には変わらない。
自分自身には、なかなか厳しくできない。

それを知った上で事にあたること。

どうにでもなれと思った瞬間に
試合終了である。

そうならないための仕組み作り。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?