「イブイブ」を編みだした日本人のそういうとこ、ステキだと思うよ。
そういえば12月23日って天皇誕生日じゃなかったっけ?と思ったら、新しい天皇陛下が即位されているので、そのタイミングで2月23日に変更されていた。
そして今日は「イブイブ」じゃないか。
なんか最近、イブイブってあんまり聞かなくなったような。
そもそも、クリスマスって25日が正真正銘の本物で、クリスマス・イブというのは正しくは25日の夕方(イブニング)のことを指すみたいよ。本当はね。
ここから先はわたしの予想だけど、クリスマス文化が日本で流行りはじめたとき、そうはいっても多忙な日本人にとって25日の一日だけではとてもじゃないけど大切な相手と過ごせない人々がたくさんいたんだと思う。
そこで、じゃあもう24日を「イブ」ってことにして、クリスマスの日を増やしたらいいんじゃないかと、そんな話になったんでしょうね。
しかし、それでも多忙な日本人にとって、24日25日の二日間だけではまだまだ大切な相手と過ごせないケースが後をたたなかった。(たぶん)
平成がはじまる頃かなあ、誰が言い出したんでしょうねえ。
んじゃもう、23日に「イブイブ」とかわいい名前をつけてさらにクリスマスを増やしたらいいんじゃないかと。
そして今のところ「イブイブイブ」の話は聞かないので、めでたくほとんどの日本人がこの三日間でクリスマスをまっとうできているのだろう。(たぶん)
線が細く見られがちな日本人だけど、そういう「欲しい物はなにがなんでも手に入れます」というバイタリティ、嫌いじゃありません。
時間はきちんと守ります、精密な商品つくります、礼儀も正しくします、と控えめで優等生っぽくしながら、こういうところは急にワイルドなのよね。
ので、天皇誕生日が変わっても、イブイブの文化はこれからも無くならないでいてほしいなあ。
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