「自分の書いた文章を読み返すこと」は、なにより楽しいエンターテイメント。
キリがいいようで、そうでもないね。毎日投稿240日目。
ここまで毎日、エッセイのようなものを書いて気づいたのは「書きたいテーマがあって書いているときはやっぱりシアワセだ」。
きのうは「なぜ人は廃墟に惹かれるのか」というエッセイのようなものを書いた。せっかくの休日に、2時間もかけて書きあげた。
なんで自分は廃墟に萌えるのか、どうしても以前からことばに表してみたいと思っていたので、書きだしたら止まらなかった。
そういう日はいい。しかし、いまさら格好つけることもないので、はっきりいうが、逆にさして書きたいこともないのに、書きたいことを探している時間はとりわけ苦痛だ。
noteで毎日エッセイを書く方々には「基本ポジティブ」「苦にならない」と仰る方もいるけれど、わたしゃーそうでもない。
23時から「なあにを書こうかなあ」と悩み、仕事の疲労とストレスがのしかかりながらも、なんとか書きあげる夜は、0時のプレッシャーに殺されそうになる。
それでも、やめられないのは、なぜか。
ひとつは、365日は書きつづけると決めたから、という理由がある。
しかし、いちばんの理由は、どんなクオリティであれ、あとから自分の書いた文章を読み返すことは、なにより楽しいエンターテイメントだからだ。
だから、たぶんこの文章も未来の自分が「どれどれ、うっしっし」と、やらしい目つきで読むと思う。エンターテイメントの自家発電だ。
未来の自分のために…と思えば、ウンウン唸りながらも、ひとエッセイ書き上げてやろうとがんばっちゃう。
なんなんでしょうね、この嗜好。
自分で読んで「うまいと思うけどなあ、ココ」と自賛したり、「このくだり、サムー…」と呆れたり。
でも最後には「いいぞ、もっとやれ」と自分で自分を応援。「よく書いてるなあ」「もっとよく書けるはずだぞ」と励ましたり。
ナルシシズムと言われてしまうかもだけど、だってすこぶる楽しいんだもの。やめられないのよねー。自分の読むの。
誰にも迷惑かけてないし、いいよねえ。
といいつつ、この文章もすでに6回くらい、読み返しちゃってるんだよねえええ。
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