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まいにち自分の考えを書き、誰かの考えを読む。

「なにを書こうかな」と、ポヤンと考えながら過ごす時間がこのうえなく好きだ。

そして、考えたあげく、いまはこうやって誰でもエッセイを書ける場所があるのがすごい。

むかし「mixi」というSNS黎明期のさきがけがあって、そこでもよく書いていたが、noteのようにコラムやエッセイを書きつづっている人は多くなかった。どちらかというとmixiは個人ブログ(日記)の集合体だった。

しかし、そのころからわたしは「エッセイのようなもの」を書いていたので、マイミクたち(フォロワーみたいなもの)のなかには「たまに哲学的なことを言いだします笑」と評する人もいた。

mixiの全盛期はたぶん2006年前後だ。
インスタは2010年からサービスを開始したが、それまではいまでいう「リア充」や「パリピ」と呼ばれる方々がインスタに移り住む前だったので、そういう方々の「飲みにいった」「旅行にいった」という明るいニュースのなかだと、哲学(?)っぽいエッセイはいわゆる「悪目立ち」をしてしまっていたと思う。

noteに流れている記事は、むしろコラムやエッセイのたぐいが多く、日記のように表面的な描写もあるが、個人の内面をつづっている記事も多い。

「起きた出来事」もだが、「わたしはむかしからこう思う」のように、過去をつづった記事も多い。

有名ではない人の、ふとした「生(なま)」の文章は、有名な人の考えられた文章より、えもいわれぬ読みごたえがあったりもする。

「書くことを仕事にしていない人たち」の、コラムやエッセイを読めるってのは、わたしは好きだなあ。

まいにち自分の考えを書き、誰かの考えを読む。

いまさらですが、多くの人がこれをやってるnoteという場所は、ほんとうにすごいなあ、と思いますよ。


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