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緊急地震速報が鳴ったら、はじめにどう行動するか。いまのうちに決めておきましょう。

慣れるっていいことだ。

仕事に慣れる、人に慣れる、環境に慣れる。

でも、地震に慣れてはいけないね。

今日の18時ころ、「ギュワ、ギュワ、ギュワ、地震です」と、いっせいに会社で携帯電話で緊急地震速報が鳴りだした。

しかし、すぐに動かない人がほとんどだった。

会社には20人程度の社員が働いていた。
わたしは、すぐさま入り口のセキュリティを開け、いつでもみんなが避難できるようにドアを開放した。

しかしわたしも含め、みんなにこれ以上の行動はなかった。
グラグラ…とゆっくりとつづく揺れに身体をあずけて様子をうかがう。

「震度2?3?」
「電話している人、おりかえして」
「避難しますか?」
「このビルは必要以上に揺れるんだよ」
「こわいです」
「まだいいでしょ」

入り口にちかづいてくる人もいれば、すわったままの人や、とりあえず立った人など、行動はバラバラだった。

会社はビルの7階にあるが、このようなとき、外へ避難をすべきなのか、その場で身の安全を確保したほうがよいのかさえ、わたしも、みんなも分かっていない。

これだけ日本が災害を経験し、いろいろな対策を共有してもらっているのに、この「ていたらく」では死んでも文句は言えないな。なんのための緊急地震速報か…。

地震と一緒にゆれながら考えてたら、まにあわないこともあるよね。無事にゆれがおさまったあと、いたく反省しました。

緊急地震速報が鳴ったら、まずはじめにどう行動すべきか。
会社と家族とちゃんと相談して準備しておこう。


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