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人は「ないものねだり」をループすることで「大切なもの」を知るのですか。

やることがたくさんあると、頭もこころもいっぱいになって、なにもしなくていい時間がとても尊くてやさしく感じる。

やることがあんまりないと、ひまというより不安になる。こんなことしてていいのかなあって、やることをつぎつぎ探しだす。

たのしいたのしい休日は、永遠につづいていいよと思うが、まったく仕事がなくなったら、それはそれでこまる。

スマホが無いとふべんなくせに、慣れてくるとスマホを持たない生活に魅力を感じたりする。

ひとりでいすぎるとさみしくなるし、みんなといすぎるとひとりの時間が欲しくなるし。

そこへもってきて、ないものをねだるたびにあーだこーだ文句をゆってみたり。

ことさらに、しょうもない。

でも、そうなることが分かっていれば、いま手元に「あるもの」は、無くしたときに自分が欲しがる「たいせつなもの」であることが分かってくる。

それは、仕事だったり、モノだったり、人だったり。

「ないものねだり」とは、自分の人生における「たいせつなもの」を知るための、だいじな道のりの途中なのですね。


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