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血液型での性格診断は、いつまでたってもやっちゃうねえ。

科学的な根拠はないって言ってるのに、いやはやどーして、血液型での性格診断は盛り上がる。

「あの人絶対、A型だよね」
「やっぱり。O型だと思った」
「まさかのAB」
「B型だとは思ったけど、なんか言いづらかった」

などなど。

新人さんに研修をしていても、1週間も経てばみんなで「何型だと思う?」と当てっこが始まる。

女の人ほど、真剣に考えてくれるね。

わたしはね「O型」の人を当てるのが得意。
自分が「O型」にあこがれているからかなあ。

やっぱり、おおらかで、話し好きで、明るくて、あけすけなタイプの人は「O型」だよね。

ちなみにわたしは「A型」。仕事には几帳面。でも、それ以外は適当かも。

血液型での性格診断は、科学的根拠がないとか、確証バイアスだとか、アジア圏でしか言われてないとか、まったくもって信ぴょう性はないのに、やっぱり廃れない。
だっておもしろいもの。
当たってるなあと、思わされてしまうしねえ。

ちなみに、2004年からはテレビ番組で血液型占いを扱うことはしていない。

BPO(放送倫理・番組向上機構)が、「血液型によって人間の性格が規定されるという見方を助長することのないよう要望する」との声明を発表し、子供たちへの悪影響もかんがみて放送されていないそう。

なのに。
いっこうに収まる気配がないこの血液型診断。

ちなみに「A型」の人は「A型でしょ」と言われるのを嫌がる。
ソースはわたし。
若いころは、9割方の人に「絶対Aですよね」と言われた。

最近は「O型ですか?」と言われることのほうが多くなった。
中身は変わっていないのに、人の見方が変わったんだな。

そのこと自体はうれしいんだけど、ちょっと手放しでは喜べない。

たぶん、本当の自分で人と接することができていないのだろうな。

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