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あかるい人って、すてきです。

「取り柄」というものがある。かんたんな言いかたをすれば長所。

たとえば、美人というのは、それはもう、生まれもった才能だったり、努力の結晶だったり、その人にとっての申し分のない「取り柄」だ。
見てくれだけじゃない。計算がはやい人も、書くのがうまい人も、描くのがうまい人も、話すのがうまい人も、やさしい人も、みんなりっぱな「取り柄」だ。

かずかずある人間の取り柄のなかで、とびきり尊敬できる取り柄がある。
それは「あかるい」ということだ。

20人くらいも人があつまれば、かならずひとりはいるこの「あかるい人」。がんばってそうしているのか、生まれつきなのか、いつもあかるいから真実は分からない。

リアリティのあるたとえでいうと、まいにち、会社で自然にあかるい挨拶ができる人はすごい。
朝から表情がわらっている人もすごい。
いつでも100%、お客さんにわらって話せる人もすごい。

でも全員が全員、あかるい人を好きなわけじゃない。

やかましい、落ち着きがない、うそくさい、おしつけがましい、とあかるい人を気にいらない人もいる。

でもやっぱり「元気があればなんでもできる」という名言のとおり、あかるいことはすばらしい。なによりもかけがえのない才能だ。

人にはそれぞれ役割があるというけれど、くらい人は、あかるい人から元気をもらってる。

じゃあ、くらい人は、あかるい人に何をしてあげられるんだろう。

いつもそうやって考えてしまう。
そう思う、わたしはたぶんくらい人。

とりあえず、この場を借りて、世の中のあかるい人にお礼を言います。
いつもあかるくいてくれて、ありがとう。

あかるい人が、あかるくいられるように、わたしはわたしの「取り柄」であかるい人のちからになれるように、これからもがんばります。



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