毎日投稿をすると、ちいさな出来事からでもなにかを気づけるようになるよ。
肉や魚のパック、発泡スチロールのあの白い食品トレー。
食材を取りだした後、あれを洗うようになったのは結婚してからだ。
スーパーマーケットの入り口には、それを回収するコーナーがあるよね。
だから洗って干して、ある程度まとまったら回収ボックスに返却(?)する。
牛乳パックもそうだね。
ふと気づいたが、そういえば19歳からひとり暮らしをして、36歳で結婚するまで、そんなことはしたことがなかった。
どちらもダイレクトに捨てるのがあたり前だったし、洗ってスーパーに持っていくことが手間に思えた。
返却、とはいえ感覚的には捨てるのと変わらない。
「わざわざ捨てるものを洗う」という行為は非効率に思えたし、絶対にありえない作業だった。
それでも洗うようになったのは、べつに奥さんがわたしに洗えと言ったわけではなく、奥さんがそうしているのを見て、なんとなくやったほうがいいのかな、と足並みをそろえたのがキッカケだ。
何年か経ったいまは、ただ捨てることに抵抗を感じるようにまでなった。
レジ袋をもらえなくなり、エコバックやマイバスケットを持ち出すようになってから、事前にそれらに干して乾いた食品トレーと牛乳パックを入れておけば自動的にスーパーに持っていくことになるので、さほど手間もない。
ふと、人はささいなキッカケで変われるものなんだなあ、と思ったよ。
なにより、こんなちいさな出来事から過去の自分を振り返り、「人は変われるんだなあ」なんて大層なことを思えるようになったのは、毎日noteを書くようになったからかもしれないね。
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