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【クロアチア生活】犬のノミ・ダニ・フィラリア予防薬と混合ワクチン事情

2022年6月にクロアチアに移住して半年が経過しました。
日本から持参した愛犬のノミ・ダニ・フィラリアの予防薬が切れたため、クロアチアの動物病院にお薬を買いに行ってきました。

また、毎年12月に接種していた混合ワクチンの接種時期でもあったので、同時に混合ワクチンもお願いしてきましたので、クロアチアの動物病院での処方をレポートします。

各種予防薬について

まず、予防薬についてお話します。

日本ではノミ・ダニとフィラリア予防などのチュアブルタイプのお薬「ネクスガード スペクトラ」飲んでいました。

投与期間は、東京の時は毎年4月~11月、広島の時は3月~11月まで。

暖かい季節が終わるとフィラリア予防は終了し、ノミ・ダニ予防のお薬「フロントライン」を首元に投与していました。

フィラリアの予防期間は住む地域や国によって予防期間が異なります。

クロアチアではどのくらいの期間必要なのか確認したところ、基本的には1年を通して予防が必要とのこと。

日本では 「ネクスガード スペクトラ」を飲んでいたと写真を見せたところ、「これこれ!これが一番いいのよ」とクロアチアでも主流なお薬だと分かりひと安心。

「ネクスガード スペクトラ」はドイツ製なので、ヨーロッパでも処方してくれるところは多いようです。

ただし、飲み方がちょっと特殊。

「ネクスガード スペクトラ」を3ヶ月毎、「ネクスガード」を1ヵ月毎に飲んでくださいとのこと。

つまり、1月に 「ネクスガード スペクトラ」、2月と3月に 「ネクスガード」、4月に 「ネクスガード スペクトラ」という風に3ヶ月スパンで飲んでいくようです。

気になるお値段は

日本の 「ネクスガード スペクトラ」は1粒あたり約3,000円でした。

クロアチアの場合は 「ネクスガード スペクトラ」 は1粒あたり約2,150円、「ネクスガード」は 1粒あたり約1,850円 でした。

1年分のお薬代を考えると、日本よりはかなり割安感があります。

混合ワクチンについて

日本では年に1回打つ習慣が浸透していますが、ネットで調べたところでは海外では3年に1回というところもあるとのこと。

これもクロアチアの場合はどうか分からなかったので獣医さんに相談してみました。

クロアチアでは1~3年に1回接種するのが普通ということでした。

1~3年と幅があるのは、飼い主の希望に合わせているのだと思います。

我が家は毎年打ってきているし、先日作成したEUのペットパスポートに混合ワクチンの接種歴も記載しておきたかったので、今年もワクチンをお願いすることにしました。

EUのペットパスポートについてはYouTubeに動画をアップしております。https://youtu.be/GEj_9wuLoXw

日本と同じ混合ワクチンを説明することが難しいため、基本となる「ジステンパーウイルス、アデノウイルス、パルボウイルス」が入っているものが希望と伝えました。

そこで打っていただいたのが、「Biocan NOVEL DHPPi/L4」というワクチンです。

EUペットパスポートに記入された混合ワクチン接種証明

調べたところ、ちゃんと希望のウイルスワクチンが入っているものでした。こちらの有効期限は1年間なので、また1年後に接種する必要がありますね。

混合ワクチンのお値段

混合ワクチンの接種代金は 日本だと約6,000円、クロアチアは約3,700円でした。

まとめ

ペットのケアについては日本と同じようにワクチンで予防を行っているようです。ノミ・ダニ・フィラリア予防薬や混合ワクチンは必須のものではありませんが、万が一を考えて今までと同じメニューで接種することにしました。
健康な身体で長生きさせてあげたいと思います。


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