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反抗期到来。

こんしばわん、しばみかんです🍊
今日は虐待を受けていた頃の話です。
先日お話ししたのでは、心療内科に通い始めた私。
次に何が起こるのでしょうか?
前回の記事はこちら↓

マガジンで過去のnoteをまとめていますので、こちらもどうぞ。

20代後半で反抗期

月1回、心療内科に通っていたある日のこと。
その日は師走のとある土曜日だった。

いつものように臨床心理士と
カウンセリングを行った。

話の内容は年末年始の話になった。
「実家に帰るのが憂鬱なのです。」

生まれ育った家に帰る。
すると、
昔の記憶が蘇るのだ。

虐待があった部屋。
特に洗面台へ行くと、カミソリで切られたことを
思い出す。

そして目の前に母親がいる。
父親や妹がいても、心休まるところはない。

むしろ、1人か
母親がいないところであれば
心が休まるのだ。

いろんな思いがあふれて
一方的に話してしまった自分がいた。

臨書心理士は静かに聞いていた。

話の流れがどう変わったのか、失念してしまったが
カウンセリングの中盤に
「今年は実家に帰らない」
という宣言をしていた。

臨床心理士も
「辛いのであれば、距離を取ればいいのでは」
というアドバイスをくれた。

「実家に帰らない」
という選択肢が今まで存在しなかった。

帰ろうではなく
「帰らないといけない」
という義務が発生していた。
だから気が重くなっていた。

「実家に帰ることは義務ではない。」

そう結論付けた私は、実家に帰らない決意をした。

そして年末。
ギリギリまで帰る宣言を両親にはしていたが、
突然、帰らない宣言をした。

当然、電話がかかってくる。
母親だけでなく、父親からもかかってきた。

だが、無視をした。
ずっと鳴り続けていたが電話に出ることを無視した。

次にLINEも送られてきた。
これも無視した。

私にとって、人生で2回目の反抗期に迎えた。
20代後半で反抗的になるとは思わなかった。
自分でも驚いたが、固く決意したことなので
自分が起こした行動に違和感を感じなかった。

ちょうど紅白歌合戦を見ていた頃
父親からLINEが届いた。

が、既読スルー。
優しい父親に対して反抗的な態度をとるのは、少し辛かった。
だけど、今までの辛い気持ちを知ってほしい。
自分勝手と知りながらも、この気持ちが届いて欲しいと思っていた。

少し時間が経ったときに
父親からのLINEを読んだ。

「年越し蕎麦あるよ」
「海老のてんぷら残ってるよ」
「紅白見てるのか?」
「元気か?」

心配のLINE。
ごめん、お父さん。

返事は送りたいが、送ったところで
母親が出てくるような気がして
おまけに自分が決意した「帰らない」
という気持ちに負けた気がして。

返事をしないことにした。

1人で過ごす初の年末年始。
自由な時間も過ごしつつ、
なぜか規則正しい生活を送っていた笑。

そして仕事初め。
何事もなかったように、いつも通りに
出勤して仕事をしていた。

・・・

突然の反抗期が到来!
さて、家族との距離を取ったしばみかん。
そのまま距離を取り続けるのか…?
続きは近日中に。

ではでは。

🍊🍊🍊🍊🍊

虐待と関係がある、「強迫性障害」
ぜひ3連休に読んでみてくださいね。