詩 / 残酷な呪い


目が覚めると、まるで時間が巻き戻ったように感じる
全部夢だったんじゃないかと思った
瞬間、記憶が脳裏を駆け巡って、君の名前が溢れ出そうになる
口を噤んで息を呑んだ
毒は喉の奥を通って心臓に廻っていく
残酷な呪いが、まだ残っている

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