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花園神社をお詣りして改めて人生を学ぶ

花園神社詣りで学んだ人生五訓

1.スタート地点には「行け」とか「待て」という明確なサインは無い
2.立ち塞がるハードルは躊躇なく越えて行け
3.時々立ち止まって自分の位置を確かめろ
4.「せっかくだから」という考えは必ずしも良い結果にならない
5.思いきりや粘り強さも大事だが諦める潔さも大事だ

還暦を目の前にしてプチ自由人となった私が今回学んだ教訓ですが、早速そのわけをご紹介していきます。

今回花園神社をお詣りしたのは、ただの閃きなんですが、自宅から南南西方向への龍脈レイラインは箱根の九頭龍神社へ行きつきます。

そして180°反転した北北東方向への龍脈レイラインは、自宅を通り北茨城の花園神社へとつながります。
そんなわけで今回は花園神社へお詣りしました。

ちなみにレイラインとは、こちら

花園神社へのアクセスは
車の場合、常磐道の北茨城ICから約25分
電車の場合、JR常磐線の磯原駅からタクシーで約30分(路線バスはありません。)

この神社は、地元の人は別として、知った人しか行かないと思いますが、知ったとしても行きにくい山深いところにあります。

神社の手前200mくらいに市営の無料駐車場があります。

車を停めて坂を登っていくと右手に赤い橋が見えました。神社の入口っぽい感じ?

道路の左右は杉木立

私は幼少期から慢性鼻炎でいち早く花粉症にかかっていて、最近は薬をのむほどではないものの、この花粉症最盛期に杉林に突っ込んでいくド変人ですが、なぜか全然ムズムズしません。
むしろスースーと清々しい

境内の縁には渓谷があります。

鳥居が見えました。

ここから空気が変わります。
階段を昇ると右手に凄いコブの付いた大木がありました。
コブを触ると子宝に恵まれるそうです。

こぶ杉
拝殿 カッコイイ!

拝殿でお詣りして右手に進んだ奥に立派な本殿があります。

さほど大きくはない本殿ですが、彫刻は凝っていて華やかで堂々たる風格です。

本殿

お詣りを終えて小道を進むと大きな御神木がありました。

幹の途中で3本に分かれた杉の御神木

滝や渓谷が一体となって自然美溢れる境内となっています。
ここまではゆっくりと厳かに済みました。

お詣りを終え、ここからは奥の院峰を目指して山登りとなります。
途中に「急坂危険クサリ有り」と書いてある(◎_◎;)
案内看板は唯一ここだけしかなく、なんとなく山方向に続く砂利道を進みます。

道端には先日降った雪が残っていましたが、山道は問題無さそうです。
平日のせいか一人も人を見かけませんでしたが、とりあえず進みます。
教訓1
スタート地点には「行け」とか「待て」という明確なサインは無い

歩き出して5分もしないうち、既に道にはガッツリと雪が積もっています。
昨日あたりにバイクのオフローダーが来たらしく、幸いにしてタイヤの轍を頼りに進むことができました。

小さな倒木が道をふさぐ
やや大きめの倒木が道をふさぐ
今度は完全直角に道をふさぐ
またも倒木が…

「これ以上行くな」というお告げか???

円を描くオフローダーの轍

ここら辺までは歩いて30分と看板に出ていたようだが、既に1時間は歩いた気がするし、もう汗だくです💦

さすがのバイクもここで断念しようとしたのか?
引き返そうとターンをした形跡なんですが、突き進んだようです。
ならば「オレも行く!」
教訓2
立ち塞がるハードルは躊躇なく越えて行け

意味不明な看板
左側が46 右側が66

こんな状況で看板が出てくると嬉しくなるのだが、まったく意味不明。
「ここまでは46分?でこの先は66分?」勝手な想像なんですが…
すかさず地図で現在位置を確認しようとしたが、なんとバリバリ圏外😢
教訓3
時々立ち止まって自分の位置を確かめろ

行き先看板が無い分岐点

すると間もなく道が開けて分岐している

でも片方は進入禁止になっていたので、オフローダーの轍に従って歩いていきます。
最初の案内看板からすると、七つ滝入口の分岐点から七つ滝までは10分と書いてあったはずなので、もうひと踏ん張り!
とは言うものの、この分岐点が七つ滝入口なのかさえわからない。

日が当たらないらしく道はさらに雪が深くなってきたが、オフローダーのおかげで大丈夫なはず。
あと10分で七つ滝が見られるはずだし、せっかくここまで来たんだからと言いきかせる。
教訓4
「せっかくだから」という考えは必ずしも良い結果にならない

するとまもなく轍がターンしている

テッテテー⤵️という効果音が鳴る(頭の中で)

円を描くオフローダーの轍

その先にはクサリが張られ
無惨にも立入禁止の看板が(T_T)

オフローダーもバイクを停めて歩いていった形跡はありません。
クサリの先を見ると急な坂になっています。
そして、かすかに滝の音が…

雪の中を1時間以上かけて歩いてきて
七つ滝も見ないで帰るのか?
せっかくここまで来たのに🥲

でも坂を滑って転げ落ちて遭難でもしたらきっと見つからないだろう。
なんてったって神社を出てから誰一人とも出会してないんだからね。
冬眠していた熊もこの雪を見て二度寝したはず。

これはきっと「また来なさい」という神様のお告げなのだろうと悟りました。
教訓5
思いきりや粘り強さも大事だが諦める潔さも大事だ

そして雪深い下りの山道をすっ転ばないように
トボトボと帰るのでした。

オフシーズンだから案内看板が無いのか
ハイシーズンでも敢えて看板は立ててないのか
この山の参道はお試し感たっぷりの修験道です。

途中、正体不明のデカい鳥に出会し大声をあげてしまいましたが、無事下山しました。

龍神様?

というわけでプチ自由人になって
これから5次元に行くぞーと意気込んでいたところに、いきなり「お試し」が来て3次元地球をこれでもかと味わったお詣り物語でした。

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