生きる意味とは

朝起きて「さあ、今日もちゃんと心臓動かすぞー」って意気込む人はいないと思います。この肉体は自分の意志とは関係なく毎日働いてくれています。

とすれば、私たち人間は半分生かされているとも言えます。

半分は生かされ、半分は自分の自由意思で生きる

だから自分の意志で命を絶つこともできます。それをしない限りは生きることができて、いつか心臓が止まるまで生かされ、そして生きる。

これが人間の在り方と私は考えます。

そこで、生かされるという意味なんですが

きっとこの地球に必要な存在だからなのでしょう。

人間の肉体もひとつの小宇宙と言われます。数え切れないほどの一つ一つの細胞がそれぞれの働きをして肉体が成り立っています。何兆個もある細胞は一つとして無駄なものはありません。

これを地球に置き換えると、あなたも私も地球にとって絶対に必要な細胞の一つなのです。

そしてここが重要です。あなたがみんなと同じような働きをしたらダメなのです。あなたにしかできない働きをあなたらしく表現するのがあなたの役目なのです。

今までの教育はこれと正反対のことをやってきたと言えます。みんなと同じような生き方をすれば良い人生が送れるって、地球にとっては望ましくないことだったのではないでしょうか。

そこに気づけたのならば、生きる意味の答えはもう出ましたよね。

自分がやりたいことを自分らしくやる

これがあなたの生きる意味であり理由なのです。

だからといって周囲を気にせず好き勝手にやればいいわけではありません。人間の細胞だって周りの細胞の動きとバランスを取りながら絶妙なタイミングでそれぞれの働きをしています。だから人間だって同じこと。

人間関係というバランスを取りながらも自分しかできない生き方をすればいいんです。

哲学者が説いた生き方は理想かもしれませんが、それが必ずしも自分にフィットするとは限りません。参考にする程度にして自分らしくアレンジしていけばいいのです。その理想の生き方が自分の正解ではありません。

生きていく中でたびたび出てくる疑問

「生きる」って何だろう？

これが頭をよぎるのは大概辛い状況に置かれている時だと思います。

嬉しい時、喜びにあふれている時に「何で生きているんだろう？」って思わないですよね。逆に「生きてて良かった」ってなると思います。

そう考えると辛い出来事というのは、生きる意味とか理由に向き合う為に起こることとも言えます。

起こることはただの現象に過ぎず、楽しいとか辛いっていう感情は自分がそのように意味付けしてるだけです。

この辛いと思われる出来事は、これを乗り越えた先にある次のステージで「生きてて良かった」と思わせる為のあなただけに用意された通過点の一つです。

逃げても構いません。そしたら何も変わらないだけです。でも現状に満足できないと思っている限り繰り返し起こってきます。

自分が「今は嫌だって」叫べば、その状況を引き寄せるだけなのです。自分が今の状況を変えたいと望んでいるから、次のステージ（辛い状況）が用意されるだけなのです。

これで自分の望みどおりになるってわかってもらえましたか？

そしたら今すぐ決めましょう。

「楽しく生きる」ってね。

生きるのに理由なんていらないと思うんです。それより、生きてて良かったって思える状況を作れるようにポジティブな捉え方をするとか、気持ちを高揚させることを心がけると良いんじゃないでしょうか。