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疲労回復〜鶏胸肉の油淋鶏風献立

2022/08/22 晩ごはん

帰宅が19時となった昨日。
ご飯を炊いておいてくれるので
私は主菜と副菜、汁物の準備をします。

鶏胸肉の油淋鶏風
付け合わせのキャベツとキュウリ
冷奴のキムチのせ
もずく酢
大根と油揚げの味噌汁
ごはん

「最も重要なもの」と言うギリシャ語が語源の栄養素


鶏胸肉の栄養は豊富なたんぱく質です。
たんぱく質は三大栄養素のひとつで、筋肉や髪の毛、肌、内臓など身体のあらゆる部分の材料となる栄養です。
その他にも、遺伝子を作る材料や身体をスムーズに動かしたり消化を助ける酵素の材料となったり、免疫力アップに欠かせない免疫細胞の材料となるなど、健康的な生活にたんぱく質は欠かせません。

ギリシャ語の最も重要なものと言う「プロテウス」が「プロテイン」の語源と言われているのも納得ですね。

鶏胸肉は低カロリーでありながら、このたんぱく質が豊富に含まれています。


質のいいたんぱく質

たんぱく質はさまざまな種類のアミノ酸が組み合わさってできていますが、アミノ酸がバランスよく含まれているので、鶏胸肉だけでたんぱく質がしっかり摂れるんです。

さらに鶏胸肉のたんぱく質には、幸せホルモンの材料となるトリプトファンや、良質な睡眠に欠かせないグリシンといったアミノ酸が豊富に含まれています。鶏胸肉のたんぱく質は身体だけでなく、精神の健康にも非常に役立つ栄養なんです!

特に運動をしていない人のたんぱく質の1日あたりの必要摂取量は体重x1〜1.5gと言われています。


鶏胸肉の疲労回復効果

鶏肉の中でも鶏胸肉特有の栄養素が「イミダゾールペプチド」です。

イミダゾールペプチドは鶏胸肉のたんぱく質に含まれている成分で、優れた疲労回復効果と抗酸化作用があるということがわかっています。
渡り鳥が数千〜万kmもの長距離を飛び続けることができるのも、イミダゾールペプチドが疲労を軽減してくれているからと考えられています。
しかもイミダゾールペプチドは身体の疲労だけでなく、精神的な疲労や認知症の予防にも効果があると言われています。


鶏胸肉の油淋鶏風

〈油淋鶏材料 2〜3人前〉
鶏胸肉2枚
◎薬味だれ
 ニンニク 一欠片
 生姜 一欠片
 長ネギ 10cm程
 醤油 大さじ3〜4程度
 酢 大さじ1程度
 甜菜糖 大さじ1程度

〈作り方〉
①鶏胸肉は厚みがある部分に包丁を入れ
観音開きにする

②熱したフライパンに油を敷き皮を下にして入れ蓋をしてじっくり焼く

③薬味だれを作る
ニンニク、生姜、ネギをみじん切りにし調味液混ぜる

④皮がパリッとしたらひっくり返し裏面も焼く。皮からの油をスプーンで皮に回しかけ、更にパリッと焼き上げる。

⑤キャベツとキュウリ切って更に広げ、焼き上がった鶏胸肉を食べやすくカットしてのせたら、薬味だれをかけて完成。

キャベツは畑の胃薬

揚げ物やお肉をたくさん食べるときは、キャベツを一緒に食べるのがおすすめです。

キャベツは、胃の粘膜の再生や、胃潰瘍の治癒に効果があるビタミンUやビタミンKを豊富に含んでいて、ビタミンUは別名「キャベジン」とも呼ばれており、胃腸薬としても知られています。
胃腸の他にも、糖尿病や便秘、吹き出物、泌尿器系の疾患に薬効があるとされており、止血や痛み止めの効果も期待できると言われています。また、ガンの発生を抑える効果があるとも言われています。
また、ビタミンCの含有量も淡色野菜の中ではトップクラスという優秀さです。
このため、胃の痛みや胃腸の潰瘍に一定の効果があることがわかっています。



今年の夏は暑くて、体もだいぶ疲れてきていますね。
疲労回復効果のある鶏胸肉の油淋鶏風献立はいかがですか?


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