見出し画像

痛みに意識が向き過ぎるのも良くない場合がある

院長酒見のつぶやき


こんにちは!
指圧治療院 健朋堂。(けんほうどう)の酒見です


痛みは
良くなるのに必要なこともあるし
身体に意識を向けることが大事

ということを書いてきて
「意識を向け過ぎるのは良くない」
なんてことを書いている

あきらかに矛盾しているようにみえるんですが
実はそうではなくて

何事もバランスが大事
そう言いたいだけなんです

時々あるケースなんですが

「前屈すると腰が痛いです」
施術が終わって
「まだ痛いです」

治療前は20°位しか前屈できなかったのが
治療後は90°以上前屈できている

つまり
はじめ痛かった前屈20°では痛みはなくて
90°以上曲げると痛みがでるという状態

これに対してのリアクションは
患者さんによって違って

「さっきよりかなり曲がるようになりました!」
なのか
「まだ痛いです」
なのかで認識する結果は180°違っていて

これをどう解釈するかは
治療家と患者の立場で変わってくるし
個人の考え方にもよるので
良いか悪いかはないとして

ただ

痛みに目を向け過ぎることで
実際に改善した部分に目を向けることができない

こうなると思考が
ゼロか100かになってしまうので
痛みがゼロになるまでは良くなったことにならない

日常生活でも
わずかな痛みや違和感もすべて拾ってしまうので
意識が常に痛みに向いてしまう

以前の記事で
前向き思考は症状の改善が早い傾向にある
と書いたことがあって

意識が痛みに向きすぎると
どちらかというと
後ろ向きな思考になることが多くて

※細かく痛みを拾いながら
前向きに身体の状況分析している
凄い人も時々います

こういった思考は
痛みゼロだった自分と今の自分を比較している
ことが多く

痛みや異常のなかった時の自分を基準にして
今現在の状態を比較するので
少しでも痛みがあれば不合格

こうなると
完全に痛みが無くなるまでは
良くなったことにならないので

だんだん苦しくなってくる

一方で
少しの変化も前向きに捉える考え方だと

日々良くなってきている!
と思えるので心身ともに楽で

考え方は人それぞれだし
何が正しいのか間違っているのかも
ないのですが

もし
痛みで辛い日々を過ごしているのでしたら

ちょっとだけ
痛みへの目の向け方を変えてみるのを
おすすめします

少しだけでもいい変化がでるかもしれません


最後までお読みくださり
ありがとうございました


執筆者:酒見健太郎
指圧治療院 健朋堂。院長 / 治療家歴16年 のべ施術人数20,000人以上 / 日本指圧学会2022.2023登壇「坐骨神経痛に対する指圧治療」発表


ご予約などの問い合わせはLINEからも可能です。


プロフィール(HP)はじめての方へ料金体系よくあるご質問アクセス

JR恵比寿駅 徒歩2分 渋谷区恵比寿の整体・指圧治療院
当院ホームページは👇👇👇
渋谷区恵比寿で腰痛・椎間板ヘルニアなら「指圧治療院  健朋堂。」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?