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【引っ込み思案の選んだ道】

まだまだ暑さの残る日々ですが、空の高さや風の香り、虫の音色…着実に秋めいてきていますね。

個人的には秋は凄く好きな季節で、夏から秋に季節が移り変わっていく、なんとも切ない感じが漂って胸がギューッとなるのが堪らぬわけです。
あと、学生の頃の運動会の日の朝を思いだす澄んだ空気感も好きです。(伝わるのか…伝われ伝われ…)

というわけでそんな佳き季節に突入しつつある、8月も後半の月曜日noteの日、いつもの志庵の店主がお届け致します。今週も何卒宜しくお願い致します。

先週のnote、大好きなROCKBANDとの出逢いを公の場で赤裸々に告白させて頂きました。
こちらからお読み頂けます↓↓↓

お店に来てくださるお客さまからも"自分も好きです"や"よく聴いています"などのお声を沢山頂戴して話しが弾んだり、とても嬉しい1週間を過ごしておりました。"好き"を共有するって良いものですね。
そしてnoteを読んでくださっている事にも感謝。


それではようやく今日の本題に参ります。
自分を解放できる音楽、LIVEに出逢ったことにより私の性格も随分変わっていくわけなのですが、それでも基本の性格は自他ともに認める引っ込み思案

人見知り、内弁慶、人嫌い…現代の言葉で表すと『コミュ障』これが一番しっくりくるのでしょうか。兎にも角にも、あげればキリがない程の引っ込み思案スキルを持ち合わせていた私。
幼少期は母の後ろに隠れていれば、生き抜いていけましたが、段々と年齢を重ね、母の後ろに隠れられない程に成長し、著しいコミュニケーション能力の低さで暗黒の小学校時代を過ごし、このままではまずいのではなかろうか…と子供ながらに不安に思い始めます。

決して、1人が悪いというわけではなく…
今でも大勢の中にいると気を遣いすぎてしまって、疲れ果てる性質ですから、私は1人の時間が大好きで、なによりも大切です。その当時1人で過ごした時間のおかげで読書力、読解力が身に付き、これまでに沢山の素敵な物語と出逢えたわけですから、寧ろ暗黒時代も経験して良かったと思っています。

そんな、人と関わることがとてつもなく苦手な私が、高校生の時、初めてのバイト時代から現在に至るまで20数年接客一筋。
最も向いてないであろう接客業を仕事に選んだことは、他の誰でもない自分が1番驚いたわけですが、私は自分の引っ込み思案スキルの高さを知っていたし、とんでもなく面倒くさがりなのも認識済みだったので、社会と人と関わって生きていく為には、接客という仕事をした方が良いのだと考えたのです。


人と関わることや人と話すのが好きで接客業に付く方が大半だとは思うのですが、私の理由は全く逆で
人と関わることも話すのも苦手だからという理由で、半ば修行のようにこの道を選びました。

レストラン、化粧品販売、居酒屋、アパレル、ホテル、そしてホステスさんまで様々な接客業を経験しました。初めは蚊の鳴くような声しか出せず、話しかけることもできない…本当に苦しい日々を乗り越え、傷だらけになりながら磨かれて、まだまだ道半ばですがようやくなんとかここまでやってこられました。

今でも初めての方に話しかけるのは、やっぱり怖いですし、接客1年目に戻ったかのように上手く話せない日も多々あります。
只、その時と違うのは接客業をしたおかげで本当に沢山の方々と出逢えて、人と関わるのが怖くなくなったこと。

『人は 人によって傷つき 人によって救われる』
引っ込み思案の私が選んだ茨の道で、身をもってそれを知ることができました。


Live as if you were to die tomorrow.
Learn as if you were to live forever.
"明日死ぬと思って生きなさい。
永遠に生きると思って学びなさい。"
マハトマ・ガンジー

これは私のとても好きな言葉です。
これから先もこの道を進んでいくわけですが、沢山の方との出逢いを心待ちにしている自分と逢えたことがなにより嬉しかったりします。
こんな不器用な人間が営むお店ですが、何事にも真っ直ぐに真摯に向き合い精進して参りますので、引き続き何卒ご贔屓に。


今日は文章だらけの堅苦しいお話しになってしまいましたが、この毎週のnoteで少しでもお店のこと、そして私のことを知って頂ければ幸いです。
最後までお読みくださり有難うございました。
それではまた来週の月曜日に。


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