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BAMBOO INCUBATOR「研究開発型スタートアップの補助金・助成金戦略」

起業家の皆さん、次の疑問に即答できますか?
「研究開発型スタートアップが活用できる補助金・助成金はどんなものがある?」
「採択されやすい申請書の書き方は?」
「補助金獲得はその後の資本政策を左右するってホント?」
「この手の話は誰に相談したらよい?」
BAMBOO INCUBATORは、スタートアップ起業家の専門知識格差解消を目指し、起業家、エンジェル投資家、弁護士、弁理士、会計士、税理士、司法書士及び社労士のチームで運営されています。
今回は、研究開発型スタートアップの資金調達方法のうち、特に補助金や助成金を活用する方法について、具体的な事例やご経験をもとにお話しいただきます。
この40分が終わったころには、研究開発型スタートアップの資金調達方法が具体的に理解ができるようになっているはずです。
完全無料ランチウェビナーです。ランチ片手に世界中どこからでもお気軽にご参加ください!
登壇者紹介(50音順)
浅岡陽介(ゲスト):公益財団法人大阪産業局 おおさかナレッジ・フロンティア推進機構。ディープテック(大学発)スタートアップのハンズオン支援に取り組む。
金田有美子(弁理士):弁理士法人IPX アソシエイト弁理士。主にIT・ソフトウェア分野の特許権利化業務に従事している。
千葉直愛(弁護士):BAMBOO INCUBATOR代表。シード、アーリー段階の起業家・スタートアップ支援を得意とする。
丸山洋一郎(司法書士):スタートアップの商業登記手続き(VCからの資本を調達する際の種類株式、ストックオプション、組織再編)を専門分野とする。

https://www.youtube.com/watch?v=bKFS3V9o-Ko

補助金・助成金を申請するメリット
お金の獲得だけにあらず

事業や研究面の課題を言語化・具体化
資本政策の選択肢・・・創業者の株主比率が希釈されにくい。バリュエーションによる。
資金調達や広報(お墨付き)
おおさかナレッジフロンティア推進機構
https://www.obda.or.jp/jigyo/knowledge.html
研究者一人でやっているケースが多いので、人材の紹介支援(士業、起業家、大企業OB、VCなど。)。
支援20から30件/年

NEDO申請書
経営全般に関する記載が求められる。→課題が明確になる。→書けないところを埋める支援。
現場に行って見学、ニーズの調査。ニーズドリブンが正解ではなく、シーズ×ニーズを一緒に考えることが大切。

現状
知らなかった。リソース不足で申請できず。毎回落選。

補助金・助成金の種類、例
行政機関、国立研究開発法人、財団、自治体、その他(産業支援機関など)。前払いもある。

起業前しか申請出来ない補助金・助成金がある。大企業と共に申請するのも有り。

NEDOディープテック・スタートアップ支援事業・・・今、一番相談が多い。

進め方・・・採択率やテーマ重複(事務局確認が出来れば、条件付きも可能。A補助金が採択不可であれば、B補助金の審査を進める。)も意識し、該当しそうな補助金を洗い出す。スケジュールと(後払いまでの)資金繰り、エフォートも確認。

審査員の立場
ものづくり補助金とは違い。国の施策と合っているか。
審査員は審査項目をベースに審査する。審査項目が書かれていない場合、その項目は0点。

なるべく第三者にみてもらう
一目見て、何か凄そう!と思わせる。
抽象的な表現を避ける。「すごく」「圧倒的な」「効果的な」・・・マイナス材料。
1つの文章を短く。
川下企業(想定顧客)が購入する可能性が高いことを書く。例・コメントをもらう。
達成する具体的な基準値を想定顧客から確認する。
〇ミリ厚の部品に対して〇の速度で、〇%の不良率を達成する技術。

市場規模
TAMで〇兆円などは実感が湧かない。SOMが重要。自社が〇円獲れるか。
申請金額
必要以上に大きい金額にしない。
プレゼン資料
社会実装の覚悟と、申請書で伝えきれなかったマイナス点を中心に伝える。審査は減点方式の面もある。

VCから求められる事業会社の評価、探し方。・・・最初に入っている事業会社。支援機関(内閣府沖縄事務局)に相談。