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2020年上半期ベストソング Vol.2

こんにちは、しおん(@shn72)です。先日書いた「2020年上半期ベストソングVol.1」、思ったよりたくさんの方に読んでもらえたみたいで……有難うございました。読んでくださった方々の音楽digの助けに少しでも貢献できていると良いなと祈っております……!

というわけで、今回は2020年上半期ベストソングの第2弾です。2月にSpotifyでチェックした楽曲からお気に入りのものをピックアップしていきます。

2020年2月のベストソング

2020年2月は総計144曲ほどチェックしていたようです。そのなかで特に気に入っている楽曲は以下の12曲。

・Galleons - "New Horizons" 
オーストラリア×ロシアなプログレッシブポスコア。Blue Swan/DGD的なプログレッシブアプローチから繰り出される初期Hands Like Houses的浮遊感あるエモいメロディーラインのセットとか、私が気に入らないわけがないですね……。他の曲も良いのでアルバム全体でおすすめです。ちなみにクリーンボーカルはValiant Heatsの人です。

・southstate - "Myb Nxt Yr"
テキサス出身のインディー/ポップパンクな3ピース。どの曲も優しいメロディーラインで好きなんですが、この曲は特にメロディーの切なさが際立っていて気に入っています。メインとコーラスの掛け合いと終盤のコーラスがすごく好き。Daphne Loves Derbyが好きな人にはぜひ聴いてみてほしい。

・Chase Your Words - "Now or Never"
カナダのポップパンクバンド。2010年代からいるバンドということもあり、2020年リリースの最新EP収録のこの曲も2010年代的な爽やかでキラキラなエモメロが炸裂しています。新型コロナウイルスの影響でメンバーが脱退したようで、今後活動を続けていくか不透明っぽいのが惜しい……。

・Neverkept - "Complicated"
フィラデルフィアのオルタナ/ポップロックバンド。元Count to Fourですが、ボーカルチェンジとともに音楽性もわりと大きく変わっております(現ボーカルは元Broadsideのギター)。ポップで聴きやすいけれど少し湿っぽさと鬱屈さも感じさせるメロディーがお気に入りです。Epitaphと契約したしアルバムリリースが楽しみ。

・Thief Club - "Bitter Blue"
Hit The LightsのNickによるソロプロジェクトということで、流石のキラキラポップパンクソングになっています。やっぱりこの人の声はこういう曲にすごく合うな~と改めて感じました。よく晴れた夏の日に屋外で聴きながら跳ねたくなる笑

・The Word Alive - "No Way Out"
The Word Aliveは実はそんなにちゃんと聴けていないんですが、たまにめちゃくちゃ刺さる曲がありまして、この曲もそういうパターンでした。楽曲展開の静から動に切り替わる感じや、サビメロの高揚感がかなりグッと来ました。MVの雰囲気も好き。

・Mosaic - "Life / Less"
デンバーのポストハードコアバンド。R&Bやソウルなどの要素を取り入れたグルービーなリズムとオルタナ系ポスコアっぽい音がうまく共存していて、お洒落に踊れるポスコアみたいになっているところが好きです。ポスコアらしい浮遊感、落とし、エレクトロ感などなど、2010年代の界隈の音をうまく消化している感じがあるのも2020年代っぽくて良いですね。

・Shrezzers - "Noodles"
サックス奏者のいるロシアのプログレッシブ・ポストハードコアバンドは今年リリースの新曲も相変わらずかっこよかったです。始まりからサックスがフルボルテージなの熱いし、メロディーも洗練されていて本当に完成度が高い。ボーカルの声も好きなんですが、ボーカル変わったので今後どんな感じになるのか気になってます。MVは来日時の映像で構成。カメラマンさんがBlackmagicのカメラ使ってたんですけど、話しかけてみたら少し触らせてくれました笑 しかし欲しくなる映りしてるなあ……。

・Treehouse Kids - "Daisies" (feat. Northbound)
スペインのポップパンクバンド。エモリバイバル以降のポップパンクらしさのある、シンプルだけど心にすっと入ってくるような優しさとエモさのあるメロディーが気に入ってます。曲の緩急の付け方とか、終盤にコーラスが畳み掛ける展開もエモみを感じてとても好き。

・Patient Sixty-Seven - "Retrograde"
オーストラリアのメタルコア/ポスコアバンド。メタルコア寄りなので他の曲はわりと激しめなんですが、この曲はクリーンパートの比重が高く、バラード調なこともあってエモーショナルでドラマティックな一曲でした。全体的にスクリームとクリーンのバランスとか音作りが2010年代のポスコアっぽいところも好きです。For All Those Sleepingに似ている気がする。

・Glacier Veins - "Everything Glows"
ポートランド出身のインディー/オルタナティブロックバンド。疾走感のあるポップな楽曲ではあるんですが、その疾走感に反して音はドリーミーかつ影を感じさせる作りになっているところがとても気に入っています。アルバム全体を通してメロウなインディーの殻をまとったポップパンクといった雰囲気があって良いです。

・Rematch - "Insomniac"
シカゴ出身のどストレートなポップパンクバンド。個人的にはちょっと湿度高めで比較的今どきっぽさのあるこの曲がお気に入りですが、基本は陽の気の強いポップパンクをやっているバンドです。どこかで聴いたような……感はありつつも、とにかくグッドメロディーなので結局結構好きになってる笑

Spotifyプレイリスト

2月分のお気に入り12曲をプレイリストに追加しました。一気に聴きたい人はこちらからどうぞ。



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