2023年10月13日の日記。つまりは大げさな話。
月曜日が終わるまで、生きた心地がしない。
緊張ガチガチとかじゃなく、純粋に「心ここにあらず」。
意識が、この「今生きている世界」にないかんじ。
三次元と四次元の境目の溝みたいなところをふらふらしている感触だ。
月曜日には、障害年金申請のためのヒアリングがある。
申請の代行を依頼している社労士の先生から、これまでの病歴などについて聞き取る電話がかかってくるのだ。
このヒアリングは、元々文書でやろうとしていた。
ところが、説明を聞きながら何回書いても必要な情報が提供できず。
(私には、仕事などでも指示されたことを理解しづらいという特性がある)
約10日間、生まれてからこれまでのつらかったことや、障害のせいでできなかったことを延々思い出しながらそれを文字に起こしていた。
途中で、真っ黒なエネルギーに呑まれかけ、ふっとおかしな考えが頭をよぎることもあった。
自分にとってよほど大きな地雷らしかった、昔を思い出すのは。
そういう無理のせいで、抑うつ状態に。
月曜日までに治そうと療養していた。
ところが、昨日福祉事務所からの家庭訪問(私は生活保護受給者である)があった。
そのとき、再び「なぜ働けないのか」について色々と聞かれたせいでせっかく治ってたのがぶり返してしまった。
10時間くらい寝て少しマシになったのだけれど、何だか心ここにあらずなまんま。月曜日が終わるまでは安心できないのだろう。
今日は気晴らしにショッピングセンターに行った。
「憂鬱なときは好きなものに触れるに限る」ということで、手芸屋さんに行ったのだ。
マクドでお昼を食べてから手芸屋さんに行き、サーティーワンのアイス食べて、読みかけの本を読んだ。ゆっくりできた。
でも、どーーも地に足がつかない。
足はショッピングセンターの床を蹴って歩いているが、足元の感覚がすごく希薄だ。
グラウンディングというやつがまるでできておらず、現実感が薄い。
耳もなんか聞こえにくいし。
もっとも、これは懐かしい感覚でもあるけれど。
前はずっとそんなんだったから。
所属している読書サークルにいつものように投稿してても、なんだかみんながいつもより遠い。SNSのフォロワーも同様。
たぶんヒアリングは、やってみたら何てことなく終わるんだろう。
社労士の先生はプロ中のプロなんだから。
それを分かっているのに「生きた心地がしない」だなんて、全く我ながら笑える。
心配しなくていいことをぐるぐる心配している。
気分がぼんやりとして優れない。
常に暗くてものがよく見えないし、視界が狭窄してもいる。
ところで私は、編み物と絵を描くことと文章を書くことをしている。
調子が悪いときにも、どれかはできる。
例えば今回は、最初は文章が書けなかった。
でも、編み物は一貫してずっとできている。
そのおかげで、沼にズッポリはまり込んでしまわずに済んでいる。
今日は毛糸を買ったんだけれど、どの色にするか迷ったり、編んでいる間は、視界が少し広がる気がした。
暗闇の中のロウソクくらいささやかな光だけれど、ぼうっと自分の周りが明るくなった。
今の自分の気持ちはあらかた整理できたし、また編むことに戻る。
月曜日まで、少しこもって編みつつ、やり過ごそうと思う。
そしてまたみんなに会いたい。
今日は、夜が更ける前に寝てしまおう。
こういうとき、夜って更ければ更けるだけろくなことがない。
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