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揺らぎと歪み|Leica M10-P



"歪み"という言葉、"ゆがみ"と"ひずみ"のどちらで読む人が多いのだろうか。

ちなみに、私は"ひずみ"と読むことが多い。

ギター等の楽器を嗜んでいる方の多くは"ひずみ"と読むのではないだろうか。

Leica M10-P + Summicron 35mm F2 ASPH.


M型Leicaを使用し始めてからは身の回りの揺らぎや歪みのようなものが気になって撮影する機会が増えた気がする。

Leica M10-P + Summilux 50mm F1.4 ASPH.
Leica M10-P + Summilux 50mm F1.4 ASPH.
Leica M10-P + Summicron 35mm F2 ASPH.
Leica M10-P + Summicron 35mm F2 ASPH.
Leica M10-P + Summilux 50mm F1.4 ASPH.
Leica M10-P + Tele-Elmarit 90mm F2.8


今まではオートフォーカスが使用できて手振れ補正が強力に効くEOS R5を業務撮影だけでなくスナップにも使用してきた。

スナップでLeica M10-Pをメインで使用するようになり、マニュアルフォーカスしか利用出来なくなり、ピンボケ写真を生成する確率が上がったこと、手振れ補正が無く、かつグリップもないため、手ブレの確率も上がった。

そのため以前よりもアレブレボケのパラメータを意識する機会が必然的に増えた。

Leica M10-P + Summicron 35mm F2 ASPH.
Leica M10-P + Summicron 35mm F2 ASPH.


今までこういったパラメータをカメラ側で見えづらくするような、ユーザー側に意識させないような技術が備わっていたため、考えることも出来ていなかったのだと思う。

ブレるし、ピンボケが起きるし、レンジファインダーのため構図も意図したものから少し中心がズレたりと、そういったことも頭の片隅に入れながら撮影するのはむしろ面白い。


Leica M10-P + Summicron 35mm F2 ASPH.
Leica M10-P + Summicron 35mm F2 ASPH.
Leica M10-P + Summilux 50mm F1.4 ASPH.
Leica M10-P + Tele-Elmarit 90mm F2.8
Leica M10-P + Summicron 35mm F2 ASPH.
Leica M10-P + Summilux 50mm F1.4 ASPH.
Leica M10-P + Summicron 35mm F2 ASPH.


少し不便なモノを使うことで、便利なモノに有り難みを感じられるようになるし、その反対に、不便ゆえにプロセスを工夫させられる楽しさに気づけるのではないかと最近は感じるようになった。

ゆえに便利なモノも不便なモノも自分には不可欠だ…

Leica M10-P + Tele-Elmarit 90mm F2.8



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