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Jun 2021

昨年を振り返っていたら1月が終わってしまった。。
なんとか2月中には書き終えたい。

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明日のたりないふたりの解散ライブ。本編で散りばめた伏線を回収するのが本当にうまい。"自虐の竹槍"という武器を振りかざしがちな自分とどことなく重ねてしまうので(次元が違うけど)、豪徳寺のアパートで見ていたときのことから10年前から今までのことをなんとなく考えた。最後のフリースタイルで本当に涙が出た。これはお笑いライブなんだよなと、時々思ったりする大人の青春白書。またいつかどこか違う形で。

父の日、父親参観で土曜の幼稚園へ。妻の妊娠中は何度も朝送っていたけど、最近はあまり幼稚園に行かなくなってしまったので貴重な時間。アクリルパネルを挟んだ娘と、幼稚園児用の低い椅子に座り一緒にオセロを一緒に作る。ハサミを上手に使って早々と作り終えたオセロで遊ぶ。父の日というところで、粗品をいただいて終了。僕が働いている時、ここで頑張っている姿を何と無く想像して、友達も沢山増えて入学してからの成長を感じる。

練馬の楽園こと、オザキフラワーパーク へ行く。夢の島のような植物の森の中から色々と探し、目的だったモンステラとオリーブの木を購入。家からはかなり距離はあるけど、品揃えや価格の面でもかなり良く定期的に通いたい。

大腸の再検査があったので、朝から下剤をたくさん飲む。前日から食事制限がありビスコやら検査用のゼリーなどしか食べていないので、腹ペコで仕事をしながら、まずくはないけどうまくもない液体をひたすら飲み、腸を空っぽにしなければならないのがかなりきつかった。昼過ぎに検診センターに行き、受付を済ませ、麻酔で朦朧とした意識の中、看護師さんの問題なかったですよーという声で起こされなんとか再検査を終える。

検査後、軽めのうどんを食べ、案外元気だったのでそのまま銀座へ。G8の「JAGDA新人賞展」と、gggの「SPORTS GRAPHIC」をみる。「JAGDA新人賞展」はなぜかミツメの煙突が流れてたりマヒトゥザピーポーの文字を見たりして、嬉しくなる。「SPORTS GRAPHIC」は葛西薫さんの札幌オリンピックのポスタはー色あせることなくいつ見てもカッコ良い。五輪だけでなくいろんなスポーツのデザイン面を垣間見れてよかった。その勢いで、New Balanceに寄り始めて4桁モデルを購入。

息子の成長により、チャイルドシートを前に持ってきて助手席に娘が座ることに。色々と動きや話がうるさいので事故りそうなので気をつけないといけないと思いながら、久々に若洲公園へ行くと気持ちいい風がビュンビュン吹いていた。広い園内なので他人との距離をきにしなくていいし、ベタにシロツメクサで花冠を作ったり走り回って1日を過ごす。

朝イチでライゾマ展。僕はNHKの日曜美術館を見てから行ったのでなんとなく理解はできていたけど、次々に変容する技術の片鱗を目の当たりにし、その裏に積み重ねられたであろう膨大な地道な作業を想像して悶絶しそうになる圧巻の内容だった。

コロナ以降初の新木場スタジオコーストへ。夏に見るバンドアパートが好きだ。それ以上でもそれ以下でもない。FUELという曲に出会った2003年の頃からそれがずっと続いている。一部はエレキ、二部はアコースティックという二部構成だったが、一部が終わると一度会場を出て入場をやり直す束の間の時間、酒も飲めず友人と久々のただの夏の会話を楽しむ。終演後は当然どこも店がやってないので、そのまま電車に乗り込み、腹ペコで家へ帰り、駅前で買った牛丼をリビングで食べる。とっとと注射2本打ってこんな世界に別れを告げたい。動員規制のなくなった満員のエンゼルスタジアムと世界が違いすぎると心から思う。

"コントが始まる"の最終回があった。10年前に見てたらと思うと胸が苦しくなる作品。何者かになりたくて何かの活動をしていた20代後半の若者には、夢が叶わなくても人生が続いていく現実が覆い被さってくる。それを取り返す日々は容易ではないけど費やした努力は無駄じゃないと思える日がいつか来ると、昔の自分へ今だったら思うけれど、同じことを作品に重ね合わせていた。

月末閉店してしまう北千住の名湯大黒湯へ。豪雨だったので、空いてたのが功を奏し、とてもいい時間だった。名残惜しいほどほれぼれする宮造り建築、高い天井と庭、完璧に整った。

BRAHMAN Tour 2021 -Slow Dance- を見に、Zepp羽田へ。友人がトラブルで来れなくなったのがとても残念だったが、手探りで今できる限界を懸命に模索し、紡ぎ出した答えと憤りをそのままぶつけてくれたような時間だった。前半の張り詰めた空気から、紗幕を大胆に使った怒涛の映像演出、最後の新曲への流れまで、緊張感と思慮の深さがガチガチに絡み合い、もう21年も見続けているのに、まだこんなにも新しいクリエイティブな刺激と驚きをもたらしてくれるんだという感動に包まれて、会場を出た後もしばらく、足湯につかりながらぼーっと目の前の飛行場を眺めていた。

静粛の世界で
静かに声を殺して踊れ
slow dance


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