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ベンチャー企業をIPOに導いた管理部長が、女性向けキャリアスクールを運営するSHEで再びカオスな挑戦をする理由

SHE株式会社は、累計会員数7万人を突破した女性向けキャリアスクールSHElikesの運営会社です。私たちは社会課題をコミュニティとテクノロジーの力で解決するため、インパクトスタートアップを目指して日々邁進しております。
今回は、そんなSHEの土台を支えるバックオフィスのユニット長・そうちゃんこと川村総一朗さんに、これまでのキャリアやSHEを選んだ理由、仲間になって欲しい人についてお話伺いました。

川村総一朗
大学卒業後税理士法人、東証1部企業経理を経て、2018年にベンチャーセキュリティ企業にジョイン。管理部長として経理・労務・総務・法務・情シス業務を管掌し企業のガバナンス構築や上場審査/会計監査対応、開示資料作成等に従事。2020年にIPO達成。2021年にSHE株式会社にジョイン。

こんな人に読んで欲しい
・スタートアップやベンチャーで財務経理マネージャーとして上場したあと、安定した状況に物足りなさを感じている方
・裁量権を持ってIPOに向けた財務経理観点の体制構築を自由にリードしていきたい方

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⒈  友だちができず暇な時間にずっと簿記の問題を解いていた大学時代

ーまずは財務のお仕事に就いた理由を教えてください
大学時代、友だちが作れなくて時間を持て余していた頃、たまたま簿記の無料講座を見つけて、参加してみたのが最初のきっかけです。
時間だけはあったので、1日中問題を解いていたら、テストで毎回満点を取れるようになって、講師の方に会計士を勧められました。
そこから大学卒業後も会計士を目指して勉強していたんですが、途中で蒲田の魅力にハマってしまい...。一次試験は受かったんですが、二次試験を飛ばしてしまって。そろそろ就職しなきゃな〜と思っていた頃、運良く税理士事務所に拾ってもらいました。

ー暇が理由で簿記の勉強をするなんて聞いたことがないです(笑)。そこから転職されたのはどういう経緯があったんですか?
外からビジネスを見てアドバイスするだけじゃなくて、事業会社の中に入って、もっと深く事業に関わりたいと思い、転職することにしました。
東証一部企業の経理として経験を積んだ後、今度は自分で0から理想の管理部を作りたいと思うようになり、小さなベンチャー企業に管理部立ち上げをするため2度目の転職をしました。

⒉  ベンチャー企業で管理部長としてIPOに導いた経験について

ーそこのベンチャー企業をIPOまで導いたんですね
最初は経理の内製化から、勤怠管理、給与計算、内部統制の整備、規定の作成、採用など、土台を作るところから着手しました。
少しずつ整ってきた後は、USの子会社立ち上げや、新規事業のサービス設計、取締役会や株主総会の準備など、かなり幅広い経験をさせてもらいましたね。

ーすごいですね...!前職のお仕事内容とはかなり異なっていたんじゃないですか?
やったことがないことばかりで、周りに相談できる人もいなかったので、ほぼ独学で試行錯誤しながらやってきました。

ー独学力が高すぎる...!
新しい経験や知識を得ることが好きなんです。

ー学生時代の簿記のエピソードからそれは感じていました(笑)。IPO準備はどのような業務を担当されていたんですか?
証券審査の質問書の解答作成とヒアリングや、200-300ページにも及ぶ上場申請書類の作成、株主総会のPMに、監査法人の対応など、ここでもなんでもやっていました。
正直大変な時期は、朝早くから夜遅くまで働くスケジュールだったので、時間が全然足りなかったですね。

ーそれは忙しすぎますね...!上場できた時は相当嬉しかったんじゃないですか?
喜ぶ間もなく、上場後にやるべきタスクがたくさんあったので、正直「ふぅ〜」くらいの気持ちでした(笑)。

⒊  上場後の安定を手放して、再びSHEで新しい挑戦をはじめた理由

ーそれだけ大変なIPOをやり遂げて、どうしてまたスタートアップにジョインしようと思ったんですか?
上場して1年くらい経った頃、自分が整備したFMTやフローに則って、承認業務や株主総会を進行するようになったことで、新しい知識欲を刺激されることがかなり減ってしまい、「おやおや?」と思い始めたんですよね。
自分の成長実感もないし、毎日に物足りなさを感じるようになって、まだ29歳なのにこのままでいいんだろうか?と考えるようになり、退職を決意しました。

ーとにかく知識欲に突き動かされているんですね。次の会社はどうやって選んだんですか?
期限を決めないと自分は動かないことを知っていたので、まず会社に退職の意志を伝えて、そこから転職エージェントや知人に相談を開始しました。
はじめはコンサルも考えていたんですが、やっぱり事業会社の中に入らないと、リアルな情報は見えてこないし、外からお作法を当てはめるだけなら簡単だけど、お作法通りにはいかないのがおもしろいので、最終的にはまたスタートアップでIPO準備をしている会社を探し始めたんです。

そんな時、高校からの友人である、SHEのCFO森山とオンラインゲームをしている途中で、「うちに来てほしいかも」と言われました。当時森山は財務経理管理をほぼ1人で回していたらしく、目が血走っていたのを覚えています。
それまでSHEの事業についてはほとんど知らなかったんですが、なんとなくおもしろそうと感じ、即答でいいよと答えました。
これまでtoC向けの会社に入ったことがなかったので、新しい知識欲が刺激されたのと、20-30代向けの女性にターゲットを絞ってしっかり刺さるサービスを作っているので今後の可能性を感じ、さらに妻が独学でエンジニアになったので「もっとちゃんと学び直したいんだよね」という悩みを聞いており、ニーズがあることを知っていたのが、おもしろそうと感じた理由です。
あとはシンプルに高校からの友だちと一緒にIPO目指せるって楽しそうだなと思いました。

ー事業内容をほとんど知らない中で即答できるのはすごいですね。働く環境や労働条件など不安はなかったんですか?
なかったですね。給与は前職と比較するとめちゃくちゃ下がりましたが、そういうところを自分で決めて整えていく仕事なので、SHEの売上を立てて給与水準を引き上げ、自分も前職と同じ水準に戻す自信がありました。

⒋ 今のSHEでの挑戦について

ーめちゃくちゃかっこいいです。次は実際に今SHEでそうちゃんが担当している業務内容について教えてください
今は証券・監査法人からの課題対応や、ガバナンス体制の構築、内部監査の体制や規定作りに、業務フローの整備、取締役会の進行、年度決算、内部統制の構築、予実管理などを担当しています。

ーめちゃくちゃ幅広いですね
1人じゃ限界なので、ぜひ助けてくれる仲間を募集してます。

ーそうちゃんから見てSHEの状況はどうですか?
もちろん課題もたくさんありますが、売上や会員数は順調に伸びていて、クリーンな経営ができていると思います。

〜2022年10月時点〜SHE株式会社中期経営計画資料より

代表の福田が、次世代の起業家が集うスタートアップカンファレンス「IVS2021 NASU」で優勝したり、ICCサミット FUKUOKA 2024「カタパルト・グランプリ」で3位入賞したり、サービス自体もテレビや雑誌でも取り上げられたりと、メディアの注目度も上がっているので、今後の成長に自分自身もワクワクしています。

ーアドミニチーム(バックオフィス)の人間関係や働く環境はどうですか?
めちゃくちゃフラットなチームで楽しいです。
CFOの森山とは週に3回ほど夕方〜夜までがっつり会話しながら、その場で色々決めていけるので、自由度の高さやスピード感が、とてもやりやすいです。
ぜひ新しい財務経理責任者の方にも、ここに入ってもらって、森山と僕と3人で背中を預け合っていけると嬉しいです。
またフラットなのはチーム全体の空気感でもあって、必要な情報はすべてチーム全体に開示しているので、メンバーからCFOに提案が入ることもありますし、変な上下関係や上司へのお伺いみたいなものは全くないですね。

月1の出社デー

飲み会とかもフランクに「森山さんとそうちゃんも来てよ〜」って誘われてます。
基本はフルリモートなので、月に1回だけ出社デーを決めて、チームみんなで直接コミュニケーションを取るようにしています。

表参道オフィスでピザパーティー

⒌ こんな仲間を募集しています

ー最後にこんな人に仲間になってほしいというイメージを教えてください!
おもしろいことに飛びつくようなフットワークの軽い人にぜひ来ていただきたいです。
もちろん抑える部分はきちんと抑えた上で、ルールとか法律で決まっているからと思考停止するのではなく、おもしろそうだからなんとかならんかな?ってアイディアを考えていける人は、すごくSHEのアドミニチームに合うと思います。
ここからSHEの急成長を裁量権持って支えていくプロセスは、やりがいがあって楽しいと思うので、ぜひ興味を持ってくださった方は気軽に面談しましょう。

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今すぐ転職を検討しているわけではないという方も大歓迎なので、まずは一度カジュアルにお話しましょう。

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