手術後の経過(覚醒下手術)

６月２７日（火曜）に脳腫瘍の手術をしました。
結論から言うと全ての腫瘍を摘出できてはいません。
ある程度は摘出できたと言う感じで聞いてます。

まだ摘出した腫瘍の細胞を調べてる状態なので
今後の対応は細胞の解析が終わってからあると思います。
解析が７日〜１０日かかるそうなのでしばし待ちです。

手術も予定より2〜3時間長引いたそうです。
簡単にはいかないものです。

・覚醒下手術
　実際受けてみると不思議な感覚です。
　8時から手術室に行き、手術台に横になると
　すぐ全身麻酔でした。
　意地でも自我を保とうとしても10秒ほどで
　意識がなくなりました。
　（意識を失う間際に点滴の針を刺しミスっていたのを
　　僕は忘れませんw）
　
・覚醒
　術中に目を覚まして言語や手の動きを見るために
　起きます。
　腫瘍の位置が運動神経や言語神経に近かったからです。
　ただ、断片的にしか記憶がありません。
　全く覚えてない人もいるそうです。
　実際、脳に電気を流したり、絵を見て名前を言ったり、
　指折りしたり、握力を測ったり、腕の反応や
　口の動きなどを見たり色々したました。
　(術中なのに握力50以上出るのは驚きました)
　腫瘍を触りながら反応を見て治療して頂きました。
　チェックが終わるとすぐ全身麻酔入り、
　手術が終わり集中治療室移るまで眠ってました。
　
・集中治療室
　両親が術後すぐに目の前にいたそうですが、
　術中よりも記憶がなく、身に覚えないことを
　ベラベラ喋っていたそうですw
　（何を喋っていたのだろうか…）
  
　両親が帰ってから意識がハッキリしましたが、
　ここからが地獄でした。
　20時ぐらいだったと思います。
　めちゃくちゃ暇です。
　頭を切ってるのでクソ痛いです。
　痛み止めが効きません。
　就寝時間22時の起床時間6時なのに
　寝れたのはわずか1時間程…
　左側の頭を治療してるので寝返りがうてない…
　傷口に当たるわけにはいかないので
　首は痛い、術中体制固定なので下敷きになっていた
　右足が痛い。
　痛いとこだらけです。

集中治療室は寝れなかったのはかなりキツかったですが、
わりかしすぐ病棟に戻れたのは救いでした。

今は術後の経過観察中です。
かなり体力が落ち、歩くのもマシにはなりましたが
キツイ時もあります。
麻酔や電気刺激の残党がいるせいで指の細かい動きが
思う様にいかない時があります。
色々不便はありますが、リハビリや自然に戻るそうなので
時間をかけて頑張ろうと思います。
(まだ指が思う様に動かず誤字、
脱字があるかもしれません🙏)

では。