見出し画像

IDEA:資本主義をどう生きていくかを考えよう!個人の生き残りをかけた闘い

ITベンチャー企業であるサービスに携わっていると、資本主義で一企業が生き残っていくことの難しさと大変さを身に染みて感じる。

資本主義で、すでにより安くより良いモノ・サービスが溢れかえっている世の中。

消費者も何を選んだらいいのか、自分は何が欲しいのかを分からずに商品を買っている(買わされている)。

そんな中、どうしたらうちのサービスは広がるんや!多くの人に利用してもらえるんや!(利益を最大化していくにはどうしたらいいんだ!)みたいなことをただの一社員だが毎朝ふと思いながら自分のタスクに取り掛かる。

ベンチャー企業は緩やかな成長曲線では投資家に応援してもらえなくなってしまうので、急な右肩上がりの成長をしていかねばならない。

まさに生き残りをかけた闘い。

会社本体の経営に携わっているわけではない、本当にただの一社員だけれども、ベンチャー企業で働いていると明日、明後日、いつ会社がなくなってもおかしくないよなと思わざるを得ない局面は少なくない。

何が悪いのかと外を眺めて俯瞰してみたときに、ぱっと思いついたのは次の2つだ。

  1. 世の中に認知されていない

  2. 競合になりうるすべてのモノ・サービスと差別化しきれていない

恥ずかしいことに働いている自分でも、なにを差し置いてでも絶対にうちのサービスを選ぶべきだという推しポイントがすぐに挙げられない。

もっと安くてもっと良い、自社サービスの代替品はすぐに手に入る。

圧倒的な差異をつくること。

顧客を虜にするようなストーリーを作り上げてその差異を自社にしかない特別なものにすること。

もう、それしか生き残る道はないのでは。

『僕は君たちに武器を配りたい』は、2011年に発売された本だが、現代に読んでも相当価値のある本。むしろ今こそ読むべき本。

この本は自社の飛躍を夢見ると同時に、これからの自分の生き方を見直すキッカケとヒントを与えてくれた。

KEY BENEFITS:オリジナリティを追求した自分だけの人生を生きよ

自社の行く末を心配しつつも、自分もどうなるか、どうしようか悩むものだ。

コモディティ化した時代において、成功し生き残り続けられる企業が果たしてどれだけあるのか。

共に働く仲間がよくても、自社サービスが好きでも、自分の人生を捧げるにはリスクがありすぎる(どベンチャー企業で勤めてみるとわかる)。

個人は会社に身を投じず頼らず生きていく方法を模索する必要がある。

それを『僕は君たちに武器を配りたい』と現実世界で学んだ。

  1. 自分を安売りしない(無理して「やります!」って言わない)

  2. こだわりぬく(自分色に染めてしまう)

  3. こだわりを存分に表現する(哲学を伝播する)

これが自分の出したこれからの資本主義で自分が生き残る術。

人の目を気にせず、常識を逸脱し、自分の世界観を生きること。

ぜひこの記事を読んでいるあなたも『僕は君たちに武器を配りたい』を読みいま自分がおかれている世界を眺めてみて個人として生き残る3箇条を作ってみてはいかがでしょう👍

HOW TO MAKE IT WORK:資格?昇格?そんなもの捨ててリスクと思考する時間をとる

AIでなんでも答えを教えてもらえる、検索すればいくらでも情報を得られる、DXが進み様々なアプリケーションを使ってボタンひとつで人を介さずなんでもできてしまう時代。

自動化、効率化、無人化。

便利で楽で速い。

資本主義がもたらした結果だ。

世の中が変われば生き方も変わる(はず)。

資本主義のなかで生きていると、特に企業に勤めていると、常に成長を求められる。商品やサービスが選ばれ買ってもらえるように次から次へと施策を打たなければならない。はっきり言って終わりがない。ゴールテープが引かれていないゴールに向かって永遠に突き進むしかない。

目の前のことに無我夢中で、自分の頭で考える暇もない。

シゴトだけじゃない、日々の生活においても、アプリ任せで考える習慣がなくなっている。

考えずに目の前のタスクを消化していくのは気持ちがいいし、何より楽だ。

だけど、それをずっと続けていると気づいたころには会社が倒産の危機だったり、好機を逃していたり、フツーの中年になっていたりする。会社に尽くしていたつもりでも、会社は何も責任を取ってくれないし助けてもくれない。

そんな未来に絶望と心配の気持ちを抱き始めると、ついつい資格取るだの勉強するだのそういった考えに流されてしまう。

これもまた、自分で考えることから逃げている証拠だ。

もうアリさんから卒業してキリギリスになってもいいんじゃないか。

リスクと変化を選びながら、自分の頭で思考して、自分でリスクをコントロールして自由に生きる。

リスクがあるから「じゃあどうする?」と考えられるようになる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?