人生に疲れたらどうしたらいいか考えてみた7選
人生に疲れた、人生を休みたい。そう思ったあなたに、お伝えしたいことがあります。
あなたはよく頑張りました。あなた自身に休息をプレゼントしてください。
とはいえ、急にそんなことを言われてもどうしたらいいかわからないですよね。わたし自身、人生に疲れたと思って「もう嫌だ」「死にたい」という気持ちになったことが何度もあります。
でも、そんな気持ちの裏側には、もっと上手く生きて、わくわくしたいという気持ちがあるはずです。
そこで、人生に疲れたらやってほしいことを10個集めました。あなたが消えてしまう前に、試してほしいのです。これらはわたしが実践したものや本で学んだものを参考にしています。
では見ていきましょう。
① 1週間本気で寝る
え、寝るだけ?と思ってしまうかもしれません。わたし自身、睡眠の重要性を軽視していました。しかし睡眠は侮れません。
なぜなら、睡眠不足が続くと自律神経やホルモンバランスが崩れ、精神的に不安定になるからです。またある実験では、睡眠不足が続くとポジティブな情報よりもネガティブな情報に対してだけ反応しやすくなることがわかっています。
ここでいう「本気で」寝るというのは、質の良い睡眠を取り、長時間寝るぞという心意気を持つことです。質の良い睡眠とはノンレム睡眠状態が長く、7時間から8時間睡眠を取ることです。人によって8時間睡眠でも短く感じる人がいるかもしれないので、その場合は伸ばしてもいいでしょう。
わたし自身も睡眠時間が5時間、6時間しか確保できなかった時は心が荒んで、「自分なんかダメだ」「こんなやつ消えてしまえばいいのに」という罵倒が自分の頭の中で飛び交うことがありました。
そこで家事よりも睡眠を優先して睡眠時間を延長したところ、「なんだかスッキリした」という感覚になりました。
② 少なくとも30分のワークアウトをして汗を流す
運動をすることで憂鬱な気分を晴らすことができます。その理由は、運動によって交感神経が活性化する時間が長くなり、ポジティブになりやすいからです。またセロトニンやエンドルフィンというホルモンが分泌され、精神が安定します。
そして、運動をする習慣がつくと「運動できてる自分すごい!」という自身が着きます。運動をして健康になり、精神的なバランスも取れて、悪いことは一つもないです。
運動が苦手な人は、ウォーキングから始めてみてはどうですか?歩きやすい靴に履き替えて大股で歩くだけで、身体がポカポカして力がみなぎってきます。
ウォーキングでは物足りない方は、ランニングか筋トレがおすすめです。筋トレやランニングをどうしたらいいかわからない方はYouTubeで検索すれば、分かりやすい動画がたくさん出てきますよ。
③ SNSを1週間やめる
今の時代少し勇気がいることかもしれませんが、人生を休みたくなった時はまず、SNSを1週間やめてみましょう。他人と自分を比較して落ち込むことがなくなります。
あなたは最近、手持ち無沙汰になったり、無意識のうちにTwitterやInstagramを更新してしまうことはありませんか?あるという方は、ズバリSNS中毒です…!
そういう方の心理にはおそらく、何かいいことがないかな〜という満ち足りなさがあって、スロットマシンを引くような感じでスマホを開いてしまうのでしょう。
わたし自身がそうでした。
SNSは誰でも思ったことや感じている便利なツールである一方で、四六時中気にしなくてもいいことまで気を取られてしまうきっかけにもなります。自分と他人を比較して、「自分なんて大した人間じゃない」「幸せそうで羨ましい」という感覚に陥ります。
でもよく考えたらわかることですが、アカウント越しの他人が本当に幸せかどうかなんて知る由もないですよね。
もしかしたらさっきあなたがいいねした相手も、アプリを閉じた後、みんな幸せそうでいいな、なんて思っているかもしれません。
他人と比較しても、他人と同じ条件ではないのであまり意味はないですよね。他人と比較する状況を一旦断ち切るという意味で、実践して欲しいです。
わたし自身も、TwitterやInstagramの閲覧頻度を落とすことで、落ち着くことができました。今ではプライベートで付き合う人のアカウントはフォローしないようにしています。
④責任感・完璧主義・プライドを捨てる
「自分はこうでなきゃ」という思いは自分を律し、成長させるようですが、自分を苦しめます。「こうでなきゃいけないのに、どうしてできないんだろう」と自分をできない人間だと感じてしまうのです。
例えば、あなたが上司に企画を提案したとします。「自分の企画は完璧だ」と思っていたのですが、上司の反応はイマイチで「ここの詰めが甘いよ」なんて指摘が入ります。あなたが責任感が強くて、完璧主義で、プライドの高い人だったら「なんで自分はそんなことにも気づけないんだろう」「自分はこの仕事が向いてない」と落ち込んでしまうでしょう。
こんな状態になるようでは、人生に疲れてしまうのも仕方ありません。責任感や完璧主義、プライドを捨てることで、何か指摘されたとしても「そうか、ここを変えればもっと良くなるんだ!」と素直に受け止めることができます。
また、責任感を捨てることは自己肯定感の向上にも繋がることを『「自己肯定感」が低いあなたが、すぐに生まれ変わる方法』という本で学びました。
どうして責任感があると自己肯定感が低くなるの?と疑問に思った方はぜひ下記からチェックしてみてください。
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⑤何も考えず休日を思いのままに過ごす
何も考えず思いのままに休日を過ごすと、本来自分が求めていたものを得ることができます。それは睡眠だったり、買い物だったり、綺麗な景色を見ることだったりするかもしれません。その時に感じたままに行動するのです。
予定を立てると、予定通りに動くこと、タスクをこなすことが優先になって自分の感情の優先度が下がってしまうことはありませんか?
例えば、休日に同窓会があって、当日になって「ちょっとめんどくさいな」と思ったとします。「でも行かなうと悪いしな」と思って行ってみると、場の雰囲気に溶け込めず、「やっぱり行かなきゃよかった」なんて思うことがありますよね。
もし予定を入れていなかったら、思い付きで行動ができます。今日は眠いから思いっきり寝よう、とか、今日は天気がいいから出かけよう、とか。
そんな風に、予定をこなすために休日を過ごすのではなく、あなたの感情を満たしてあげるために休日を過ごしてみてください。
⑥道端の猫にエサをやる
ちょっとふざけてみました…。でも、ほとんど本気です!
猫を飼ったことがないので猫を飼っている人の気持ちは想像するしかないのですが、猫がいると人生やめようかななんて思っても、にゃ〜と甘えて来られたら、この子のために生きなければ!と思うような気がします。
色々な事情で猫を飼えない人がいて、わたしもその一人。
人生やめてやろうかな、なんてやけくそになった時ふと、「もし今日が人生最後の日だったら、野良猫にエサをやってから死にたいな」と思いました。
そのためには常にバッグに煮干しを入れておこう。
そう考えたら、ちょっとおかしくて、自分が悩んでいたことがばかばかしく思えてきました。
ある日、その頃よくあったように「ああ、人生やめたいな」と思いながら帰っていました。すると一匹の野良猫がわたしの前に現れました。煮干し!とすぐに思い浮かんだのですが、煮干しの携帯を実行しておらず・・・。
たまたまミスドに寄った後だったので、ポン・デ・リングをちぎってあげました。野良猫は警戒してわたしと距離を保ちながらポン・デ・リングを食べました。
美味しいかどうかわわからないけど、半分くらい食べていました。その辺りで通行人の気配がしたのでその場を立ち去りましたが、なんだか嬉しくて、その日はいい気分で帰りました。
この方法が全ての人にハマるとは思わないですが、こんな冗談みたいなことでも気持ちが明るくなるんですよ。
⑦人生に疲れたら読んでほしい本
さて、人生に疲れたら試して欲しい6つの方法について紹介しましたが、最後の7選目は『あやうく一生懸命生きるところだった』を読んで欲しいと思います。
この本は話題になった本なのでご存知の方も多いかと思いますが、「一生懸命生きる」という考え方に疑問を投げかけ、「もっとそれぞれにあった生き方があるんじゃないの?」と問いかけている本です。
今日では会社や学校、店、あらゆるものがランキングや評価がつけられる時代です。でもその評価って、誰のためにあるのでしょう。みんながそう言っているからって、あなたにとっても当てはまるのでしょうか?
一生懸命なことが全て良いことではありません。もっと力を抜いて生きれば、「あれ、人生って意外とシンプルかも」と思えるはず。
この本のについてブログで詳しく紹介しているので、興味を持った方はぜひチェックしてください。
おわりに
「もう嫌だ」「死にたい」と思ったら疲れている証拠です。人生に疲れてどうしたらいいかわからなくなったら、あなたの感情と向き合ってください。
そして休養をとったり、運動したり、思いのままに休日を過ごしてください。その際、SNSをダラダラみたり、自分を責めたりしてはいけませんよ。
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。またお会いしましょう。
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