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現代演劇カンパニーshelfのnoteです。進行中の様々なプロジェクトのプロセスを記録…

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現代演劇カンパニーshelfのnoteです。進行中の様々なプロジェクトのプロセスを記録したり、ほかにもいろいろ演劇に関することを書き留めていこうと思っています。よろしくお願いいたします。

マガジン

  • CROSSING TEXT:

    • 13本

    ジャカルタを拠点とするLab Teater Ciputatのバンバン・プリハジと、東京を拠点とするshelfの矢野靖人による国際共同制作プロジェクト「交差/横断するテキスト:ミステリーとミスティカルのあいだで」の活動記録です。

最近の記事

「インターバル」活動紹介:ローロさんインタビュー

横田雄平です。 インタビュー 「芸術は人々の暮らしから分離されるべきではない」という言葉が印象的で、創作の際に、常に社会との距離を考えている様子が伺えました。 インドネシアという国について語ってくれている内容がとても興味深く、このパートについてもっと深掘りしてみたいとウズウズしています。 テキストワーク 単純な挨拶から始まった僕らのやりとりは、思いがけず、白熱したものになりました。 思いがけず、というのは、僕らはほとんど初対面だったし、僕は「テキストを俳優が作る」

    • 「インターバル」活動紹介:バンキットさんインタビュー

      沖渡崇史です。 私はバンキット(Bangkit Sanjaya)とやり取りをしました。 私達はお互いの生活リズムの中で、タイムラグが有り、やり取りが思う様に進みませんでした。 それでも、私達はお互いの言葉を紡いでいく事に面白さを見出しました。 「なぜ、彼はその様に返してくるのか。」 彼は、物事をどの様に捉えているのだろうか? 彼はどの様なリズムで生活をしているのだろうか? どの様な考えを持ち、そしてどの様に表現する事に繋げているのだろうか? と気になり、私は三つの質問の

      • 「インターバル」活動紹介:アリさんインタビュー

        川渕です。次はアリさんとの制作についてご紹介します。 1.インタビュー アリさんが演劇について「自分の中のアイディアや焦燥感などの欲求に演劇は居場所を与えてくれる気がしている」と話していたのが印象的でした。私は「演劇の現場は私が人間であることを許してくれる場所」だと感じています。私の人には言えない妄想、失敗、今の社会で生きていくには不器用すぎるどうしようもない部分などもここにはあって良いのだと、少し呼吸がしやすくなる場所。もちろんこれは「私にとって」ということで、他の人に

        • 「インターバル」活動紹介:ホリファさんインタビュー

          川渕優子です。私はホリファさん、アリさんの二人それぞれと一緒にインタビューとテキスト創作を行いました。今回は、ホリファさんとの制作を紹介します。 1.インタビュー まずインタビュー。こちらの動画で、ホリファさんが、私からの3つの質問に答えてくれています。「日々の生活の中で、どんな時間が一番好きですか?」という質問への答えの中で、「ただ座って家の雰囲気を味わう」とホリファさんが言っていたのがとても印象的でした。 他には、演劇を始めたきっかけ、今一番行きたいところを聞いていま

        「インターバル」活動紹介:ローロさんインタビュー

        • 「インターバル」活動紹介:バンキットさんインタビュー

        • 「インターバル」活動紹介:アリさんインタビュー

        • 「インターバル」活動紹介:ホリファさんインタビュー

        マガジン

        • CROSSING TEXT:
          13本

        記事

          CROSSING TEXT: WATING FOR_

          もう一度、くどいようだけれども何度でも、僕らshelfと、ジャカルタの劇団Lab Teater Ciputatとが今、一緒に実施しているこの国際共同制作プロジェクトのことを説明しておこう。 東京-ジャカルタ長期国際共同制作プロジェクト(2020-2023) 交差/横断するテキスト:ミステリーとミスティカルのあいだで CROSSING TEXT: BETWEEN MYSTERY AND MYSTICAL というのがプロジェクトのタイトルだ。 アーツカウンシル東京の長期助成

          CROSSING TEXT: WATING FOR_

          交差/横断するテキスト:ミステリーとミスティカルのあいだで

          プロジェクト概要 「交差/横断するテキスト:ミステリーとミスティカルのあいだで」は、ジャカルタを拠点とするLab Teater Ciputatのバンバン・プリハジと、東京を拠点とするshelfの矢野靖人による長期国際共同制作プロジェクトです。 三島由紀夫とダナルトというお互いの国の著名な文学テキストを交換し、それぞれが1本ずつ劇作。次いで、互いの演劇制作の方法(演出論、演技メソッドなど)を共有し、最終的にはこの2作品と2人の作家に共通するテーマやモチーフをベースにした新作

          交差/横断するテキスト:ミステリーとミスティカルのあいだで

          追悼―野村羊子さんへ

          shelfの公式noteを書こう、という話はずいぶん前、それこそ一年以上前から出ていました。そしてそれについて、お尻に火がついてきた、というか、今まさに進行中のプロジェクトについて、ジャカルタのLab Teater Ciputatと共同で、リモートクリエイションを行った成果をYouTubeにアップしたのですが、YouTubeにアップしただけじゃだめだよね、紹介をきちんと記事にして書こう、という話をしていたのが、2021年、昨年の9月末だったと思います。 ジャカルタの劇団La

          追悼―野村羊子さんへ

          noteをはじめました。

          shelfの活動を記録するために、noteを始めました。 作品制作の過程やその風景を投稿してまいります。 どうぞよろしくお願いいたします。

          noteをはじめました。