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転職が上手くいった5つのポイント

皆さんこんにちは、

本日も引き続き、転職について書いていきたいと思います。

さて、前回は
ホテルのベルボーイがIT業界に飛び込んだ話

という僕の経験について書きましたが、
その中で僕が転職の時に気を付けている5つのことをシェアしました。

今回は、その5つのことについて、
もう少し深ぼっていきたいと思います。

要するに、
この5つがあったから
業界を跨いで転職してこれた
と僕が信じていることです。



1. 明確な目的を持って転職すること

当たり前と言えば当たり前なんですが、

転職を決意した際、

なんとなくで仕事を探していても
なかなか見つかりません。

頭の中でぼんやり思い描いている理想と

目の前の求職情報(Job Description、JDとも呼ばれます)

がたまたま一致しなければ
「これだ!」

と思えないからです。

もし違えば
次の情報を当たらないといけないですが、

何が違うのか、
どんなふうに違うのか
自分でもわからないので、

例え転職エージェントを利用していても
説明しようがないですし、

1人で仕事探しをしている場合には
検索ワードすらわからない状況になってしまいます。

とは言え、

難しいんですよね...。

早速立ちはだかる最初の難関がこれです。


なぜ難しいのかと言えば、

・やりたいことがない
・やりたい事ができるような人材じゃないと思っている
・やってみたいことはあるけどリスクを取るほどではないと思っている

この辺が多いのではないでしょうか。

このように考えてください。

・やりたいことがない
→やりたくないことは?
・やりたい事ができるような人材じゃないと思っている
→もしそのような人材になれたとしたら?
・やってみたいことはあるけどリスクを取るほどではないと思っている
→どんなリスクがある?

・やりたい事がない
という人は、

もう一度

なぜ転職したいの?

と自分に聞いてみてください。

やりたいことはなくても、
やりたくないこと、現職が嫌な理由
がきっとあるのだと思います。

仕事を探すのに
消去法を使ってもいいじゃないですか。

あるいは嫌なのが人間関係とかであれば、
一度別会社の面接を受けてみる、会ってみる
とかでもいいと思います。

やりたい事ができるような人材じゃないと思っている
という人は、

もしかすると
自分のやりたいことは
わかっているようですね。

そんなこと今できない
という気持ちも
自己分析という意味では
いいと思います。

ただ、
必ずしも今できることじゃなくて
いいと思います。

できる人材になるために
今できること

時間がかかってでも
積んでいくしかないです。

それは勉強かもしれませんし、
経験かもしれません。

勉強なのであれば、
勉強したと証明するための資格を取る
でもいいと思います。

ブラック過ぎてそんな時間ない
というのであれば
時間が持てそうな職場という目的が
転職動機にもなります。

次の職場が
キャリアという人生のゴールではないです。

経験がない
のであれば、

経験を積んだと言えるように
少しでも近い業界、職種
目指せばいいのではないでしょうか。

もう一度言いますが、

次の職場が
キャリアという人生のゴールではないです。

目的を考えるときに、
「でも...」
は一旦置いといてください。

ただこの「でも...」は後で使うので、
捨てないでくださいね。笑


で、

この項目で最終的に持っておくべき答えは、
その目的は現職では達成できないのか
です。

これがないと
転職の意欲として
筋が通らなくなってしまいますし、

なんなら
もしかすると転職が最適解
ではないのかもそれません。

それも一つの答えです。
転職という選択肢を片手に持っていたからこそ
たどり着いた答えじゃないでしょうか。


2. 目的にあったロードマップを作ってみること

1で自分のやりたいこと
がある程度整理できたら、

そのやりたいこと
に到達するために
足りないものは何か
を考えてみます。

経験、資格、つながり、ポジション

色々あると思いますが、
どれも簡単に手に入るものではないでしょう。

きっとお金とか時間とか
何かしら消費しないと手に入らないと思います。

足りないものがない!
というのであれば、

素晴らしいです。
やりたいことができる転職(独立かもしれませんね)
を実行してください。

足りないものが
ある人は、

それを整理していきます。

具体的には、
その足りないもので
重要なものから順位を付けます。

さらに、
早くしないと今後手に入らないもの(期限
がないかを考えます。

例えば、
医者になりたい

ということであれば
明確な期限はないですが
早く医学を学びにいかないといけないですよね。

パイロットに関しては
明確な期限があると聞きます。

そんな感じです。

そして
同時に目指せるものや
割と簡単に手に入るもの
なども挙げていきます。

その上で
手に入れなければいけないモノ
優先順位付けをします。

そうしたら、
1.でも言いましたが、
現職で手に入らないのか?

を考えます。

手に入るのであれば
本当に転職が最適解か
疑ってみてください。

手に入らないのであれば、
手に入るところへ
転職しましょう。

それがあなたが目指すべき
転職先です。

もし、今の状態でその転職先
行くのは難しい
というのであれば、

いける状態になれる場所
が転職先として最適でしょう。

慌てずに、
必要なものは何か
という柱に沿って考えてみてください。

もう一つ、
僕は主に第二新卒枠で
転職を考えている方に向けて
色々書いたりしているのですが、

第二新卒枠は、
ポテンシャル採用
要素が非常に強いです。

サイバーセキュリティにも
通ずるところがありますが、

相手の目的は何か
というのは大切な情報です。

第二新卒枠は
いわゆる経験者ではないけど、
社会人経験もあり、ポテンシャルもあり、
トレーニングを効率良くこなしてくれる人材
を求める傾向が強いです。

なので、やる気と、仕事に対する意識
というのが重要視されます。

つまり、
必要な何かを得るための
転職がしやすいです。

これは忘れないでください。

ここまでの結論として、

手に入れたいのはで、
そのためには

いつまで
何をするべきか。

この3段構成で考えるといいと思います。


3. 達成したと言えるものを作ること

さて、ここまでで
転職の方向性
決めてきました。

ここからは
いざ転職活動を開始する段階です。

準備はいいですか?

転職エージェントやLinkedinは
また別途考えるとして、

企業に応募する時に
必ず必要になるものと言えば、

履歴書(レジュメ)
ですよね。

企業の採用において、
履歴書が第一フィルター
役割を果たします。

企業が新しい人材を求める
目的があって、

そこにあなたが
どれくらいマッチしているか

判断基準となります。

自分はこういう人間で、
こういう理念があります。

だから貴社にとって雇用する利点
ありますよ。と

資料に落とし込んで
伝えるものです。


とは言っても、
雇用する利点って
難しそうですよね。

自分を雇う利点なんて
あるのだろうか

僕の時は
そう考えてました。

ただ、利点はないけど
雇ってください

なんて
意味のわからないこと
言えないので、

何なら企業の利点になる可能性があって、
自分の経験でいうとどの経験が
それを証明できるか

それを捻り出すことに
必死でした。

証明するのには
やっぱり数字がいいです。

営業でなければ
数字の実績って
難しいのですが。

何かでチーム1位を取った
だとか、

実は〇〇を1番こなしているのは
自分だとか、

そういうのでもいいです。

数字以外だと
チームの業務効率を上げるための
ツールを導入しましたとか
作りましたとか。

そういうのがあれば
いいと思います。

それを証拠
やる気だとか効率の良さだとか、
チームへの貢献度だとか

その辺をアピールできます。

アピールポイント
当然ながら

面接でも必要です。
きちんと整理しておきましょう。


4. 経験は次に活かせると思い込むこと

さて、
3でアピールポイント
整理しました。

ここでは
マインドセットについて
考えていきましょう。

一般的には
マインドセットが先に来ますが、

アピールポイントを整理して
自信がついた状態じゃないと

マインドの部分は
整わないかなと思ったので
この順番にしています。

3の中で、
自分が現職(前職があればそれも含む)で
達成したことをまとめました。

面接ではそれを
面接官に伝えなければいけません。

書類選考では
基本的に文字情報のみなので
比較的シンプルなのですが、

面接は会話の為、
声のトーンや態度、仕草など、
言語情報以外の情報も印象を左右します。

つまり、文字だけなら
伝わるようなことが、
面接では上手く伝わらないこともあるのです。

なので、
文字情報とそれ以外とで
一貫性を持たせなければいけません。

要するに、
情熱を表しているなら
声のトーンや体の動きも力強くないと
違和感が出てきてしまいます。

そのためには、
自分が持っている情報に
自信を持っていないといけないのです。

理想でいうと、
2で考えた実績の他に
以下の情報もまとめておきたいです。

・苦労
した話
・その経験によって学んだこと
・2の実績やその経験が次の仕事に活かせる根拠(どのような場面で活かせるか)

これらを整理した上で、
面接では自信をもって話せるようにしましょう。


5. 1〜4でストーリーを作ること

さて、ここまでで
情報とマインドセットの準備が整いました。

あとはそれらを
伝えるだけです。

伝えるときに意識しなければいけないのは、
情報の羅列ではなく、
一本のストーリーを作ることです。

まずは過去の経験の面から、
苦労した話→学び→成功体験(実績)→
苦労した話→学び→成功体験(実績)
というサイクルをぐるぐる回して、
経験の豊富さとそれを学びに変えて力にしてきた
ということを見せつけましょう。

ぐるぐる回すことで、
新しいことに挑戦し、立ち向かう力
表現することができますし、

やる気も課題解決力もある
ということも表現できます。

多少こじつけでもいいんです。

とにかく頑張ったこと、
時間をかけて、いろんな人を巻き込んで
なんとかうまくいったこと、
人に褒められたこと、

それらから得た学びを
まとめていきましょう。

そしてそこに未来の目標の面も加えて、
なぜそのような道を辿ってきたのか、
今後1年、3年、10年でどのようになっていたいのか、
を語りましょう。

それらがあなたのキャリアを物語る
一本のストーリーになるのです。

そのストーリーで
ワクワク出来たら最高ですね。


というわけで、
細かいことはほとんど省略しましたが、

転職の際に意識した
5つのポイントについて
簡単にまとめてみました。

少しでも参考になり、
皆さんの転職する勇気

つなげられれば嬉しいです。

ではまた。

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