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推しの入隊からの時間の使い方

タイトルの様子がおかしいですが、推しが入隊していない人も読んでもらえたら嬉しいです。

今日は全部マガジンです。
そして、お知らせしました通り、この有料マガジン「愛さんの書きたいことぜんぶ書いて」も今月で、というか今回で最終回です。

(ごめんなさい、今月の停止申請に間に合わなくて、来月まで延長しました。新年1月までお付き合いください)

それでは、どうぞ!

やー、推しが!BTSのキムソクジンさんが兵役に就きました(涙)。
フワフワパーマだった髪を坊主にして、寒い中、他のメンバーに見守られての入隊でした。

その後、ナムさんがテレビ番組のインタビューで
「ジンさんは何か言ってましたか?」と質問された時に
「ヒョンが最初に経験してきて教えてあげると言われた」と答えていました。
それを聞いた時に、10年前にバンタンの長男になると決めた、実際はキム家の次男キムソクジンくんは、ずっと長男として生きてきたんだなって泣きそうになりました。

日本と韓国の歴史のあれこれを考えると、兵役そのものについて文句を言ったり、寂しいだのなんだのは本当にエゴだと思うので、大っぴらには言えないんですけど、言えないんですけど、いや、ぶっちゃけ、寂しいですよ、推しの不在!!!

昔話をすると、はるか昔、福山雅治氏が人気絶頂の時に2年間、表だった活動をしなかった時期があるんです。
ドラマもライブもなし、という2年間でした。
ただ、ラジオはやっていたんですね。それでも、映像としての露出が一切ないので、寂しい気持ちだったし、なんせ私も高校を卒業してこれからライブとかバンバン行けるぜ!と思っていた時だったので、え??っという感じでした。
実際一緒に応援していた友人は、その時ファンクラブを辞めてしまったんですよね。
でも、わたしはその時ファンクラブを辞めるという選択肢はなくてそのまま入っていたんです。
そして、その数十年後……(大河ドラマみたいだな)。
ファンクラブのイベントで(そのイベントは入会年度別に開催されたんですけどわたし4期だったんですよ、ファンクラブ)
ましゃが(久しぶりに呼んだこの呼び方)
「あの時、ここにいたみんながファンクラブを辞めないでいてくれたことが励みになりました、ありがとう」
って言ってくれたんですね。
ファンとしては、もうその言葉だけで、失われた2年間なんて成仏するよね、って。無事成仏してファンクラブをそこで辞めました(え?)。

で、そんな”2年間の推しの不在”を経験している私なのですが、今思えば、ラジオはやっていたわけで、、、毎週声を聞いてたんだなぁーと。
兵役はそれもないじゃないか!
これは、凍てつく冬の漢江よりも寒い18ヶ月じゃないか!と。

そして、ジンくん兵役により、ジンペン(ジンくんファン)やARMY(BTSファン)たちの一大ムーブメントな感じになったのが、
「韓国語の勉強をして、BTSが再結成する2025年にはもっと上達していよう!」
というものでした。

しかもわたしはこの間の韓国旅行で、やっぱりもっと勉強しないとだめだ〜〜〜というのを、痛・感!したので(特に、全く言葉が通じなかったタクシーと優しいお兄さんがpapagoしまくってくれたサムギョプサル屋さん)、このムーブメントに乗っかることにしたんですね。

まず、始めたのが、ジンくんが軍で食べている献立が分かるんですけど、それを手帳に書き写す、という勉強法?です。
배추김치(白菜キムチ)は毎日のように出るなーとか、頻出メニューが少しづつ読めるようになってきました。
あと、知らない料理もあったりするので、それを知るのも面白いです。


あと、もう一つはこの『취중진담(酔中JIN談)』というジンくんとペク先生のお酒コンテンツの文字起こしです。

こちらは会話メインですが、先生に対して話しているので敬語が多く使われている感じが好きです。
多分初心者の勉強法じゃないと思うんですけど、つまらないテキストの文章を覚えるよりは、好きなもので勉強した方がいいだろうな、と。
ただ、ペク先生は結構訛りがあるので(笑)つられないように気をつけています。

あとは、Duolingoというアプリを毎日続けています。
これはもう260日くらい続けてるんですけど、レベルが上がるにつれて難しくなるので、ちょっとスランプになって、同じところばっかりやってた時期があったんですね。
でも、さっきのメニューとコンテンツの書写しをするようになってから、なぜかDuolimgoのスランプからも抜けることができました。
なんでだろ?分からん。

で、この推し活を兼ねた勉強を始めてみたんですけど、普段の生活の中でこの時間を取るためには、ジンくんの写真を見てヘラヘラしてた時間を充てるだけでは足りないことに気づきまして、、、。

で、やっとタイトルに戻るんですが、時間の使い方を変えました!

一番にやったのは、スマホのTwitterアプリから、本アカウントをログオフしてパソコンを使っているときだけTwitterを見ることにしたことです。

ログオフして気づいたんですが、暇つぶしでTwitterを見ていると思ってたんですけど、これ、違かったんですよ。
あくまでわたしの場合ですが、思考を持っていかれてたんです。
こんなニュースがある、こんなことを思った、これは良くないこれは良い、腹が立った、嬉しかった、それを見ても(ふーん)で終わればそんなに時間が取られないんだけど、そのあと色々考えちゃったり影響されたりして、そこにものすごい時間を取られていたんです。

そこで思い切ってログオフしたら、あら不思議。
頭の中でモヤモヤといろんなことを考えていた時間がなくなりました。その代わり、これは韓国語でなんて言うのかな?とかそういうことを調べる時間になりました。

インスタグラムはわたしの場合は元々そんなに見ていなくて、バンタンの投稿だけ通知設定して通知が来たら見るくらいなんですけど、これも同じようにあれこれ考えちゃうようだったら離れてみるとちゃんと時間が自分の元に戻ってくるのかな?と感じました。

ここで急に「モモ」から抜粋をば、、、。

マイスター・ホラはまたほほえみました。
「いや、そうではない。わたしはただ時間をつかさどっているだけだ。わたしのつとめは人間のひとりひとりに、その人の分として定められた時間をくばることなのだよ」
「それなら、時間どろぼうが人間から時間をこれいじょうぬすめないようにすることだって、わけもないことでしょう?」
「いや、それはできないのだ。というのはな、人間はじぶんの時間をどうするかは、じぶんで決めなくてはならないからだよ。だから時間を盗まれないように守ることだって、じぶんでやらなくてはいけない。わたしにできることは、時間をわけてやることだけだ」

ミヒャエル・エンデ「モモ」

時間をどうするかはじぶんで決めないといけない。

何に時間を盗まれているのか、何に思考を乗っ取られているのか、頭の中が混沌として、いつも何かに煩わされている気がするのは、何のせいなのか。

それを見つけないといけないのも、マスター・ホラの言葉を借りれば、”じぶん”なんでしょう。

さ、最後は師走っぽく、年末っぽく、このマガジンの最後の連載っぽく締めくくれた?かな?かな??

皆さんも、どうぞ、ご自分の時間を大切に、気持ちの良い年末年始と2023年をお迎えください!

ではでは!
一年間、ご購読、ありがとうございました!

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