見出し画像

自由すぎるオン会と『マリイ』の話

昨夜は久しぶりに魚座のオン会をやりました。
オフ会ならぬ、オン会(オンライン会)。
夜7時に始まったんですけど、終わったのは12時で。

一人は回線が悪くて、ずっとカメラオフのまんまで音声での参加だし、一人も途中で夫さんが帰ってきて晩ご飯しに姿が消えたり、わたしは途中でお風呂入りに行って、繋いだまま入ったしw
(わたし手越くん?手越くんなの?ってちょっと思いましたよ、テイッ!)
なんか自由すぎでした。

誰か一人でも「えーー」みたいなこと言う人がいないのがいいんでしょうね。とても楽しかったです。

さて、話し変わり、もう一つ嬉しかったこと。

わたしは「ひつじブックス」と言う屋号でイベントとかにも出ていたりしたんですが、まぁイベントもほとんど無くなってしまい、主宰したりした読書会や詩のイベントも今はやっていません。
そんな中、友人が写真集『マリイ』を買いたいと連絡をくれました。
嬉しかったなぁ。
「あ、そうだ、わたし好きな本を売るのも好きだったんだ!」って思い出しました。
少し在庫を整理して、オンラインで販売しようかなと思っています。
自分の本を作るのを最優先にしているので、少し先になるとは思いますが。

で、わたしも久しぶりに『マリイ』を開いてみたんです。
そしたら亀が出てきてね。

画像1

ちょうどミヒャエル・エンデの『モモ』も読み返していたので、タイムリーでした。『モモ』でもカシオペイアという名前の亀がモモのことを誘導に来ます。
「ついておいで」と甲羅に光る文字を浮かべて前を歩く亀。
歩みの遅いものについて行くのって不安になることもあると思うんだけど、モモにはそういうのないんですよね。
ゆっくりと着いていくんです。

物事に何も進展がないように感じられる時、焦ったり、早く動いている人のことを羨ましく思ったりする時ってあると思います。
でも、自分にも言い聞かせていますけど、自分にできること、目の前のことをコツコツとゆっくりでもいいからやっていくことが大切なのかなと思っています。
あまり「時間」や「速度」のことは気にしなくていいのかなって。
パッと開いた『マリイ』の亀の写真にそんなメッセージを感じました。

そうそう、以前『マリイ』にインスピレーションを受けて書いた掌編小説があったんです。
これも久しぶりに読み返してみたら、偶然すぎるんだけど、この物語に出てくるお部屋が今回『マリイ』を買ってくれた友人の部屋にそっくりでしたw
これを書いた頃はまだ友人はその部屋に住んでいなかったのにね。
面白いです。
良かったらどうぞ【掌編小説】ぼくと『マリイ』と君と猫

今日のエッセイはさくっと簡単に。
読んでくれて、ありがとう!
では、また!

サポート頂けるととても嬉しいです🐶 サポート代は次の本を作るための制作費等に充てさせていただきます