へとへとで向かったソウルはけっこう優しかった
こんばんは。
2024年3月末の韓国釜山・済州島・ソウル旅行の記録も、とうとう最後の目的地、ソウルです。
(いやー、もう5月も後半なのにまだ書いてるってどゆこと)
それぞれ釜山編と済州島編はこちらのマガジンにまとめてあります。
済州島を朝7時くらいに出発し、最後の目的地であるソウルへ。
ソウルは2回行っているので、勝手にホーム感です。
到着後、東大門のホテルに荷物を預けたあと、清渓川(チョンゲチョン)に沿って歩きます。ジャーマネはソウルが初めてなので、わたくしが先輩風を吹かせて歩きます。
日曜日だったので、川沿いは散歩をしている人も多く、ほのぼの。
そんな中、川をじっと見つめながらコーヒーを片手に持った欧米人の若者が声をかけてきました。
若者「Look…..Fish.…」
水面を指さす若者。
わたし「おお、Fish~~~」
頷く私たち。
確かに魚がいる。
いや、これしか反応できなくないですか?
だけど、しゃかりきに歩いて目的地に向かおうとしていたわが身を少し反省したよね。
こんな風にゆったりと旅をしたっていいんだよなぁと。
で、諦めずにしゃかりきに向かった先はこちら
宗廟:朝鮮王朝歴代王の霊廟
[NAVERマップ]
서울 종로구 종로 157
で、修復工事中でこんな感じでした。
残念。
お庭がとても綺麗で、この宗廟の奥に位置する昌徳宮 (チャンドックン)は桜の名所として有名なんだそうですが、ちょっと時期が早かったです。
朝、空港でご飯を食べてからかなり時間が経過していてペコペコだったので、何か食べたかったのですが、日曜日だったせいで色々お店が閉まっていました。
危うく「もう、チェーン店でいいかな」とあきらめかけた所でNaverの地図にメモしていたこのお店が近いことに気づき、行きました。
ソウル一食目:ソムンナンジプ(ウゴジヘジャンク)
鐘路3街駅のすぐ近く。
[NAVERマップ]
서울 종로구 수표로 131
入りにくい!いい!
ウゴジヘジャンクのお店。ウゴジというのは、白菜を乾燥させたもので、ヘジャンクは酔い覚ましスープです。
食事のメニューはウゴジヘジャンク一択。
その他に、ソジュ、マッコリ、ビール、などがあります。
酔い覚ましスープの店なのにアルコールが充実という矛盾、大好き。
そして、衝撃のお値段3000ウォン。2024年ですよ。
出てきました。
うっすら塩味を感じるかな?くらいの素朴なスープにウゴジと豆腐が気持ち程度入っています。
テーブルに塩と唐辛子の粉が置いてあるので自分で味付けも出来ます。
バンチャン(おかず)は大根のナムル、そしてまぁまぁ大盛のご飯。これで3000ウォン(約340円)でした。
余談だけど日本円の弱さよ……韓国も物価が高くなっているので、旅行に行ってもお店を選んじゃいますよね(涙)。
こういうお店好きなんですけど、基本はアジョシ(おじさん)たちの大切な場所だと思うし、観光客がわらわら行く場所でもないと思うので、サクッと食べてサクッと出てきました。
お腹も落ち着いて、次に観光の王道景福宮にも入ったのですが、日曜日ということで韓服レンタルの観光客で溢れかえっていたので割愛します。ちょっと疲れた。
次に向かったのは、
韓国国立中央博物館
https://www.museum.go.kr/site/jpn/home
[NAVERマップ]
서울 용산구 서빙고로 137
そして、こ、この竹のアーケードは!!!
おーぎよんちゃー!!!
ここだわ、これだわ。
なんか画像処理でどえらい素敵な感じにしてあるけど、ここだよね?
そして、この風景にも見覚えが……
ここだよね??ね?
お、これもなんか見たことがあるぞ?
これだよね??ユンギや!
と、バンタン撮影地の答え合わせみたいになってきていますが、そうじゃないのよ(笑)。
まず、この国立博物館ですが、なんと、無料でした!
実は釜山の美術館も、済州の4.3平和記念館もずっと無料でした。企画展とかは有料になるそうですが、それにしても無料はすごいですよね。
そして、ミュージアムショップのグッズもすご〜く素敵なものが多くて、かつそんなに値段も高くなくて。かつてちょっとだけミュージアムショップの片隅で働いていた身からすると、すごくワクワクするお店でした。
展示されている作品の数も多く広さもあるので、疲れていた私たちは全部見るのは諦めましたが、体力MAXの時に再チャレンジしたい場所です。
次に、ほぼ同じ敷地内にあるこちらにも行って見ました。
国立ハングル博物館
[NAVERマップ]
서울 용산구 서빙고로 139
もちろんこちらも無料でした。
なんか展示方法がかっこいい。
最初だけ日本語の案内がありました。後半はなかったけど、展示方法が美しいので楽しめると思います。
こちらもゆっくり見たかったのですが、本当に足が疲れてて、足早に出ると館内のカフェで休憩。
国立博物館もそうですが、館内、結構椅子がたくさんあって、こういうカフェもあるので疲れたら休憩する場所には困らないのが良いです。
この後は宿に戻ったんですけど、今回ちょっと宿を前回宿泊したホテルと同じところにしたんですが、部屋が失敗したなぁと思って。
アート作品とのコラボ部屋だったんですけどね。
こちとら中年なので、落ち着かないのよ(笑)
そして、前は高層階で窓からソウルタワーが見えたんですが、こちらのお部屋はカーテンを開けると中庭と、その他のお部屋の窓しか見えなくて、逆に上層の部屋からはこちらの部屋が丸見えになってしまうので、カーテンは開けられませんでした。
朝はカーテン開けたいので、ちょっと残念。
立地もホテルの人たちもとても良いし、コンビニもフロントにあってすごく便利なんですけど、うーん、ソウルタワー見たかったよ。
(ホテル名は書きませんが、写真からお察し下さい)
ということで、本日の夕飯です。
ソウル二食目:広蔵市場(カンジャンシジャン)緑豆チヂミとユッケ
ド定番ですね。
あれほど先輩風吹かせたのに、ド定番に行きました。
緑豆チヂミ(ビンデトッ)の有名チェーン店、スニネビンデトッです。
もう、安定に美味しいです。
ユッケ通りの有名店はまだ行ったことがないので、いつか行って比較はしてみたいな、と思っていますが、この店の気楽さが好きです。
さーて、長くなりましたが、ソウル前編をこの辺で終わりにしたいと思います。
もうこの日は6日目だったので、疲れも溜まっていたんですが、清渓川はゆったりしていたし(お魚の存在も知ったし)、博物館も比較的空いていたし、広蔵市場も屋台とか通路はすごく混んでいたのですが夕飯のお店はするっと入れたし、何よりあまり神経をピリピリさせずに気負わずに過ごせたなぁと思います。
3回目のソウルなので、気持ちに余裕もあったのかもだけど、優しい街だなぁと感じました。
だいぶ長くなりましたが、今日はこの辺で。
最後に帰国日編だけもう1つnoteを書いて今回の旅を終わろうかな〜と思っています。
では、また!
(つづく)
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