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ネオンサインのように光る小さなメッセージ

映画「メッセージ」を観て、大変感動し、noteにも感想を書いていたのですが、原作のテッド・チャン「あなたの人生の物語」をやっと買いました。

さっそく今日から読むぞー!ワクワク!と電車で開いてみると、最初の章は

「バビロンの塔」

というタイトルで、あのバベルの塔のことが書いてあります。

そう、バベルの塔と言えば、ブリューゲルの「バベルの塔」

実は前売り券を買ってあるのに、まだ行けていなくて、今週末に行けたらいいなと思っていたところなんです。

画家のヒグチユウコさんがブリューゲルのバベルの塔をオマージュして書いた絵の展示会へは最終日に滑り込んで観ていたのですが、ずっと

「バベルの塔…バベルの塔…」

と思っていたので、本を開いた瞬間に若干鳥肌が立ちました。

早めに観に行こうと思います。

ちなみに映画ではこのバベルの塔シーンは出てきません、いきなり、ばかうけが出てきます(突然のネタバレ)

6/15 追記:この本は短編集でした「あなたの人生の物語」は本の真ん中くらいに収録されています。メッセージにバベルの塔が出てくるわけはなかった…。


いきなりのばかうけのごとく、話はいきなり変わります。

わたしはHuluで「名探偵コナン」を見ながら洗い物とかをしているのですが、コナンの舞台が「和歌山の白浜」だったんです。

なぜか観光ガイド的な感じになっていて、蘭ちゃんが

「南方熊楠記念館」

を紹介していました。

そのコナンを観た翌日、地元の本屋さんをふらついていると、

「南方熊楠 人魚の話」

という随筆集が売っていたんです。
とても気になって、買おうかなーと悩んでいたんですが、読む本、今は沢山あるし…と、買うのを止めて家に帰りました。

そして帰宅し、ふと開いたTwitterで目に入ったのは

本屋Titleさんの「南方熊楠 人魚の話」の紹介Tweet。

これはもう…読めとのことですね、はい。


わたしたちは、沢山の情報の中で生きています。
わたしはテレビも新聞もネットニュースも見ないので(Huluでドラマとかコナンは見ます)世事に疎いのですが、それでもSNSなどで大量の情報が入ってきます。

多くはわたしの視界をただ通り過ぎていきますが、時折、文字がネオンサインで輝いて見えるかのように、小さなメッセージが届けられることがあります。

バベルの塔だったり、南方熊楠だったり。(あと書いていないですが「動いている庭」もいまプチネオンサインで輝いてます)
(なんか並べるとすごい脈絡のなさですね…)

わたしには「この本を読もうぜい、イェイ♪イェイ♪(ピカピカ)」が届けられることが多いような気がするのですが(まぁ本のことを考えていることが多いので、そりゃそうか)、「この町へいこうぜい」「あの人に会おうぜい」「この映画見ようぜい」というのも多くあります。

そういえば、映画「メッセージ」もこんな感じで見に行った映画でした。

ネオンサインのように光る小さなメッセージ

これを受け取った時は、変な思考を入れないようにしています。
変な思考というのは、↓この前半部分です。

いま忙しいから、この映画見に行かない
お金がないから、この本買わない

なかなか難しいんですけどね…。

ネオンサインのように光る小さなメッセージ、あなたにも送られていませんか?

最後まで読んでくれてありがとう!
では、また!

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