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悲しみが愛しみに変わるまで

町でシルバーカーを押しながら歩いているおばあさんを見かけると、今年2月に亡くなった祖母のことを思い出して、唐突に悲しさや寂しさに襲われることがあります。

特に最近寒くなって夜が早くなってきたからですかね。
祖母の居ない初めての秋と冬だからでしょうか。
そんな日は祖母のことが書いてあるnoteを読み返したりします。

亡くなった日のことを書いた「江戸っ子らしくサバサバと」
葬儀が終わった後書いた「ばぁちゃん、ありがとう」
入院した頃のことを書いた「私たちの産土神様」

これを読んでると自分のその頃の気持ちがグッと込み上げてきて泣いてしまうんですが、でも、書いて良かったなって。ちゃんと書けて良かった。

きっといつかこんな風に突然悲しみに襲われることは少なくなって、祖母のことを思い出す頻度も減るのでしょう。
そうだからこそちゃんと書いておいて良かったなって思います。

実は、祖母が亡くなって訪ねる親戚も居なくなった祖母の生まれた町に最近またよく行くようになりました。
不思議な縁だなって思います。
しかもその町にお友達を連れて行くことも多くなりました。
久しぶりにスピってること言うけれど、天国に行ったおばあちゃんが「行っといで」って繋いでくれているような感じでしょうかね。

いつまでも悲しみが続くことは多分なくて、愛しみ(かなしみ)に変わる日が来るんだと思いますが、そのために祖母が楽しいことや楽しい友人を用意してくれたような気がします。

今日はなんだかセンチメンタルでした。

最後まで読んでくれて、ありがとう!
では、また!

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