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書き出し_休載小説の話をなんとか終わらせよう_アステリアの鎖 485
「こんな状況だけど、一時停戦をしましょう。どうやら、この状況を打開する妙案があるらしいわ」
ティアはそう言って、いままで殺し合っていた三人に頭を下げる。
ポーズではなく、心の底から頭を下げていることが分かり、少し前まで彼女と魔導で繋がっていたアステリアは武装を解き、自身の半身であるアレイシアも次元刀を解除し、マキーナは静観したままだ。
ティアはマナマイを通じて、上位世界でファウストたちが見聞きしたことを伝え、ジンという男が、この無限ループから解放させる方法を彼女たちに伝えて訴える。
『君たちは、この世界に囚われた僕たちとはちがうんだ。だからどうか、ここで潰し合う真似をしないでくれ。大丈夫なんだ。きっとうまく行く! だって、種神はこの無限ループに【飽きた】んだ。これから僕たちがすることを邪魔することもないし、むしろ協力してくれるかもしれないんだ』
「「「!!!」」」
協力という言葉に、一同が耳を疑った。
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