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書き出し_休載小説の話をなんとか終わらせよう_アステリアの鎖 438
スタッフによって、勇者と魔導姫に世界の仕組みを打ち明けられる。
一応、以前から開示されており、新天地計画の助力を願ったのだが、勇者アレンの不興を買ったのだろう。
ユピテルの地下遺跡に偽装した格納庫。そこで待機していた魔王は勇者によって別次元に幽閉された。どうやら、スリープモードの説明が不十分であり、勇者アレンは当機体の活動方針を抑えるために介入を試みる。それにより、約500年におよぶ活動を制限されることとなる。
そこで魔王は製作者たちの意図をくみ取った。
自分は勇者をシンギュラリーポイントが迎えるまで、封印する存在となったのだ。
世界は、時代は、状況は、勇者アレンと魔導姫アステリアをどんな形であれ、生かす方向に捻じ曲げられる。
シンギュラリーポイントを迎える500年後までに、勇者アレンが現世に戻ることなく、魔王のAIはアレイシアの魂と思考をぶつけ合い、ある時は、機体を損傷させる異次元の生物を焼き払った。
AIはアレイシアに問う。
なぜ、自分をこの次元へ幽閉させたのか?
「あたしが負けて魂が消滅したら、あなたは元の世界に戻れる。それでたくさんの種族が殺されるなら、この次元でなるべくあなたを痛めつけておきたいの。新しい勇者が、あなたを倒せるようにね」
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