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【加筆・修正ver】杉藤 俊雄 は××したい_95_あとがき

 ここまで読んでくださってありがとうございます。
 まさか完結までに、59万字・94エピソードも費やすことになるなんて思いませんでした。

 きりよく60万字超え・100エピソードにできなかったのは、この小説を書くにあたって自分自身に何個もしばりを課していたからです。

 その一つであり一番大きい縛りが

〇登場人物の八割を嫌いなキャラで占める

 それは私の好きな作家のほとんどが
【主人公や主要キャラが嫌い・関心を持てない】
 とインタビューに答えていたことがきっかけになります。

 おかげで唐突な理不尽を登場人物に見舞うことができました。
 好きなキャラを2割程度に絞ることで、話がおもったよりも進んだのも驚きでしたし、ここまでかけたのも嫌いなキャラ8割・好きなキャラ2割の塩梅があったからでしょう。

 けど、ちょっとメンタルに来たのは確かです。
 嫌いな人間の頭の中をずっとのぞき込んでいる感覚でしたから、やっと終わらせられたことに、確かな安堵がありました。中途半端にエタらせていたら、バランスの悪い心苦しさで、いまよりさらに体調を崩していたに違いまりません。
 そして、嫌いだからこそ無理やり続けて、60万字超え・100エピソードにもしたくなかったのが本音です。

 次の大きな縛りが

〇noteを毎日更新

 作品説明・あらすじでも触れていましたが、この作品はnoteで毎日更新、制限時間10分小説という縛りで書いたものを、10エピソード1本にまとめてアップしてきました。
 長編をかくといつも体調をくずしていたので、一日10分、平均400字前後のペースでぼちぼち書いていたのです。ツイッターでフォローしている創作アカウントの方が、ツイッターに向かう十分を創作にまわそう……とツイートしていたのがきっかけでした。なるほどそうか。という感じです。
 とはいえ、毎日更新していたのもも一日だで間を開けてしまいました。仕事が忙しかったとはいえ(言い訳でございますが)、毎日更新がほぼ毎日更新になってしまったことに、自分の限界が可視化され気分です。

 ちなみに、noteのほうの杉藤俊雄はエピソードが900超えました。
 エピソードが1000超えなかったのは以下略……。

〇AIも活用してみました。

 ルーティーンとして、日曜日にnoteにあげた10本分の話を一つにまとめる際に試してみようとしました。
……逆に手間が増えて、墓穴を掘った気分です。
 使用した感じ→このAとCの文章の間に、Bっぽい文章をAIで作成できないだろうか。とやってみたのですが、感覚としてはガチャをまわしている感じに近いです。AIが文章のCとDを作成している間に、あ、この文章にしようってAIそっちのけでカタカタ自前でBを作るパターンが多かったです。
 とはいえ、作成する文章の種類は豊富だと思いましたので、使いこなせれば心強い味方になるかもしれません。

 ほかにも制作にあたって、試してみたことや縛りがありましたが、そこは察していただけたらと思います。
 ここまで続けられた現実に驚いておりますし、こうして終わって頭を冷ましていると、ルッキズムに対してもうちょっと突っ込んだ方がよかった反省と、現実に対する政治の不信感から、その部分をキャラクターに託したり話したりしてしまったところが、物語を作る上でよくなかったと思っています。しかも当初はBLなつもりがなかったのに、百合やBLな行動をとらせてしまいまとまりが悪くなった印象を自分で感じました。
 
 自分の未熟な部分を受け止めつつも、次の作品に活かるようにがんばりますので、今後も創作活動を見守っていただけると幸いです。

参考文献・動画・AI
AIのべりすとβ2.0
https://ai-novel.com/account_options.php

D17 地球の歩き方 タイ 2020~2021 (地球の歩き方D アジア)

2021年3月 タイ・バンコク スクンビット・ソイ26をBTSプロンポン駅から歩いてみました
https://www.youtube.com/watch?v=0JjV7IHFbCM

 スクンビットと表記されていますけど、『地球の歩き方 タイ』の『スクムウィット』を採用しています。『スクンビット』よりも『スクムウィット』の方が、タイ語の語感が近いそうです。

馬乗りされた時の対処法
https://www.youtube.com/shorts/t8-fbj2fh-U

2023.02.05_終
 
 

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