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フィールドワーク 1日目のレポート
10月7日に豊洲駅からゆりかもめ線で約5分程の場所にある、有明駅周辺のオリンピック関連施設を見学して来ました。
残念なことに仮設備の解体工事のため、施設を近くで見学することは出来ませんでしたが、少し離れた所から見ても存在感のある建物ばかりでした。
見学した箇所については、有明アリーナ、有明体操競技場、有明アーバンスポーツパークの3箇所になりますが、建物を実際に見た上で、それぞれの建物の気付いた点や感想を簡単にまとめてみたので、ぜひご覧ください!
・有明体操競技場
オリンピックでは体操やトランポリンの競技が行われていた「有明体操競技場」です。有明駅の改札を出ると、まず最初に目に入るのがこの建物なのではないでしょうか。
設計については日建設計や清水建設といった、名だたる企業が手掛けていて、日本のオリンピックに対する本気度が感じとれます(笑)
なんといっても外観には大量の木材が使用されているのが特徴で、木材を前面に押し出した競技場は日本ならではなのではないでしょうか。新国立競技場なども含めて、「木の温もり」がオリンピック関連施設における、共通のテーマといっても良いのかもしれません。
もしも新型コロナウイルスの感染が拡大していなかったら、どのような賑わいを見せてくれていたのでしょうか?そんなことを考えさせられます(笑)
・有明アリーナ
次に、バレーボールの種目が行われていた「有明アリーナ」になります。第一印象としては、現代の建築デザインによく見られる、曲線を描いた屋根が印象的でした。また、ホワイトカラーをベースにしていることから清潔感を感じさせ、スタイリッシュな外観でした。
設計は、久米建設や竹中工務店などが担当していて、これもまた有名な企業ばかりでした。
さらに、側面にはグリーンカーテンの様な外壁が見られ、モダンな外観に緑が取り入れられることで、ハイテクと自然が融合したような、独特の雰囲気を感じました。
個人的には、植物に統一性を持たせた方が、近くから見た時にバランスがよいのではないかと感じました。
・有明アーバンスポーツパーク
最後に、BMXレーシング・フリースタイルやスケートボードの競技が行われていた「有明アーバンスポーツパーク」になります。
解体工事によって東京オリンピックの面影が無くなりかけていますが、写真の右上に見える観客席が足場のような構造になっているのが分かります。
個人的には、想像よりも簡易的な構造だったことに驚きました。また室内にパークを作るのでなく、屋外にパークを設けているところが、BMXやスケートボードのストリートカルチャーを体現しているように感じられました。
まとめ
今回のフィールドワークでは、建築物を間近で見ることができず非常に残念でしたが、日本の建築技術の集大成を見ることができました。
オリンピックを開催する一つのメリットとして、海外から多くの人々をターゲットに、インバウンド消費を促進する目的があります。しかし、このようなオリンピック関連施設などで、伝統的な日本の建築技術や慣行に触れてもらうこともメリットになるのではないでしょうか。
1日目はこれで以上になります。
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