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「小さな池の大きな魚」であれ。

NBA開幕した!めっっっっっっちゃ嬉しい。
10年間やってた野球より、バスケが好き。
(バスケ部所属期間は3ヶ月)

そしていよいよ今日開催のマーベリックス vs. ウィザーズの開幕戦で、『八村塁』が先発出場予定。

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credit: fly magazine

「開幕スタメン」でNBA選手としてのキャリアをスタートさせる八村くん。実は僕がキャリアを形成する上で、とても大切にしている「小さな池の大きな魚」という考えに、非常に似ているところがあるなと。

アスリートは「試合に出てなんぼ」
アスリートである以上は、
「試合に出てなんぼ」だと思ってる。

控え選手の献身的な姿勢を、
「縁の下の力持ち」と賞賛する人もいるけど、
「わかってねーな」って思ってる。

僕は野球を10年間やっていて、
中学と高校の計6年間、
ずっと2番手ピッチャー(控え)だった。

だから「控え」の気持ちが痛いほどわかるんだけど、「縁の下の力持ち」みたいなこと言われたって、1ミリも嬉しくない。笑

むしろ自分無力さを、自分の雑魚さを、
思い出させてくれる酷い言葉でしかない。
本当に嫌だった。

「縁の下の力持ち」って言われるくらいなら、
「お前のおかげで勝てた」って言われたいに決まってる。

だから、やっぱりアスリートは「試合に出てなんぼ」

ビジネスマンも「最前線に立ってなんぼ」
「質は量からしか生まれない」という言葉があるように、自分の質を高めるには、たくさんの「経験値(=量)」を積む必要がある。

だからと言って、がむしゃらに「量」をこなせばいいわけではない。「量」にも「質」がある。

「質の高い量」は、現場の最前線でしか手に入らないから、そのような環境に身を置かない限り、手に入れることはできない。

だから僕は「小さな池の大きな魚」という考え方を大事にしている。

小さな池は、所属する会社やコミュニティーの規模のメタファーであり、大きな魚は自分自身のメタファーだ。

つまり自分が「大きな魚」として、力を余すことなく発揮できる「小さな池」を見つけることで、大きな池では得ることのできない貴重な経験値をたくさん積む。

それをしばらく続けていると、やがて池がとても窮屈に感じるようになる瞬間が訪れる。
そうなったら、少し大きめの池に移る。

僕はこれを繰り返すことが、
自分の可能性を最大化するための、
最善のプロセスだと思っている。

八村くんはウィザーズに指名された「幸運」を活かせるか?
僕は八村くんがウィザーズという、絶対的なセンターや、ポイントフォワードがいないチームに、ドラフトで指名されて「持ってるなー」って思った。

自分の可能性を伸ばすという意味では、
本当に幸運だったと思う。

選手層の厚いチームに行って、ベンチを暖めるくらいなら、試合に出れるチームにいたほうが100倍成長できる。

八村くんの開幕スタメンのニュースは、
僕にそんなことを思い出させてくれた。

試合に出てなんぼ。

八村くんのこれからの活躍に期待!

終わり。


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