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"のれん"

のれんと聞くとお店の入り口にかかっている布を思い浮かべる人が多いと思います。

しかし、この記事ではその" のれん "ではなく、会計におけるのれんについて書きたいと思います。

会計におけるのれんとは

のれん とは、企業の買収・合併の際に発生する、「買収された企業の時価評価純資産」と「買収価額」との差額のことである。     ( ウィキペディアより )

簿記や会計について勉強したことが無い人は、全く意味が分からないと思います。

私も初めて簿記で、のれんという言葉が出てきた時は頭の中に入ってきませんでした。

一言で説明すると、のれんというのは " プレミア "
みたいなものです。
現在の価値よりも高い値段で買った場合における「価値と値段の差額」です。

だから何やねん

と言いたくなる気持ちはよくわかります。

今回の記事で1番伝えたかったのはそういう事ではなく、
" のれん “と のれん の関係性です。

この二つの のれんは全く別の意味で、自分自身も簿記でのれんを学んだ時は、完全に店の入り口の のれん とは別物として考えていました。

しかしそうではなかった

のちに知る事になったのですが、会計におけるのれんの語源というのは、店の のれんから来ているそうです。

暖簾は元々店先にかかる布であり、それ自体の物質的
な価値はないが、顧客への知名度や品質などブランド価値を示す象徴である。

こうした無形のものに対して投資することから、実際の金銭的価値に上乗せして評価するプレミアムの分を指すようになった。
                                      ( ウィキペディアより )

これを知った時は、なんだか嬉しい気持ちになると共に、のれんに対しての愛着が湧くようになりました。

1本取られたような感覚です。

こんな感じで、何かと何かを結びつけて考えながら勉強していくと、頭に入りやすくなり勉強が楽しくなるかもしれませんね。



   

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