藤子Fノート 2022年の記録
noteから「2022年の記録」が送られてきました。昨年も「2021年の記録」を貰いましたが、そのタイミングで振り返りの記事を作成しました。
せっかくですので、今年も「2022年の記録」記載のデータから一年を振り返ります。なお、集計は今年の1月1日から12月15日までとのこと。昨年より5日少ない集計期間となっています。
まずは「創作の記録」から。
今年も昨年同様、1日も欠かさず毎日記事を投稿してきました。なので数字に変動はないはずですが、集計期間が減っているのでその関係で若干マイナスになっています。
こちらの348本の内訳ですが、248本が藤子作品のレビュー記事で、全体の71.3%。昨年が73.0%だったので、若干「その他」の記事が多かったようです。
ちなみにこれまでの記事総数は、本稿で767本目。目指せ1000記事(そして完結!)ということで、もうしばらく頑張りたいと思います。
これは後に出てきますが、スキ数の増加はフォロワーさんの増加の影響を受けたものと思われます。特にどんな記事でもスキをしてくださる方々いらっしゃいますので、そのおかげだと思っています。
また今年書いた記事だけではなく、昨年投稿した記事にもちょこちょことスキをいただいており、そうした積み重ねも伸びの一因と考えられます。
ともかくも、このnoteは多くのフォロワー様、読者様に支えられているページなのだと、いつもいつも実感しながら記事を書いております。
今年に入って約39万のビュー数をいただきました。全体では53万を超えていて、一本の記事あたり約680ビューという数字になっています。
ただnote開始以来ずっと右肩上がりの増加ペースだったものが、今年の4月以降は大体横ばいの数字で推移しており、良く言えば安定期に入っている、悪く言えばある種の天井にぶつかっている状況です。
よって、仮に来年も毎日記事をアップさせていったとしても、今後ビュー数が爆発的に伸びていくことにはならないと思われます。来年いっぱいで100万ビュー達成と景気よくいきたいところではあるのですが・・・。
おまけとして、これまでの月間ビュー数の推移をまとめたグラフがありますので、こちらご参考まで。
今年は昨年と比べて、夜の活動が大幅に増えた関係で、noteに取り組む時間が減った1年でした。それでも毎日それなりの長文記事を書くことは止めなかったのですが、その分、他の方のnoteを読む時間が減ったのは事実です。
今フォローさせてもらっている方々の記事と、noteからのオススメ記事をチラチラ読むことが活動限界で、新しい書き手さんを発掘するようなことはできませんでした。
よって、自分からスキだったり、フォローをする機会も減少し、相互フォローというようなことがほとんどできない1年でした。そんな状況下で、新たに300人もの方に新規フォローをいただけたことは、感謝・感激・雨あられです。
今以上に充実した記事を書けるとは思っておりませんが、次にどんな切り口の記事が出てくるんだろうというワクワク感のようなものは、ずっと出し続けて、フォロワーさんに満足いただきたいと考えています。
少し複雑な気持ちになるのがここのコーナーで、今年読まれた記事3本ですが、こちらは全て昨年に書いたものとなっております。つまり2022年に投稿した記事は、どれもTOP3には選ばれなかったということを意味します。
ですが、逆に言えばこちらの3本の記事は、長い間ずっと読まれ続けているオバケ記事で、全体のビュー数のかさ上げをしてくれる存在となっています。
一応、3本の記事について軽く触れておきます。
まず1位
2021年5月12日投稿 累計ビュー数10,580
藤子先生の短編の中では、それほど有名な作品ではないかと思っていましたが、今年2月24日にロシアの侵攻に端を発したウクライナ戦争の前後で、プーチン大統領が「戦略核」の使用を示唆したことで、本作に注目が集まりました。
開戦までのビュー数は2000程度でしたが、その後10カ月で9500も増加しました。
「ある日」突然、この世界が姿かたちを変える。それはSFの中の創作ではなく、今、この時代の現実世界でも起こりえることが、ウクライナ戦争が示しました。
SFは絵空事ではなく、現実の合わせ鏡であることを証明した作品なのではないかと思います。
次に2位
2021年3月1日投稿 累計ビュー数10,183
こちらは「固定記事」であり、頻繁に更新もしている「目次」(サイトマップ)でもあるので、逆に2位となっていることの方が意外かも知れません。
それほどにTOP1の記事が強烈だった証明となっています。
思えば「目次」記事を作成できたことが、藤子Fノート発展の礎になりました。そこまでに100本の記事を溜めて、目次を作りました。そして藤子レビュー中心で今後も進めていくことを決意して、クリエイター名も「藤子Fノート」と改称しました。
そのきっかけとなったのが目次なのです。
少しでも気を抜くと、あっと言う間に目次の更新は止まってしまい、溜め込んだ後での更新はかなりきつい作業です。来年は、忙しくとも、目次の更新だけは定期的に実施して、来年のTOP1にしてあげたいと思います。
最後に3位
2021年8月18日投稿 累計ビュー数8,442
藤子F先生は来年生誕90周年を迎えます。よって、来年は様々なイベントや関連本などが出されるものと予測されますが、その第一弾として、来春にF先生のSF短編10作がドラマ化されると発表がありました。
今回発表された5作品のタイトルがには、本作『コロリころげた木の根っこ』は含まれていませんでしたが、それでもドラマ化のニュースがきっかけで、SF短編に関する記事のビュー数が軒並みアップしました。
本作は、自分本位なDV夫と静かに復讐を仕掛ける妻という構図、さらに多くの伏線を最後の最後で一気に回収していく構成が素晴らしく、ラスト一コマのショッキングな描写も含めて、名作中の名作として位置付けられます。
ダーク藤子F作品の代表作として、是非とも多くの方にお読みいただきたい1作です。
さて、2022年の記録の振り返りは以上となります。
昨年の記事の締めでも書きましたが、また来年も振り返ることができますようにーー。
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