老後の藤子不二雄、トキを語りあう!『光陰』/シリーズ・トキノナガレ④
「時間の流れ」についての藤子作品を見てきたこのシリーズも、今回で一応の一区切り。
同じ、時間の流れというテーマでも、「キテレツ大百科」と「ドラえもん」では正反対の描かれ方をしていることを見てきた。キテレツは「たまにはゆとりを」というテーマで、ドラえもんは「時間を大無駄にしない」というメッセージの作品だった。
『光陰』「S-Fマガジン」1976年7月号/大全集4巻
今回は、異色短編の中から『光陰』という作品を見ていくのだが、「歳を取ってなんだか時間の進み方が早くなっていな