親子が相互理解するためには『親子とりかえばや』/藤子F「とりかへばや」物語 ⑤
12月は藤子・F・不二雄先生の誕生月だが、僕の息子の誕生月でもある。何とも羨ましい限りである。
子供はまだ小学生のカワイイ盛りということもあり、良く自分に懐いているのだが、それもいつまで続くのか・・・と思ったりする。自分の子供時代を振り返ったときに、中学生に上がる頃には、親子関係がよそよそしくなっていたからだ。
子供がいわゆる思春期に突入すると、親と間にはすきま風が吹くようになり、いつの間にかお互いの気持ちをさっぱり理解できなくなっていく。子供が成長するにしたがって関係が