八景島シーパラダイスに行ってきました
八景島シーパラダイスに行ってきました!
9月は八景島シーパラダイスに行ってきました。去年はじめて行ったとき、あまりの広さや生きものの多さに感動し大満足だった八景島シーパラダイス。問題は自宅から水族館まで距離が遠いこと……。開館時間に間に合うように6時には家を出て出発しました。出社と変わらない時間です。
今回は普段はできない体験をしたのでそれも後程紹介します。
八景島シーパラダイスとは
「海・島・生きもの」という特性を活かしながら、水族館の他にもアトラクションやレストラン、ショッピングストアもたくさんあり、全てを堪能するのは1日では不可能なほど充実したアミューズメントパークになります。感動する海、癒される海、ふれあいの海、そしていよいよ自然の海へ!私たちの待っていた海のすべてがここにあるをホームページで謳っています。海のすべてをそろえた4つの水族館があるのが特徴的です。
アクアミュージアム
700種類、12万点の生きものたちが生活する、日本最大級の水族館。心ゆくまで海にとけこみ、生きものたちのふれあいを楽しんだり、人それぞれの楽しみ方を堪能できる空間です。
ウェルカムスペースではいつも何かをツンツンしているキイロハギやスミレナガハナダイなどが泳ぐサンゴ礁の海を再現した水槽でお出迎えしてくれました。
キイロハギをまじまじと真剣に見ていると、一心不乱にツンツンしている姿は愛くるしかったです。そしてなんと、キイロハギはシーパラのキャラクターフィッシュなんだそうです。今までスルーしててごめんね……。また、スミレナガハナダイはメスが成熟すると性転換して黄色からピンクボディのオスになる雌性先熟魚なんだそうです。よく観察すると色が変化中の個体にも出会えるかもしれません。私が見たときはメスの黄色い個体は見つけられませんでした。メスからオスへ変化する生きものがいるなんてはじめて知りました。こういう知識を持っている人が増えればLGBTに抵抗を持つ人も少なくなるんじゃないかと思いました。そんな単純な話じゃ無いことはわかってはいるんですが、そもそも体と心の性が違くて本人が苦しんでいるのに、他人があーだこーだ言える筋合いはないと私は思っています。
アクアミュージアムのアイドルといえばホッキョクグマのゆき丸。大きさも距離感も大迫力。開館直後だったからか元気に水にダイブしたり陸に上がったりしていて、一気に北極気分になりました。ゆったり気持ち良さそうに泳いでいた表情が忘れられません。
大水槽ではマイワシの群れからエイが悠々と泳いでいます。星がきらめいているような模様のホシエイや水玉のまだら模様が美しいマダラトビエイを見ることができます。下からはエイの裏の顔を堪能したら、水槽のトンネルになっているエスカレーターでエイと同じ目線で移動ができます。2階からはエイの模様にうっとりして永遠にエイを見ていました。
極地生物のレクチャータイム
アクアミュージアムでは平日は2回、土休日は3回のレクチャータイムが開催されます。今回はセイウチのセイタのレクチャータイムを見ることができました。セイタはオスのセイウチで奥さんがなんと2頭います。繁殖のため?と思いきや自然界ではオスのセイウチ一頭につき複数のメスのセイウチが仲むつまじく生活している姿がも見られるのだとか。レクチャータイムでは生体を学びながら様々な芸を見せてくれました。水族館で動物に芸を教えるのはお客さんを喜ばせるためだけではなく、自然界よりも楽に食事や生活をできるため、野生の能力を衰えさせないためなんだとか。セイタは知能も高く、トレーナーさんのサインで手を振ったり、投げキッスをしてくれたり、腹筋をしたり、アクリル越しに水をかけたりと様々なパフォーマンスを見せてくれました。まだまだ芸を習得中みたいなので今後も楽しみです。
海の動物たちのショー SMILE
アクアスタジアムではイルカをはじめ、ペンギンやセイウチが繰り広げるダイナミックなショーを見ることができます。前回行ったときとはプログラムが変わっていました。何回行っても新鮮な気持ちになれるのは嬉しいですよね。メスのセイウチや二頭のベルーガたちの癒しパフォーマンス、そしてバンドウイルカとカマイルカコンビのパフォーマンスがあります。バンドウイルカの安定感とカマイルカのスピード感のバランスが最高でした。最初に流れた森七菜ちゃんが歌う『スマイル』も良かったてです。パフォーマンス中は始終にこにこスマイルしっぱなしでした。子供じゃないなら、いつでもスマイルするべきですよね。
ドルフィンファンタジー
自然の光がふりそそぎ、幻想的なイルカの水族館ドルフィンファンタジー。ここに入ると天国ってこんな場所なのかなと思います。まるで海底を歩いているような空間でイルカが興味を持つと近付いてきてくれるのも魅力の一つです。イルカと目が合っちゃうかも?
ドルフィンファンタジーはドルフィンと付いていながらマンボウがいます。想像以上の平べったさで水の中をぷかぷか浮いて?泳いでいました。マイペースを貫くと思いきやエサの時間には猛スピードで泳ぎ出したりとバロメーターが0か100かしかないような生きものです。フグの中間なのでキラキラの目や尖った口などよく見ると共通点が多く、まじまじと見ると本当に不思議な形をしていますよね。
ふれあいラグーン
最初に記載した貴重な体験についてご紹介します。それがふれあいラグーンで行われます。なんと!私!イルカとベルーガと一緒に泳ぎます!9月上旬までの限定イベント「イルカ・シロイルカとおよごう」に参加しました。ウエットスーツは参加費に含まれていますが、水着は持参と書いてあり陰キャの私は水着なんて持ってるわけもなく悩みましたが、料金が別途かかりますが水着も貸し出してくれるとのことで一安心。一億年ぶりくらいに水着を着用しました。そしてウエットスーツは初体験。けっこう暑かったです。
メガネやアクセサリーなどは持ち込みが不可で目が悪い私はちょっと不安でしたが外ではめちゃくちゃ注目されるので見えなくて正解だったかもしれません。見えてたら恥ずかしさで死んでました。
イルカがいるプールに入るといちばん深いところで6・7メートルくらいは深いそう。ウエットスーツが浮くので大丈夫と言われましたが人間頭が重いのでバランスを保つのが難しかったです。でもウエットスーツがあれば泳ぐのが得意じゃない私でも水に入れるんだと嬉しくなりました。目が悪いので五感を使ってイルカを感じます。触った感じはゴムにも似ているような……でもほんのりあたたかい。なんて言葉にしていいかわからないくらい感動しました。だってイルカと同じプールに入っているんですからね。これで満足なので写真撮って終わりかなと思っていたらトレーナーさんが「ではイルカと泳いでいきましょう」と言われたので泳ぐの内容がちょっとイメージと違っていたのだと気がつきました。一人一回イルカに捕まって、プールの端から端まで泳ぐことができます。スピード感満載ですが不思議と怖くなくて楽しいという感覚の方が強かったです。イルカと泳いだら一緒に写真を撮って終了です。
次はベルーガと一緒に泳ぎます。最初はベルーガの背中に乗って端から端まで泳いでくれました。脂肪が多いベルーガは安定感抜群。落っこちたらどうしようと心配していましたが心配ないほどずっと背中に乗っていられました。前からベルーガと一緒に泳いでみたいと思っていたので夢が叶った瞬間です。この感覚と感動は一生忘れないでしょう。一緒に泳ぎ終わったら今度はふれあいタイム。エサをあげたり、ほっぺにキスもしてくれました。唇が意外にかたかったです。こんなのもっと好きになっちゃうじゃん!て感じでした。あと足首にバブルリングを当ててくれて最高にハッピーな気分になって終了。貴重な体験となりました。
身近な海の生きもの研究所
今年の7月に新しくできた身近な海の生きもの研究所。気になって中へ入ってみるとなにやら長蛇の列が……。よくわからなかったですが私も並んでみるとそこにはレッサーパンダの双子の赤ちゃんが見ることができました。海の生きものといっているのにレッサーパンダ。しかも身近でもない。良いですねそういうの大好きです。2020年から繁殖に取り組んでいたオスのネイとメスのコキンの待望の赤ちゃんたちでしたが、コキンは接し方がわからず育児放棄をしてしまったため、人工哺育を決断したそうです。
近くで見てみるとふっわふわのレッサーパンダが仲良く2匹でくっつき合っていました。ぬいぐるみみたいでかわいいでかわいかったです。ずっと見ていていたかったですが後ろを確認するとどんどん長くなっている列が……周りの視線が怖いのでお別れしました。
水族館メシ
八景島シーパラダイスには美味しそうなレストランがいろいろあります。体は一つしかないのでどこに入るか悩ましい。パスタが食べたかったのでマンジャーレというイタリアンレストランに入ってキーマカリーパスタをいただきました。パスタもカレーも食べたいときにピッタリなメニュー。ちょっと他では食べられない一品でした。
今回行った水族館は
施設名:八景島シーパラダイス
住所:〒236-0006
神奈川県横浜市金沢区八景島
開館時間:10:00~17:00【平日】
入館料:3000円(一般)
参考資料
『水族館めぐり』 G.B.出版社
『#水族館に行こう 』 JTBパブリッシング出版社
八景島シーパラダイス公式サイト