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コミュニティコインを知る!

こんにちは!シェアビレッジです。
この記事では、コミュニティ内で使用できるコミュニティコインについて説明していきます。

1.コミュニティコインとは?

コミュニティメンバーがコミュニティに参加する際に選んだ参加プランに応じて、配布されるコインのこと。コミュニティごとに独自のコインを発行することができ、これはコミュニティ内でのみ利用することができます。

シェアビレッジのコミュニティコイン機能にはこんな目的があります。

・等価交換という概念をぶらす!
・コモンズ(共有資源)の管理をなめらかにする!
・コミュニティ内、コミュニティ間のつながりを豊かにする!

お金とは異なるコミュニティコインというツールを用いることで、コミュニティ内の価値のあり方を多様化させることができ、既存の価値軸にとらわれない自分らしいコミュニティをつくることができます。

例えば、古民家をコモンズ(共有資源)とするコミュニティで発行するコミュニティコインの例を紹介します。

例えばこんなコミュニティ
茅葺き古民家をコモンズ(共有資源)とするコミュニティ
コインの単位は「NENGU」

古民家をシェアする村

1,000円のプランに参加したメンバーに、100NENGUが毎月発行されます
500NENGUで古民家に一泊泊まれます
すぐ使わないコインがある人は、古民家の茅葺き屋根を葺き替える作業に貢献してくれた村民に、感謝を込めて100NENGUプレゼント
姉妹村としてつながった村に、遊びにきてもらうきっかけとして、300NENGUをプレゼント

この事例だけではいまいちイメージが湧きづらいと思いますので、
コインについての理解を一緒に深めていきましょう。

早速、コインの特徴からみていきましょう!

2.コインの特徴

まずは、コミュニティコインの特徴について。シェアビレッジのコミュニティコインにはこのような特徴があります。

正コインの特徴

・半年後に消える

くさる_背景

シェアビレッジのコインは6ヶ月で消えてしまいます

貯めてもなくなってしまうので、もうすぐ消えてしまうコインは他のメンバーに使ってもらおう、というマインドになります。

(クーポンの期限が切れちゃうけど、自分は使えない!という時、そのクーポンを使える人にあげた経験、ありませんか?)

消えることのないお金は、貯めて自分で使うのが普通ですが、
消えてしまうコインは、みんなで贈り合う文化が育まれます。

・感謝を伝えられる

感謝を伝える_背景

コインは感謝を伝えるツールとしても使うことができます。

例えば、コミュニティ内で作業を手伝ってくれたメンバーに「手伝ってくれてありがとう!」とコインを贈ることができます。

受け取る人も、もし贈られたのが普通のお金だったら、ちょっとびっくりしてしまうかもしれませんが、
贈られたのがコインなら、素直に「ありがとう」の気持ちとして受け取ることができるのではないでしょうか。

・換金できない

換金できない_背景

月額のプランに応じてコインが発行されますが、これを現金に戻すことはできません。一度発行されたコインはコミュニティ内でしか使えないものになっています。

3.コインの使い方(オーナー編)

次に、コインの使い方をご紹介していきます。このパートでは、コミュニティオーナー編とコミュニティメンバー編に分けて、紹介していきます。

はじめは、コミュニティオーナーができること。

コインでできること_コミュニティオーナー

・管理と発行ができる

いくらで発行できるか決められる

コミュニティオーナーは、コインの管理と発行ができます。
コミュニティメンバーがコミュニティに参加する際に選ぶプランの月額会費を決められるほか、月額会費に応じたコインの発行数を決められます。

さらに、コミュニティオーナーは、月額会費に応じたコインとは別の任意のタイミングで任意のメンバーに、追加課金不要でコインを配布※することができます。

※執筆時点では、一度に配布できるコインの数は10/人です
※コインの管理と発行は、コミュニティオーナーだけでなく、コミュニティの管理権限を持っているコミュニティメンバーもできます

・デザインも自由

名前とデザインを変えられる

コインの発行量を決められるだけなく、コインの単位やコインのデザイン自由に設定することができます。さらに、独自のデザインの画像をアップロードすることもできます。

コミュニティごとのカラーが出せるポイントになるので、コミュニティらしさが伝わるコインにデザインしてみましょう。

・使い方を自由に設定

村によって使い方を決められる

例えば、冒頭に例示した「500NENGUでコモンズの茅葺古民家に一泊可能」のように、コミュニティごとに異なる使い方を決めることができます。

Share Villageのコミュニティは、メンバー同士で育んでいくものです。オーナーが使い方を決め、メンバーが使うだけの関係性にはとどまりません

下で紹介する5.活用例のように、使い方をたくさん提示しなくてもよく、皆で育み使い方を決めていく余白を持つことができます


※これらの使い方はオーナー1人で決める必要はなく、コミュニティの立ち上げを支援するキュレーターと一緒に考えていきます。
キュレーターについて詳しく知りたい方は、下の村ラジオ(むらじお)を聞いてみてください👂

4.コインの使い方(メンバー編)

ここからは、コミュニティメンバーがコインを使ってどんなことができるのか紹介していきます。

正コインでできること_メンバー

・メンバーに贈る

個人に贈る

感謝の気持ちを伝えたい時や、新たに参加したメンバーを祝福したりする時に、コインを贈り合うことができます。
また、コインは複数メンバーに同時に贈ることもできます。

・コミュニティで使う

コミュニティで使う

コミュニティで決まっている使い方をもとに、コインを使うこともできます。
冒頭の例のように、「500NENGUでコモンズの茅葺古民家に一泊宿泊」をすることができます。

・姉妹村提携したコミュニティに贈る

姉妹村に贈る

コミュニティ同士で姉妹村提携すると、姉妹コミュニティや、そのメンバーにコインを贈り合うことができます。
姉妹コミュニティから贈られたコインは、その姉妹コミュニティに行った時に使うことができます。

冒頭に例示した「姉妹村としてつながった村に、遊びにきてもらうきっかけとして、300NENGUをプレゼント」ができるようになりますね。

5.コインの活用例

最後にコインの活用例をコモンズ別にみていきましょう!

現在あるコミュニティでは、こんなコインの活用がされています。

・住まいをコモンズとする「青豆ハウス

画像15

・キッチンをコモンズとする「クーベル村

kubel村

コミュニティコインの使い方はコミュニティによって様々です!
ぜひ、自分のコミュニティに最適な使い方を探して、コミュニティ運営を豊かにしてみましょう!


皆で持ち寄って育む、“村”のようなコミュニティをつくってみませんか? コミュニティをつくりたい方、コミュニティに参加したい方はホームページをご覧ください!


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